2012年11月26日月曜日

Beverly HillsにあるNike Townに行きました。LA水野


LAの水野です。
ADMのオフィスはBeverly Hillsにあるのですが、高級ショッピング街として有名なRodeo Driveも車で5分ほどの距離にあります。


そのRodeo Driveの一角にあるのが、Nike TownというNikeのショップです。
前々から通勤時に前を通っていて気にはなっていたのですが、中に入ったことがなく…休みの日に通りかかったときに、時間があったので初めて中に入ることができました。



店内は、右手がレディース、左手がメンズという風にわかりやすく区別されています。

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さらに、1階はランニング関連のウェアやシューズ、グッズのみ、2階は球技関係という分け方もされており、初めて入った店内でもどこに何があるかわかりやすくなっています。



スポーツ用品店ではありますが、店内はカベや商品の並べ方など、非常に洗練されたオシャレな感じを受けました。
おなじNikeのショップが車で20分ほどのSanta Monicaにもあるのですが、そことはまた一味違う「Beverly Hills」っぽい作りのように感じます。



そしてこちらは、現在シーズン真っ只中の、アメリカンフットボールコーナーです。
NFLは今シーズンからNIKEがスポンサーについており、全面的にプロモーションされている様子をよく見かけます。


LAにはNFLのチームはないため、ディスプレイはサンディエゴチャージャーズのユニフォームを着ていますね。現在、LAにもNFLのチームを誘致しよう!という動きがあるようですが、いつになるのでしょうか。
以上、ざっとNike Townの様子についてレポートさせていただきました。

近くにはWilshire Hotelという高級ホテル、そしてルイ・ヴィトンやブルガリなどの高級ブランドが立ち並ぶ中に出店しているあたり、Nikeのブランド力とプライドを感じます。

日本にもあるNikeというブランド、そしてNikeのショップですが、扱っている商品や商品の並びが日本とは異なっているのではないでしょうか。単独ブランドのショップはもちろん、Dick's Sporting Goodsなどの大型スポーツ用品店を視察するのも、アメリカのスポーツビジネス現場の最前線を覗く良い機会だと思います。


今後も、スポーツ観戦やトレーニング施設などだけでなく、こうして生活の中にスポーツが入り込んでいる様子もレポートしていきたいなと思います。

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Athletes Dream Management, Inc. LA水野



2012年11月19日月曜日

Olympic Training Center ( Chula Vista) への訪問 LA水野

LAの水野です。
11月16日(金)~18日(日)の3日間、週末を利用して、Chula Vistaという街に行ってきました。
LAから南へ車で約2時間でサンディエゴに到着、その後さらに南へ30分ほど走ったメキシコとの国境にあるこの街には「The U.S. Olympic Training Center 」という施設があります。
今回は、こちらの施設をご紹介したいと思います。



このThe U.S. Olympic Training Center(以下USOC)は、現役のアメリカ代表オリンピック選手、そして将来のオリンピック選手となる若い世代の選手向けに作られたトレーニング施設です。
150エーカー(東京ドーム約13個分だそうです)の広い敷地内には、BMX、アーチェリー、カヌー、カヤック、自転車競技、フィールドホッケー、ボート、サッカー、ソフトボール、テニス、陸上競技、トライアスロン各種目の練習施設が整っており、更には選手向けの宿泊施設もあります。
年中温暖な気候であることがこの地に施設を作った最大の理由であり、実際に11月のこの時期でも、選手たちは半袖で汗をかきながらトレーニングに励んでいるようでした。

まずは、施設入口にある、USチームグッズショップや施設内ツアーの受付が備えられているビジターセンターです。グッズショップを見ているだけでも、なかなか楽しめるほどの品揃えでした。
 

また、BMXという自転車競技のHall Of Fameもこの建物内にありました。
そして、建物の外はちょっとした広場になっていて、各国の国旗が掲揚されている他、休みの日には一般のウェディングパーティーも行われるような広場になっていました。


 施設内を進んでいくと、ほぼ真ん中にフィールドホッケーのコートがあるのですが、そこを囲むようにソフトボール、BMX、ラグビー&サッカー、陸上競技場、アーチェリー、トライアスロンの各練習場、そして選手用の宿泊施設があります。


施設内を案内してくれるガイドさんが、月~土は常駐しており、無料での施設内ツアーに参加することができます。今回ガイドさんが他のツアーに出てしまっている時間帯だったのですが、幸運にもグッズショップで店員さんと立ち話をしていた、陸上選手であるJarome Averyさんと言う方に施設内を案内していただくことができました。

このJerome選手のおかげで、通常のツアーでは入ることのできない、トレーニングルームにも入れていただくことができました。ラッキーだったなと思います。






そしてもうひとつ、一般のツアーでは入ることのできない場所へ。
これは、AT&Tがスポンサーについて、USナショナルチームをサポートしている、選手用のサロンだそうです。部屋の中には、ビリヤードや卓球台、あるいはXboxなどのテレビゲームと大きなテレビ、そして中央には豪華なソファーなど、、選手がリラックスして過ごすことのできるスペースとなっていました。もちろんAT&TのWifiがとんでおり、私が訪れた時も選手のひとりがPCを使ってリラックスしていました。


ちなみに、とても広い施設内のため、移動はこちらのカートを利用しました。

このようなOlympic Trainig Centerというのは、この他にもColorado Springsにもあるようですが、LAから割と近いChula Vistaの地に施設があるというのは、今回初めて知ったことであり、現地に足を運ぶことで学ぶことが多いなぁと改めて感じました。

今後もこういった発見をひとつでも多くして、日本のみなさまへお届けできるように、アメリカスポーツ界の現場へどんどん顔を出していきたいと思っています。

今回の3日間も、その場その場でのタイムリーは報告はこちらのTwitterにてしておりました。
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Athletes Dream Management, Inc. LAオフィス 水野芳樹





2012年11月16日金曜日

脅威の新人 マイク・トラウト選手


LAスタッフ小澤です。

アメリカ現地1115日、メジャーリーグベースボールは2012年シーズンの最優秀選手(MVP)を発表しました。堂々MVPを受賞したのは今季3冠王にも輝き、ワールドシリーズにも進出したデトロイト・タイガースのミゲル・カブレラ選手。
そして次点として選ばれたのは、ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト選手でした。

今回は地元エンゼルスで今季私も何度も生でそのプレーを目にしたトラウト選手に注目してみたいと思います。



日本からもダルビッシュ選手の受賞に期待のかかったアメリカン・リーグ新人王。トラウト選手はなんと満票で受賞。
そう、トラウト選手はまだ高卒3年目の21歳という若い選手なのです。

今季の最終成績。
打率.326(アメリカン・リーグ2位)、30本塁打、129打点、49盗塁(同リーグ1位)。同一シーズンでの45盗塁、125得点、30本塁打以上、という記録はアメリカン・リーグでは史上初となるそうです。

またトラウト選手は、
2009年ドラフト1位でエンゼルス入団。
1911カ月でメジャーリーグデビュー。10代でのデビューは通算23人目。
2011年オフにマイナーリーグ年間最優秀選手賞を受賞。
2012年はマイナーリーグAAAで開幕を迎えるも428日にメジャーリーグ昇格。
5月は打率.3245本塁打、16打点、8盗塁。
6月は打率.3723本塁打、16打点、14盗塁。
  →56月と2ヶ月連続で月間新人MVP受賞。
7月は打率.39210本塁打、23打点、9盗塁。
  →7月月間MVPと月間新人MVPの同時受賞(アメリカン・リーグ史上初)。
7月のオールスターゲームへアメリカン・リーグ最年少で出場。初打席初ヒット。
・「30-30(シーズン30本塁打&30盗塁)を達成(史上最年少、新人として史上初)。
10月にシーズン得点数の球団記録を更新。
49盗塁で今季盗塁王獲得。

上記からもわかるように高校卒業後のわずか3年でとんでも無い記録を数々残しています。

今季開幕はマイナーリーグで迎えたトラウト選手。開幕後のレギュラー陣不振から巡ってきたチャンスを確実に活かし、なかなか勢いに乗りきれずにいたチームそのものの雰囲気をも一新する活躍を果たしました。また開幕から約1ヶ月後からのメジャー参加というブランクがありながらも盗塁王をはじめとした数々の記録を樹立。
MLBの新人はマイナーでの数年の下積みや実績重ねが重要、特に高卒新人は育つのに時間を要するとこれまで言われていたようですが、トラウト選手は周囲の予想や期待をも遥かに上回る実績を残しています。
私もシーズン当初はラインアップ上に出てきていなかったため正直存じ上げす、途中からレギュラーとして定着・活躍しているトラウト選手へ注目、目が離せなくなったうちの一人です。

トラウト選手の持って生まれた能力や努力によって培った技術力、そして運やタイミングをも引き寄せる力、などに感心することもさることながら、同時に高卒数年の新人に対して前例関係なく思い切ったチャンスを与え、期待して要望し、結果を残す選手を認めるチームの行動や決断からも厳しいプロの世界を垣間見ると共にチャンスを活かしてなにより実績を残すことの重要性など色々と感じることが多いです。

また、トラウト選手の記録としてもう一つ注目されている数字があります。
先発投手に対するOPSOn-base plus slugging)。on-baseは出塁、sluggingは強打(長打)の意味で、出塁率と長打率とを足し合わせた値で野球において打者を評価する指標の1つです。
トラウト選手のOPSは、
一打席目 .784
二打席目1.060
三打席目1.261
これは非常に高い数字だそうですし、何よりもその上昇率が注目されています。
試合中、打席を追うごとに打てるようになっていく、すなわち11球で相手投手を分析し、攻略していっているという事です。
1年目というのは投手にとっても打者にとっても初対決が多く互いの情報があまり無い。そのためデータを重要視し、スタッツ分析が優れているメジャーリーグにおいては本当の勝負は2年目以降と言われているようですが、試合中に適応していくトラウト選手からは次年度以降も目が離せません。

オフシーズンへと入っても大型トレードなどで話題の絶えないメジャーリーグベースボール。選手の実績や背景を知ることでまた違った角度から野球を楽しめるようになってきました。

アメリカスポーツの現場から様々な情報を随時発信しています。

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Athletes Dream Management, Inc. LAスタッフ 小澤美希子

2012年11月14日水曜日

NBAシーズン真っ最中!(LAスタッフ川上)


皆様、こんにちは。
ADM・LAスタッフ川上です。

10月末からシーズンが開始されたNBA。個人的にはシカゴ・ブルズファンですが、ロサンゼルスに引越し約半年という事で、ロサンゼルスのチーム(レイカーズとクリッパーズ)の試合をテレビで観戦する機会が増え、最近ではレイカーズを応援するようになってきました。

さて、ロサンゼルス・レイカーズといえば、2010年シーズン迄で、NBA最多の3027勝、最高勝率(.619)を誇り、NBA最多の31回もNBAファイナルに出場し、優勝回数は歴代2位の16回。アメリカのプロチームの中で最も長い連勝記録33を持っている、NBAの中でも常にトップランクに位置するチームです。
そして今シーズン、スティーブ・ナッシュ選手(2005年、2006年MVPのベテランポイントガード)をフェニックス・サンズから獲得し、さらに現役最強のセンタープレーヤー、ドワイト・ハワード選手をオーランド・マジックから獲得しました。「ドリームチーム」という呼び声高いレイカーズですが、プレシーズンを0勝8敗。レイカーズ史上初のプレシーズン全敗を記録しました。
シーズンが始まってもなかなか勝利にありつけず、現在、ウェスタンカンファレンス・パシフィックディビジョン4位(5チーム中)に位置しています。

有能な選手を多く率いていても、マイク・ブラウン氏が取り入れたプリンストン戦略に選手が上手く機能せず負けが続いたという見解から、今週初めにマイク・ブラウン氏は監督解雇となりました。
そこで次監督に噂されたのがフィル・ジャクソン氏。しかし、レイカーズはディフェンスに重点をおいてチームを修正していきたいという事から、マイク・ダントーニ氏(元NY・ニックス、フェニックス・サンズ監督)が次監督に就任する事が決まりました。
私の個人的な見解ですが、今季これまでのレイカーズはスター選手が揃いすぎて、チーム内でそれぞれの強みがぶつかり合っているようにも見えました。
新監督の就任と共に、今後ディフェンスが修正・強化されていくレイカーズが今は楽しみで仕方ありません。3年振りの優勝を狙っているレイカーズにとって、今は踏ん張りところであり、今後に期待していきたいところです。

と、ここまでレイカーズについて熱く語ってまいりましたが、やはり心の中ではシカゴ・ブルズファンです。しかし、ポイントガードのデリック・ローズ選手が先シーズンのプレーオフで膝の靭帯を損傷して以来、未だシカゴ・ブルズの試合はきちんと見る事ができていません。
昨日のニュースで、「デリック・ローズ選手、ランニングを開始!」と書いてある記事を発見し、リハビリが進んでいるんだ!と、嬉しい一面、まだまだ復帰は遠い・・という事を感じました。

しかしデリック・ローズ選手が前進しているという事で、私も前進しようと思い、今週末ステープルズ・センターで行われるシカゴブルズ@ロサンゼルス・クリッパーズ戦観戦チケットを購入しました。
先日、ESPNで放送されていたコマーシャルで非常に印象的な物がありましたのでこちらに載せます。



日本に居た時はNBAシーズンパスを購入し、パソコンにかじりつき観戦していた日々でしたが、今は週末を利用し生で観戦出来る、これ以上の幸せはありません。

今後もアメリカのスポーツ現場からどんどん情報を発信していきますので、弊社Twitter並びにホームページを是非ご覧ください!

Athletes Dream Management, Inc. LAスタッフ 川上佳奈


2012年11月12日月曜日

LA水野 2012年10月の振り返り

LAスタッフの水野です。

11月も中旬に入りました。日中こそ陽射しが強く暖かいLAですが、朝晩はずいぶんと涼しくなりました。街中に生えている木からは葉っぱが落ち、秋~冬に入っていく雰囲気を感じます。

7月8月9月と、夏のアツい時期には日本の学生さま研修プログラムが続き、いろいろなところへ行き、たくさんの出会いがありました。
その後、10月。研修プログラムは入っていない代わりに、新たな出会いやビジネスチャンスを求めて、、夏とは違う目的で様々な場所を訪れました。

10月中は、日々どこで何をしていたのか?
考えてみると、ぱっと思い出すのが簡単ではないほど動き周った気がしますので、今日のブログを利用して、訪問先やできごとを整理していみたいと思います。

10月5日(金)
日本から単身渡米し、アメリカンフットボールのトライアウトに挑戦している栗原選手とお会いしたのは、この日でした。
栗原選手からいろいろなお話を伺い、常に前を向いて挑戦するその姿にたくさん刺激を受けています。フットボールだけでも大変なはずなのに、慣れないアメリカの生活にもすごいスピードで適応しているように見えます。
WESYMというシステムを利用して挑戦中の栗原選手を、ADMとしても個人としても応援していきたいと思っています。
http://wesym.com/project/profile?project_id=87

10月11日(木)
クライアント選手の車購入サポートで、カーディーラーへ。ここへは1週間で3度通うことになりましたが、10月にはMLBのシーズンがオフに入り、ご家族で出かけることも多くなります。
そのときに選手ご本人はもちろん、ご家族が安心してお出かけになれるよう、サポートさせていただくのも弊社の大きな業務のひとつです。


10月14日(日)
フィールドホッケーというADMにとって新たな分野に向かって動き出したのは、この日です。
知り合いもがひとりもいない中、ネットで調べた情報だけを頼りに車でLAから北へ1時間、Moorparkというフィールドホッケー界のメッカとなっている街へ行きました。
突撃した形になりましたが、出会った方たちがみな優しく、結果的にアメリカ代表チームへとつながるネットワークや情報への入り口を手に入れることができました。
こちらは今後も追って開拓を続けていこうと思っています。


10月17日(水)
同じホッケーでも、こちらはアイスホッケー。
LAから車で南へ1時間、オレンジカウンティにあるアイスホッケーショップへは月に平均2度くらい足を運びます。この店で買い付けた商品を日本へ送っているわけですが、店員さんにもずいぶん顔を覚えていただきました。よりつながりを深めていくことが必要だと思って、いつも通っています。

10月18日(木)
社内研修で、Big Bear Lakeというところへ行きました。
こちらはLAから車で西へ約2時間半。標高3000メートルの位置にあるこのBig Bear Lakeは、冬にはスキー・スノーボード、そして夏はジェットスキーやボートなどの湖上でのスポーツや釣りを楽しむことができるリゾート地です。LA付近でスキーが楽しめるというのは…正直知りませんでしたが、とても素晴らしい場所で、内容のある時間を過ごすことができました。



10月21日(日)
日本から短期留学中の学生さん達とMTGをするために訪れたSan Franciscoにて、幸運にもMLBのポストシーズンであるナショナルリーグチャンピオンシップを観戦することができました。
詳しくは10月29日のブログにまとめていますが、白熱する試合はもちろん、観戦する観客の様子に大興奮したことは忘れられません。


10月22日(月)
San Francisco~LA間にあるマイナーリーグ球団4球団を訪問しました。
突然の訪問にも関わらず、4球団中3球団(Fresno GrizzliesBakersfield BlazeVisalia Rawhide)とは職員の方とお話をすることができました。
各球団、マイナーリーグということでメジャーリーグほどの大きな規模ではもちろんないですが、各球団が地域に根差した球団運営やチーム作りをしており、日本の球団のみなさまや日本の学生のみなさまがここから学ぶことは多いなと、肌で感じて帰ってきました。


10月28日(日)~10月31日(水)
LAから車で6時間、アリゾナ州へ3泊4日の出張に行きました。
いつもお世話になっている自治体であるスコッツデール市やグッドイヤー市、

そしてカレッジフットボールのボウルゲームを主催するFiesta Bowl、

その他MLB球団のキャンプ地やスポーツマネジメント会社にて、打ち合わせを行ってきました。


以上、ざっと振り返りましたが、
10月もいろいろな場所でいろいろな方に出会い、様々な新しいお話をうかがうことができたと改めて感じています。
『自ら機会を創り出し、機会によって自らを変える』…10月からのテーマとして掲げてやっているのですが、それができているのか?自問自答しながらの日々です。
秋、そして冬に向けて『準備』のシーズンが続きますが、春にひとつでも多くの花が咲くように、日々種まきやまいた種への水あげ、そして新たな芽を見つけるための動きを続けていきたいと思います。

日々の弊社の活動内容は、Twitter や Facebook、そしてADMホームページにてご紹介していますので、ぜひご覧ください。

Athletes Dream Management, Inc. LAオフィス 水野芳樹

2012年11月11日日曜日

今シーズンホーム最終戦  秋学期、ここからが勝負!

Wayne State Collegeの 波多野陽介です。 今シーズン最後のホームゲームを終え今学期も終盤に差し掛かってきたところで、今回はアメリカの大学の単位の取得、履修するクラスのス ケジュールの決め方等、留学生にとって少し重要な情報を紹介したいと思います。今年も秋休みが一瞬で過ぎ、あと2週間半で感謝祭休、そして秋学期期末テス トという流れで残りの学期は進んでいくのですが…

今 月3日に僕の手伝う大学バレーボール部の今シーズン最終ホームゲームがありました。土曜日という事もあり、多くの生徒が帰省しているため観客は少なかった のですが、選手も今後に繋がる試合をしてくれたと思います。相手のチームは(3日の時点で)全米2部ランク1位というチームでした。今シーズンにも一度対 戦はしていたのですが、その際は0−3という結果で負けた試合でした。しかし、最終戦という事もあってか、選手も観客の声援に応え、1—3という結果で今 シーズン最後のホームゲームを終えました。最後まで諦めない姿勢を見せてくれた選手達にはベンチから観戦する一サポーター、プラクティスプレーヤーにとっ て期待を持たせてくれる試合となったと思います。まだシーズンは続いていますし、16日からは地区予選等も始まる為僕も練習に参加する日々が今月末まで続 きますが、今シーズンを振り返ってみて実際に試合当日に経験出来る事も多かったですし、コーチ達と関わりを持つ中でバレーボールというスポーツの違った一 面を見る事が出来た大切な経験となりました。

話 は変わりますが、この時期に大切なのが来学期に履修するクラスのスケジュール決めです。僕も先週、アドバイザーと話し合い来学期のクラスの確認をしまし た。この『スケジュールを組む』という単純作業ですが、留学生は特に注意しなければならない事があります。学生ビザを持つ人は最低でも12単位の履修が義 務付けられています。 その他にも様々な点で注意しなければならない事もあるのですが、今回はどのように履修科目を決めるという点について詳しく説明した いと思います。アメリカの大学の場合、学士学位を取得するのに約120単位が必要となります。しかし、いくら120単 位以上取得していても必修科目を全て履修していなければ卒業は出来ません。アメリカでは、大学1年目には一般教養や必修科目の中でも基礎レベルのクラスを 履修する事になっています。多くの生徒は、3年生になると必修科目を多く履修するようになるのですが、いくつかのクラスは春学期、もしくは秋学期のみにだ けクラス取得可能という場合があります。この場合、予め翌年の事を見据えて計画を立てなければなりません。僕のように何回かの転校をすると、前の大学で履 修した単位が上手く移行出来ない場合があります。単位を無駄にしない為にも、アドバイザーに頼るのではなく、自分自身で履修するクラスのスケジュールを予 め計画立てておく事が大切です。僕の来学期のスケジュールは、5クラス(15単位)で必修科目3クラスと選択科目2クラスという留学生にとっては至って普通(4年間で120単位取得なので、1年当たり30単位{春15単位+秋15単位}が平均的な履修単位です)のスケジュールとなりました。

僕は来学期もバレーボール部を手伝う事になっているのですが、その事について監督と少し話をすることにしました。その理由は僕の卒業式です。僕のスポーツマネージメント学科は卒業前に12単位分(600時間)のインターンシップが必修単位に含まれています。僕としては、5月の卒業式に出た後、夏休みにもボランティアで経験してから来年の秋学期にインターンシップをする予定だったのですが、来年の秋学期にインターンシップをすると卒業を12月まで待たなければならないという事を大学から指摘されました。しかし、5月に卒業する事は可能で、その条件として夏休中にインターンシップをする事、そして5月の時点で予めインターンシップの職場からインターンシップをするという許可を得ていなければ成らないという条件でした。

こ のインターンシップ先というのは大学のコネクションや、個人でのコネクションで職場を選ぶ事が可能なので、プロのチームでインターンをする生徒、他の大学 のスポーツ関係でする生徒… それぞれが自分の進みたい分野で経験を積めるというのは、これから実際のビジネスに関わっていく際に大切な事だと思います。  僕の場合は、実際このインターンシップをする時期を決めるのに迷っている最中なので明確な事は言えないのですが、そこには自分の中で葛藤があるからで す。 

今年の3月から大学のバレーボール部を手伝わせて貰っている事が関係してくるのですが… 僕の大学のGA (Graduate Assistantと呼ばれる大学院生アシスタントコーチ12月で卒業する予定になっています。このGAと いうのは、大学院生でありながらチームのアシスタントコーチも行うという2年間のプログラムで、アメリカの大学ではスポーツだけでなく、大学院生でありな がら教授のアシスタントとして働く(授業を担当する事もあります)という事が出来るのです。大学によって条件は異なってきますが、授業料の免除+給与支給 という待遇で修士学位を取得することができるのも少し特殊です。もし僕が今の大学のGAになるという場合、シーズンのスタートである8月にはインターンシップを終えていなければなりません。という事は5月には卒業する事になるという結果になるからです。

アメリカでは、大学生でありながら自分が進みたい分野に入る為の経験を積む事が出来るという事がよくあります。必修科目として含まれている単位数(時間数)は大学によって異なるとは思いますが、600時間と聞くと驚く方も多いと思います。実際に後に就職を控えている僕にとってはすごく大切な経験になるだろうと思います。 まだバレーボールもシーズン中ですが、監督からGAの許可が下りる事を祈りつつ、残りの学期努力しようと思います。少し長い文章になってしまいましたが、出来るだけ多くの事を紹介出来ればと思いますので今後も宜しくお願いします。


2012年11月9日金曜日

ハリケーンSandyによるスポーツイベントへの影響


LAスタッフ小澤です。

10月末にアメリカ東部を襲った大型ハリケーン「サンディ」。
その被害は日を追うごとに大きくなり、自然がもたらす力の偉大さと脅威の前では私たちはとても無力な存在だと感じずにはいられませんでした。

そのサンディ。
スポーツ界へも様々な余波を与えました。

NBA
11/1にブルックリンのバークレイズ・センターで予定されていたネッツ対ニックス戦を延期。今シーズンにニュージャージーからブルックリンへと本拠地を移したネッツにとってはこの試合は開幕戦でした。

NFL
11/4に予定されていたピッツバーグ・スティーラーズ対ニューヨーク・ジャイアンツ戦。スティーラーズの選手たちは試合日当日の現地入りという強行スケジュール、復興の妨げとならないよう最大限配慮の上での開催となりました。
また10/30までだった移籍期限を48時間延長するという特別措置を実行。

<シティマラソン>
11/4に約4万人の参加者を見込んでいたNYシティマラソンは中止。大半の選手が現地入りをしていた2日前に中止が決定されました。

被害者の救助やライフラインの復旧など最優先で行うべきことがあることは当然のこと。一方でスポーツイベントに関わる多くの方々は様々な点を考慮しながらいくつもの決断をしたのだろうと思うととても複雑な気持ちになります。

しかしそのような中で、選手や団体などの被災支援へのアクションの早さは目を見張るものも数多くありました。

MLB
MLB機構と選手会は、米赤十字などに対し100万ドル(約8000万円)の寄付を表明。
ニューヨーク・ヤンキースは50万ドル(約4000万円)を寄付。かつてニューヨークに本拠地を置いていたサンフランシスコ・ジャイアンツなど各チームもそれぞれ支援に乗り出しました。

NFL
NFLと選手会は、米赤十字などに対し100万ドル(約8000万円)の寄付を表明。また公式戦のテレビ中継での募金呼び掛けも実施。

<シティマラソン参加者>
多くのランナーたちが自主的な被災支援を実施。被害を大きく受けたスタテン島への食料などの救援物資搬送、被災した家のがれき除去作業、またレースのゴール地点になる予定だったマンハッタンのセントラルパークにも大勢のランナーが集まり、被災者支援の募金活動などを実施。

またその他にもたくさんのスポーツ選手たちが被災者へ対してのメッセージを発信するなど、スポーツ選手たちはさまざまなアプローチで人々に勇気を与え続けていることが見て取れます。
今回の被災者の方々が1日も早く通常の生活に戻れるよう願っておりますし、そしてやはり迫力あり勇気溢れるスポーツそのものにより一人でも多くの方へ笑顔が戻ることを願ってやみません。


アメリカスポーツの現場から様々な情報を随時発信しています。
ADMTwitter、そしてホームページもぜひご覧ください。

Athletes Dream Management, Inc. LA小澤

2012年11月7日水曜日

渡米からまもなく一年(ADM川上)


皆様、こんにちは。ADM川上です。

先月末から私の大好きなNBAシーズンが始まり、毎日興奮の日々が続いております。
NBAの開幕戦を観戦しながら、ふと自分自身を振り返りました。

ヨー ロッパリーグでバレーボール選手としてのキャリアを終え、特にやりたい事も分からないまま日本に帰国しました。日本に帰国したばかりの頃は、スポーツに関 わる事はもうしたくない、何か他の事がしたい、そんな思いで仕事を探し、幸運にもスカイマークへの入社が決まりました。沢山の仲間や先輩・後輩に支えられ て2年間客室乗務員として勤め、何不自由なく楽しい日々を過ごしていましたが、今気づけばこの2年間こそが現職に導いてくれたのだと思います。

スポーツからかけ離れた生活は、それなりに充実していましたが、日々の生活の中で何かがかけているような気がしていました。
それは「感動」や「興奮」、スポーツをしている時は自然と自分自身に芽生えていた“感情”の部分だという事に気付きました。
そして気づいた頃にはもうすでに行動に移しており、周りの誰にも相談する事なくインターネット等で情報を収集し、ADMと出会いました。

アメリカに渡米しスポーツマネジメントに関わる仕事をする、なんていう事は2年半前の私からは考えられない事でしたが、やはりスポーツに関わる日々は楽しく、刺激的な物だと感じます。
渡米しまもなく一年が経ちますが、この一年間は本当にあっという間に過ぎ、非常に内容の濃い物となりました。
NY オフィスに約半年勤め、その中で引越しを2回経験するなど辛いことも多々ありましたが、東海岸研修プログラムを2回経験し、様々なスポーツ施設やスポーツ 周辺産業を目にする中で、非常に熱い気持ちになったと同時に、これまでは選手の視線から見たスポーツの世界だけでしたが、スポーツがどのような良い影響を 世の中に及ぼしているか等、また違った視線からスポーツを見る事によって多くの学びを得ていると思います。
その後LAへ引越し、夏を迎え、研修に訪れて下さった学生様や大学関係者の方々、フラッグフットボールキャンプの子供達、その他スポーツ関係者の方々など、本当に多くの方々に出会う事ができました。
そこには多くの感動や興奮があり、時には空港のお見送りの際に涙を流す事もありました。
そんな皆様から日々活力をもらっていました。

これまでのADMでの日々を振り返り、スポーツを通して成長していき、感動や興奮の日々を送る事ができているな、と感じます。

またこの冬は、様々な研修プログラムを通し沢山の方々と出会っていきます。
それを楽しみに今は机に向かい、じっくりと計画を立てる日々です。

今後もADMでの活動の様子を弊社Twitterホームページにアップしていきますので是非ご覧ください。

Athletes Dream Management, Inc. LAスタッフ 川上 佳奈

2012年11月5日月曜日

金曜の夜はハイスクールフットボール

LAの水野です。
昨日は夏季インターン生の辻本さんがカレッジフットボールについてレポートをしてくれましたが、本日私からはハイスクールフットボール観戦の様子をレポート致します。

アメリカに来て7か月経ち、季節はもう秋。スポーツとしては、フットボールのシーズン真っ只中です。日本にいるころはよくわかっていませんでしたが、アメリカ人のフットボール熱はかなりのものです。これは正直、驚きました。
そのフットボールですが、アメリカでは金曜日にはハイスクール、土曜日はカレッジ、そして日曜日は4大スポーツのひとつであるNFLを楽しむというのが、生活のリズムになっているようです。

そのうちのひとつ、金曜日のハイスクールフットボールの様子です。

この日は、LAから北西へ約1時間のThousand Oaksという街にある私立高校、Oaks Cristian高校へ行きました。相手はBonaventure高校というチームだったのですが、リーグ内のチャンピオンシップだったようで、かなり多くの観客が集まっていました。


まず、試合前にはプロスポーツと同様に国家斉唱が行われます。


そして選手入場シーン。これは本当に高校生の地区大会か?!と思うほどの盛り上がりです。


そして試合がはじまりました。
この日は、試合がよく中断するなぁと思っていたら、、なんとテレビで全国中継がされているということでした。

注目度の高さがうかがえます。


そして試合ももちろんですが、フィールドサイドではチアリーダー達が試合を盛り上げる様子もフットボールの一要素だと感じました。
 

そして、試合中にスタジアム内をいろいろ歩いてみました。
こちらは、ビジターチーム側のスタンドに行ったときの様子です。

また、コンセッションやグッズ販売のブースなども出ており、感覚的にはスポーツ+お祭りの要素も感じることができました。近所から来ていると思われる小学生~中学生世代のお子様たちも、なにやらこのフットボールを理由に集まって、ワイワイと遊んでいる様子でした。


以上、ざっと目に付いたところをiphoneで録画して、紹介させていただきました。

アメリカンフットボールというものが、アメリカ人の生活の中に「文化」として定着しているのを改めて感じました。息子さんの応援のためにスタジアムを訪れる親御さん、近所から集まっていると思われる子供たち、自分の学校を応援しに来て盛り上がっている高校生たち、選手たちを支える学生スタッフさん、審判のみなさん、コンセッションやグッズのブースを運営する大人の方たち…それぞれに関わり方は違いますが、ハイスクールフットボールをキーワードにこれだけ金曜日の夜を楽しみ盛り上げることができるのだと、感動しました。

そしてその後、この本を読んで、改めてハイスクールフットボールについての勉強をしています。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%84-H-G-%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC/dp/4120022420

イベントとしてはもちろん、トレーナーなどの医療スタッフが充実している点など、アメリカのプロスポーツばかりではなくアマチュアスポーツ界に、日本のスポーツ界が学ぶ点も非常に多いと感じます。

様々な角度から、今後もアメリカスポーツについて考える機会を増やしていきたいと思います。

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