2012年9月25日火曜日

ADMインターンシップを振り返って(インターン岡本)


ADMにてインターンシップをさせていただいた立命館大学大学院の岡本麻以です。
日本に帰国し3日が経ちましたが、アメリカでの3週間のインターンシップについて
感じ、学んだことを書かせていただきます。
 
ADMインターンの目的
1.アメリカで日本人がどのようにビジネスをしているのかということを知るため。
さらには、アメリカにある日本の会社がどのように日本の社会に貢献しているのかを知ること。
2.修士論文のテーマであるカレッジスポーツの新たな知見を得ること。

1.アメリカで日本人がどのようにビジネスをしているのかということを知るため。
 今回2種類の研修に同行させていただき、それぞれ内容も異なれば人も異なるため、現場での柔軟な動きが鍵となることを実感しました。また、ADMの仕事はツアーコンダクターの様に何から何まで伝えるわけではなく、皆さんが学びを得るためのお手伝いをすることであることも2つのツアーを通して学びました。私と同じようにアメリカにて学びを得て日本に帰っていただき、この経験を活かしていただくことで、それが結果的には日本の社会に貢献しているのではないかと思います。さらに私が同行した研修が決行されるに至るまで、綿密な打ち合わせが行われ、研修先の都合と研修に行く学校の意向をADMが間に入る事で合致させ、今回の様な研修が行われているのだということを実感しました。

 アメリカでのビジネスなので、どうしても「アメリカ人だから」ということを考えがちなのですが、基本的には日本でのビジネスと同じなのではないかと私は思います。例えば難しいことをいかに1枚の紙に収め、わかりやすく伝えるかということはアメリカでも日本でも同じだと思います。
 今回アメリカにあるAthletes Dream Managemet, Inc.という会社にてインターンシップをさせて頂き、研修に同行させていただいただけでなく、社員の水野さんと行動を共にし、夜遅くまで議論をさせて頂いたので、一部ではありますが、ADMの仕事とは何かということを学ぶことが出来ました。多くの時間を用いて多くの話を聞き、話すことができたので「アメリカにある日本の会社」ではなく、さらに踏み込んだ「ADM」の仕事を学ぶことが出来たのではないかと思います。
 





2.修士論文のテーマであるカレッジスポーツの新たな知見を得ること。
 休みの日にADMの皆さんとUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のカレッジフットボールの試合を見に行き、テイルゲートパーティーを体験し、ほぼ満席になっているスタジアムを目の当たりにし、規模の大きさを実感しました。今回初めてカレッジフットボールと、2つ目の研修での高校のフットボールの試合を見て、人気の高さを改めて実感しました。今まで試合会場はもちろん大学のbookstoreに併設してカレッジスポーツグッズが販売されていることは知っていたのですが、私が見たスコッツデール市の高校の試合においてもカレッジスポーツ同様に、マスコットキャラクターがいて、ニックネームがあり、グッズが小さなスペースでしたが販売されており、衝撃を受けました。


 また、アメリカでは土曜日にカレッジフットボールの試合が行われるのですが、土曜日の朝は必ずスポーツ専用チャンネルのESPNで「GAME DAY」と題したカレッジフットボールの特集が行われていました。さらに、各カンファレンスに所属する大学にはHALE OF FAMEという殿堂入りをした過去の選手を称える建物があることも初めて知りました。私はUSC(南カリフォルニア大学)とUCLAのHALE OF FAMEを見に行ったのですが、どちらもそれぞれの部ごとに選手の名前や顔写真、昔のユニフォームなどが展示してあり、大学におけるスポーツチームの地位の高さを実感しました。それに合わせてHALE OF FAMEの建物内には様々な部のコーチの部屋があり、選手はコーチの部屋に来るときいつもこのHALE OF FAMEを見るんだなと思うと、彼らのモチベーションも上がるのではないかと思います。
 
 
 
 
 
 アメリカに来て初めて知る事ばかりでしたが、一番感じたことはスポーツが身近にある事です。大学内にはプールやテニスコート、フットボールコートなどが学生が行き来する場所に設置してあるため、生活の中で目にする機会が多く、それらの施設には必ず観客席が設けられていました。日本において施設そのものを変えることは難しいかもしれませんが、私はカレッジスポーツの魅力を引き出し、学生のカレッジスポーツへの意識を変えることはできると思っており、今後も研究の題材にしていきたいと思います。
 
 
 
 3週間という短い期間ではありましたが、ADMにて多くの経験をさせて頂き、多くの学びを得る事ができました。まずは人を納得させることのできる論文を書くことが目標ですが、ビジネス感覚を身に着けてまたここに戻ってこれたらと思います。本当にありがとうございました。


Athletes Dream Management, Inc.インターン 岡本麻以(立命館大学大学院)

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