2012年9月20日木曜日

インターンシップ・後半を振り返って 種子田洸

8月中頃からアメリカでのインターンシップをはじめて約5週間が過ぎ、いよいよ帰国の時が近づいて来ました。今回は9月頭から一週間行われた日本工学院スポーツカレッジ様の研修と、今月11日から昨日まで行われた立命館大学スポーツ健康科学部様の研修までを振り返り、学んだこと、感じたことを書きたいと思います。


今回のインターンシップでまず最初に同行させていただいたツアーでは小学生の方が参加されていましたが、インターンシップ後半の2つの研修ではともに学生の方が対象のものでした。もちろんこちらの対応の仕方も大きく変わることとなりました。最初は戸惑う部分もあったのですが、時がたつに連れ、うまくサポートしていくことができたのではないかと思います。また、学生の皆様も指導してくださる方々に対して自分たちから積極的にコミュニケーションをとっていき、自分たちの目的のために多くのことを吸収していこうという姿勢を崩すことなく行動して下さったため、こちらはあまり積極的にサポートするのではなく、その様子を見守るということにとどめる事ができました。皆さん口々に「英語は全然喋れない」とおっしゃっていましたが、このツアーを通じて確実に、そして大幅な成長があったと思います。このお手伝いができたというのはこの仕事の大きな魅力の一つだと再確認することができました。



そして後半の2つのツアーでは様々なMLB(野球)、MLS(サッカー)、そしてカレッジフットボールという3つの異なるスポーツの試合を観戦する機会に恵まれました。それぞれ試合の雰囲気・盛り上がり方が異なり、これらを短期間のうちに体験することができたのは、アメリカにおいてスポーツがどれだけ根付いているのかを再確認する素晴らしい経験となりました。特に私はアメリカでのサッカーというものがどれほど人気があるのか全く知らなかったため、スタジアムでの盛り上がりを見たときは素直に感動してしまいました。アメリカではMLB、NBA(バスケットボール)、NFL(アメリカンフットボール)、NHL(アイスホッケー)が4大プロスポーツと呼ばれ、プロサッカーリーグであるMLSは後を追いかける形となっています。しかし私が観戦した試合ではファンとチームが一体となって試合を盛り上げようとしており、とても楽しい時間を過ごすことができました。
また、フットボールなどの試合前にファンが駐車場でバーベキューをしたりしてすごす「テールゲートパーティー」にも驚きましたが、試合時間になっても駐車場で持参したテレビを見ながら飲み食いしている姿を見たときは衝撃でした。これはもう試合前のイベントではなく一つの独立したスポーツ文化なのだと実感することとなりました。

いよいよアメリカでの滞在ものこり2日となりました。残っている時間はわずかですが最後まで気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。


Athletes Dream Management, inc. インターン 種子田洸(立命館大学大学院1年)

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