2012年4月30日月曜日

『今学期もあと1週間』


Wayne State Collegeの波多野陽介です。

今学期も残すところあと1週間となりました。大学のバレーボール部も今学期の練習は終了しました。NCAA(全米大学体育協会)のルールの1つに大学の試験週間前からは練習が禁止されています。監督・コーチ等がこなければ練習は可能ですが、試験前という事もあり、チームが揃う事もなかなかないようです。

今回のブログでは、僕が履修しているクラスで企画したイベントについて、そしてゲストスピーカーとして来られた卒業生の話を紹介させて頂きます。

 
4月18日に僕の大学の野球・ソフトボールのホームゲームがあり、今学期に履修している『Public Relation and Communication in Sports』というクラスで『Fill the Hill for breast cancer awareness』というイベントを企画しました。このイベントの目的は、日本でも知られていますピンクリボン同様の乳ガンの研究をサポートするイベントとしてクラス全員(15人)で企画・運営しました。それと同時に『Fill the Hill (大学の野球・ソフトボールフィールドの横にある傾斜をピンク色に染めよう)』という目的もありました。この企画の為に、僕のクラスは3月初旬から準備等を始め、資金集め・Tシャツのデザイン・広告(電光掲示板/新聞/ラジオ)・観客席の運営・フードコートの運営等を分担してこなしました。何とか20万円相当の寄付を集める事が出来、先着450人には無料でTシャツを配る事も出来ました。イベント自体は順調に進みましたが、小さな大学で試合開始1時間前から無料でTシャツを配布してしまうと、生徒がTシャツを貰って試合を見る事なく帰ってしまうという反省点も見つかりました。 やはり、実際に企画等をし、失敗だったと思った事を次の機会に生かす事が大切だと実感しました。 

話は少し変わりますが、僕の大学の卒業生でテネシー州メンフィスに本拠を置くNBA Memphis Grizzlies(メンフィス グリズリーズ)のチケット販売/広告販売等に携われている方がゲストスピーカーとして授業に来られました。スポーツ界の現場からの生の声が聞ける事が出来、年間シート等の販売の大変さ、そして仕事の大変さ等を聞く事が出来ました。 やはり、プロスポーツの土台となるのがチケット販売での収入ですが、ただ売りたいという気持ちを押し付けるのではなく、なぜ購入して貰う事がクライアントの利益となるのか などの話も聞け、プロモーション、販売の仕方等も詳しく聞く事が出来ました。 多い日には一日15時間の仕事、そして試合の日にはクライアントとの交流等、決められた時間外での努力、そして自分から行動する事の大切さも話されました。

大学で授業を受ける事も大切ですが、それは基本的な部分の情報であって、やはり現場で働く/経験する事によって多くの知識を得れるのだと実感しました。 もう少しで3ヶ月の夏休みですが、僕自身も出来る事はやってみようと思っていて、Nebraska Elite Volleyball Clubというバレーボールクラブでコーチ等の経験、そして7月にはゴルフのCox Classicというネイションワイドツアー (Nationwide Tour) で運営スタッフをさせて頂く事になっています。 まだまだ学ぶ事も多いですが、少しでも多くの事を経験し、それをブログで多くの方に知って頂ければと思います。

意見/感想等がありましたら是非コメントを残していただければ、今後のブログに生かせると思います。今後も宜しくお願いします。

2012年4月23日月曜日

『夢を持つ大切さ』

Wayne State Collegeの波多野陽介です。

今回は僕が履修したクラスで実際に見た動画を紹介したいと思います。Wayne State Collegeは規模の小さい大学ということもあり、1クラス当たりの生徒数が20〜25人ぐらいです。教授はプレゼンテーション形式の授業もしますが、生徒自身に考えさせ発言させるという授業展開も少なくありません。

今回紹介させて頂くのは、カーネギーメロン大学の終身教授であるランディ・パウシュ教授の『The LastLecture (最後の授業)』です。
(http://www.youtube.com/watch?v=BODHsU3hDo4)
この講義は、「もし死ぬ事が分かっていたら…」という仮定で行われ、この時パウシュ教授は自身が膵癌の末期症状にある事を知り、『The Last Lecture』と講義を名付けました。講義の内容は、『子供時代に描いた夢の実現』についてです。誰しもが子供の頃に描く『夢』がある訳ですが、それを本当に実現した人がどれだけいるか僕には分かりません。しかし、僕が言えるのは、僕は幼い頃の夢を実現しなかったという事です。この講義の中でパウシュ教授が言った、『Brick walls are there for a reason : they let us prove how badly we want things.(レンガの壁が夢を阻むのは、僕たちがどれだけその夢を実現したいかを知らしめる為である。) というフレーズが僕の中に印象深く残りました。その他にも、『謝る事の大切さ』を話された際、3つのフレーズを言われました、『I’m sorry. / It was my fault. / How do I make it right?』 僕が思うに、この3つ目が本当に大切なんだと思います。 誰にでも失敗は付き物で、その失敗をどういう方法で修正出来るかが大切だという事だと思います。 僕の高校のバレー部の恩師がよく言われていた言葉を思い出しました。『人に言われて行動するなら誰にでも出来る。人に言われる前に2でも、3でも出来る人間になれ!』と… 失敗から成功へ。それプラスαで何が足りないのか、何をすればいいのかを考えるようにならなければ生き残れないのだと実感しました。アメリカに来て、生活の中で誰が失敗を指摘してくれる訳でもない。そんな中、自分の事が一番理解出来るのも自分、失敗を成功へと、そして夢を叶えるのも自分しかいないという事を感じました。 何歳になっても『夢』を持つ事の大切さに気付かされた授業の1コマでした。

話は変わりますが、僕の大学生活の中で経験させて頂いている事を少し紹介させていただきます。自己紹介にも書きましたが、僕は小学校3年生から高校2年生までバレーボール部に所属していました。アメリカに来てからもバレーボールをする機会に恵まれた事もあり、今までに高校でのアシスタントコーチ、クラブチームの練習をボランティアで手伝わせて頂いたり、フロリダのビーチバレートーナメントに選手として参加したりと これまでスポーツを通じて多くの人との出会いもありました。 僕の通うWayne State Collegeでは、3月から大学のバレーボール部の練習を手伝わせて頂いています。練習を手伝うと言っても、選手同様にNCAA(全米大学体育協会)へ登録するシステムになっていて、実際に選手と一緒に練習に参加します。僕の大学はNCAADivisionⅡ(2部NSICリーグ)に属しています。しかし、公式に採用されるまでにはトライアウトを受けたり、書類を集めたりと時間もかかりましたが、なかなか出来ない貴重な経験をさせて頂いています。

やはり、アメリカで仕事をする為には経験とコネクションがなければ難しいのが現実だと思います。特に、スポーツマネージメント学部の生徒の場合は、大学に在籍している間にどれだけの事を経験するかで将来も大きく変わってくるという事を毎日のように教授から言われています。実際に、僕の大学の卒業生も多くの分野で活躍されていますが、アメリカではプロのチームで働くだけが全てではありません。確かに、プロのチームで働けるという事は簡単な事ではありませんが、NCAAに登録されている大学(特に1部リーグに所属する大学)で働く人も多くいるのです。アメリカではプロ同様に、大学リーグも盛んで、特にアメリカンフットボール・男子バスケットボールは大学スポーツの『Cash Cow』、言わば大学の資金源ともなるのです。 プロ同様に、放映権/命名権/グッズ収入/チケット収入(プレミアムシート)等の収入も多く、アメリカでスポーツを語る上では欠かせないトピックの1つです。 ちなみに、僕の大学は女子バスケットボールが2部でランク1位という快挙を成し遂げました。(現在は5位となっています。)NCAAトーナメントはベスト8でしたが、ネブラスカの田舎にある4千人規模の大学にとっては、誇れる事だと思います。 僕自身、今後もバレーボール部の練習は続ける予定ですが、パウシュ教授の講義の内容にも少し影響された事もあり、当面は12月にあるNCAA Division 1 Women’s Volleyball Final Four という全米大学体育協会女子バレーの決勝・準決勝で運営スタッフのインターンをする事を目標に出来る事は何でも挑戦してみようと思います。 

少しでも多くの方にアメリカのスポーツを楽しんでもらう為にも、今後も頻繁にブログを更新させて頂こうと思います。

波多野陽介

スポーツ経営学.com

近年、日本を飛び出し、アメリカの大学でスポーツ経営学、アスレティックトレーニング、ストレングス&コンディショニングの学位・資格を取得するために努力を重ねる学生や、アメリカスポーツ産業の最前線の現場で働くプロフェッショナルが増えて来ています。


言葉や文化の壁を乗り越え、自らの力で道を切り拓き、異国の地を舞台に活躍するプロフェッショナルや、将来の目標実現のために日々勉強に励む留学生の中には、自らがアメリカスポーツ産業の現場・学校で体験した貴重な情報を、ウェブ上で毎日のように発信している方が数多くいらっしゃいます。


現場体験や実務経験を通じて発信される生のストーリーには、アメリカスポーツ産業の最新事例を参考にして、日本スポーツ産業の健全発展に貢献したいと願う全ての人達にとって、非常に有益な情報が溢れています。


このように、プロフェッショナルや学生によって、日々アメリカスポーツ産業の現場から発信される最新情報を集めたポータルサイトが「スポーツ経営学.com」です。
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スポーツ経営学.com」は、これまでバラバラに散らばっていた情報を一箇所に集約し、カテゴライズして整理する事により、スポーツを通して社会を豊かにしたい、という熱い想いを抱く全ての人達が、より効率的にアメリカスポーツ産業の最新情報を得るための「場」として存在しています。


また、「スポーツ経営学.com」は、ポータルサイトとしての役割だけでなく、サイトを管理・運営するADMスタッフが、日々全米中を駆け回って活動する中で、自らの目で見て、体感して来た数多くのスポーツ産業の現場を、動画と共に発信する「場」としての役割も担っています。「アメリカスポーツ産業の現場から」上では、ADMスタッフが普段より日本では報道もされないような現場に足を運んでいるからこそ得られる貴重な経験・情報をご紹介しています。

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過去の「アメリカスポーツ産業の現場から

その他にも、
を通して、現場からの最新情報を少しでも多くの方に届ける事により、日本スポーツ産業の健全発展の一助となれば、と願っております。

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継続してサイトを改善する事で、これまで以上の内容の充実を図り、アメリカスポーツ産業の現場から発信される最新情報を皆様にお届けして行きたい、と考えておりますので、今後とも「スポーツ経営学.com」を宜しくお願い致します!


Athletes Dream Management New York 三宮 伸也

2012年4月19日木曜日

カレッジフットボール界の名門UCLAオフェンスコーディネーターNoel Mazzoneコーチによる特別クリニック開催のご案内

昨年アリゾナ州立大学で開催し、日本のアメフト関係者の皆様より好評を頂きました、現UCLAオフェンスコーディネーター(OC)のNoel Mazzoneコーチによる日本人コーチ、QB、WR向けの特別クリニックを今年も実施致します。

先ずは、Noel Mazzoneコーチの輝かしい経歴からご紹介させて頂きます。

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  • カレッジフットボール界を中心に20年以上のコーチングキャリアを持つ現UCLAのOC。QBだけでなく、WR、RB、TEなど、オフェンス全般の幅広い知識とコーチング経験を持ち、数多くのNFL選手の輩出や、NCAA新記録樹立に貢献する。
  • 1975年から1979年まで、ニューメキシコ大学でQBとしてプレー。引退後は、1981年シーズンまで、母校で学生アシスタントを務める。
  • 1982年、コロラド州立大学にて、QB/WRコーチとして、本格的なコーチングキャリアをスタートする。5年間に渡りQB/WRコーチを務め、1986年NFLドラフトでSeattle Seahawksから1巡目全体6番目にセレクトされたQB Kelly Stoufferの指導に当たる。
  • 1987年から1991年はQB専任コーチとして、TCU(テキサスクリスチャン大学)へ。1試合に690ヤードというTCUのパス記録を樹立したQB Matt Volglerを指導。
  • 1992年から1994年はミネソタ大学へ(QB専任コーチ)。
  • 1995年にTommy Tubervilleヘッドコーチ率いるOle Miss(ミシシッピ大学)のOC就任。NCAAパス効率記録を樹立したQB Stu Patridgeの育成に当たる。
  • 1999年から2001年まではオーバーン大学でOCを務める。後にNFLで活躍するRB Rudi Johnsonや、QB Jason Campbell、RB Carnell “Cadillac’ Williams、RB Ronnie Brownを指導。
  • 2002年はOCとして、オレゴン州立大学へ。St. Louis RamsのエースRB Stephen Jacksonを育成する。
  • 2003年から2004年はノースカロライナ州立大学へ(OC)。2004年NFLドラフトで1順目全体4位指名を受けた現San Diego ChargersのQB Phillip Riversと、Pittsburgh SteelersのWR Jericho Cotcheryを指導。ノースカロライナ州立大学のオフェンスをAtlantic Coast Conferenceのオフェンス6項目で1位に導き、NCAA全体8位のパッシングオフェンスを記録。
  • 2006年から2008年には、Eric Manginiヘッドコーチの下、NFL New York JetsでWRコーチを務める。
  • 2010年にDennis Ericksonヘッドコーチ率いるアリゾナ州立大学のOCとして、カレッジフットボール界に復帰。
  • 2012年より、Jim Moraヘッドコーチの強い要請を受け、近年低迷するカレッジフットボール界の名門UCLA復活の切り札として、OCに就任する。
  • 現在でもオフシーズン中には、Phillip Rivers、QB Tim Tebow(New York Jets)、QB Christian Ponder(Minnesota Vikings)、QB Blaine Gabbert(Jacksonville Jaguars)といった現役NFL選手や、ドラフト上位指名が予想されるカレッジフットボールのエリートQBのパーソナルコーチを務める。
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クリニックの詳細は以下の通りです。

1) 開催地  
カリフォルニア州ロサンゼルス   UCLAフットボール専用トレーニングフィールド

2)対象
オフェンスの最新戦術や、ポジション毎のドリルを学びたいコーチ陣
ポジション毎の基礎スキルを習得したいQB、WR

3)日程(2012年)
   6月3日(日):ロサンゼルス国際空港集合  
   6月4日(月)~7日(木):Mazzoneコーチによる特別クリニック  
   6月8日(金):ロサンゼルス国際空港解散

4)費用  
(A)お一人様10万9,800円(税込)  
(B)最低催行人数:合計3名様  

5)上記4)費用に含まれるもの
(A)空港とホテル間の移動、ホテルと練習会場間の移動、その他、買物等への移動
(B)Mazzoneコーチのプログラムレッスン料、会場使用料
(C)宿泊ホテル(2名1室)※1名1室利用をご希望される場合は、ご相談下さい。
(D)通訳、その他アテンド
(E)練習ビデオ撮影  
(F)食事(朝食のみ)    

6)上記4)費用に含まれないもの
(A)ロサンゼルスまでの航空券、及び航空券に関わる費用
(B)個人的支出
(C)超過手荷物料金
(D)旅券印紙代(新規にパスポートを取得される方のみ)
(E)任意の海外旅行保険料
(F)ESTA取得申請料

7)クリニック中の用具・服装・保険について
(A)ヘルメット、ショルダーパッドは必要ありません。
(B)人工芝用&天然芝用シューズと、短パン、Tシャツ、ソックス等をご用意下さい。
(C)宿泊ホテルにはコインランドリーが備え付けられています。
(D)海外傷害保険に必ず加入して下さい。

8)昨年度の特別クリニックの様子
スポーツ経営学.com YouTube
スポーツ経営学.com「アメリカスポーツ産業の現場から」:日本人QB&WRのためのパッシングクリニック
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9) お問い合わせ/お申し込み先
お申し込み先:日新航空サービス(株)(担当 酒寄/yukari-s@nissin-yotsuya.com、TEL:03-3359-7224)まで電子メール、またはお電話でお問い合わせ下さい。
お申し込みの締切日:5月18日(金曜日)
クリニック内容に関する質問:Athletes Dream Management Inc.(担当 三宮/sangu@admsports.biz、TEL:+1-803-629-0776)までお気軽にお問い合わせ下さい。


本場アメリカの環境で、長年カレッジフットボール界のトップレベルに君臨し、数々のNFL選手を育成して来たNoel Mazzoneコーチから、オフェンスに関する最新戦術、ポジション毎のドリル、基礎スキルを幅広く学べるこの機会をお見逃しなく!

皆様からお問い合わせ、お申し込みを是非ともお待ちしております!


Athletes Dream Management New York 三宮 伸也

2012年4月18日水曜日

新LAスタッフ水野芳樹からご挨拶と自己紹介

2012年4月2日よりLAオフィスにて勤務をしております、水野芳樹(みずのよしき)と申します。
勤務開始から2週間が経ちました。
現在30歳、この年になって初めてアメリカでの生活を経験しております。

業務ではもちろん、生活面でもうまくいかないこと、思い通りにいかないことが多々ありますが、すべて良い経験として自分の中に蓄えられていくのを感じ、日々過ごしています。
そんな中、簡単ですが、ご挨拶を兼ねてここに自己紹介をさせていただきます。

        3       
生まれは1982年3月4日、北海道室蘭市が私の故郷です。

室蘭では高校卒業の18歳まで過ごし、その後福島県にある福島大学に入学しました。
大学入学当時は体育教員になることを検討しており、教育学部の保健体育科にあたる教員養成課程健康運動系教育コースに入学しました。
しかし大学で4年間を過ごすなかで、職業選択について自分の中でどうしても外せないものがあることに気づきました。
それは、「野球」です。小学校3年から大学4年まで、14年続けた野球。その野球の、国内の最高峰であるプロ野球球団で、どうにかして職を得ることができないかと考えるようになりました。
しかしその頃は考えが漠然としていて、「こうしたらプロ野球チームで給料をもらえるようになる」というアイデアはありませんでした。

そんな中出会ったのが、福島大学人間発達文化学類教授の、白石豊先生です。
先生は当時、北海道日本ハムファイターズのメンタルコーチを務められており、その他、オリンピックにも2度帯同されたり、プロスポーツ球団や選手を多々ご指導されたりという方でした。
この白石先生の授業を受けて衝撃を受けた私は、なんとか先生に師事して人生を切り拓きたいと、18歳ながらに直感的に感じたことを覚えています。


その後先生の研究室に所属し、大学院に進学しました。
そうしてたくさんのご指導を受ける中で、プロアスリートのメンタルトレーニングにはもちろん、技術練習の際に利用する映像データを扱う仕事を、少しずつやらせていただけるようになりました。プロ野球はもちろん、プロゴルファー、Jリーグ、高校生のハンドボール、そして市民レベルでの各種のスポーツなど。様々なスポーツにおける、映像を利用した技術分析や動作解析、ゲーム分析の現場経験を積ませていただきました。
また大学院の修士論文では、当時北海道日本ハムファイターズのヘッドコーチであり、現横浜DeNAベイスターズ白井一幸コーチからご指導をいただき、「ツイスト打法」に関する研究論文を上梓いたしました。その後、この延長でプロ野球チームに入り、映像やデータの活用を職業にしたいと思いながら、大学・大学院での研究や仕事を続けました。
しかしそう簡単にはことは進まず、大学院卒業後1年間は、東京で野球とは関係ない職に就いておりました。

そんな中、一時はあきらめかけたこともあったのですが、大学院卒業のちょうど1年後、2007年3月に株式会社楽天野球団に入社することができました。
当時、楽天野球団の1軍守備走塁コーチが、現北海道日本ハムファイターズの西俊児コーチであり、白石先生・西コーチとのご縁があったこと、そしてタイミングがよかったことで入社のチャンスを得たというのが、一番の要因であり感謝の気持ちに他ならない点です。

楽天野球団では5年間、チーム統括本部にて勤務させていただきました。
入社当初は、チーム統括本部全体のアシスタントとしての勤務。選手・監督・コーチを初め、スコアラー・スカウト・通訳・コンディショニングチーム・チームの予算管理など、チーム内のすべての方と関わるチャンスをいただき、プロ野球チームの運営について、広く知識や経験を身に着けることができました。

そしてその後、少しずつチーム内の映像やデータの運用という業務比重が増えてくることになり、チーム・育成・編成など、さまざまな分野で扱う映像やデータを運用することになりました。
最終的にはチーム統括本部運営部分析グループマネージャーとして勤務しておりました。
そんな中、選手やスタッフとしてアメリカ球界を経験された上司・先輩方に囲まれて、お話を伺い、業務を進める中で、アメリカ球界・ひいてはアメリカスポーツ界に対する興味・関心が大きくなってくることに気づきました。また業務上でもMLB球団との接点が出てきたこともあり、球団での勤務5年目の2011年、一気にアメリカ球界に対する思いが熱くなりました。
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           【楽天野球団チーム統括本部 勤務時代】

球団での業務や、周りの方々にご指導いただきながら過ごす時間がとても充実したものでしたので、いろいろな悩みや葛藤がありました。しかし最終的には自分の気持ちに素直になることに決めました。それは、アメリカのスポーツ界・アメリカのスポーツビジネス界でチャレンジをすることです。
正直英語力も十分ではありません。そんな中アメリカに渡り、自分が知らない世界で野球を経験し、スポーツを感じ、視野を広げたいと思うようになり、最終的には退社を決意しました。

5年間の経験を積ませていただき、最終的に自分の気持ちを理解していただいた球団には、大変感謝しております。
その後ADM社に出会い、この4月から勤務させていただいているというところです。

以上、ざっと自分の半生を振り返ると共に、自己紹介とさせていただきました。
ADMでの勤務はまだ始まったばかりですが、研修プログラムを企画・運営するツアー事業、物販を取り扱うSP事業、そして社全体の広報業務など、自分にとっては未知の分野の業務に囲まれています。
そして、目の前の業務、英語を使っての業務、時差を越えての日本国内に関する業務、野球以外のスポーツに関する業務。どれをとっても初めての経験が多いですが、それを乗り越えようと、いま必死になって取り組んでおります。
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【渡米後初のMLB観戦 ドジャースタジアムにて】

2010年に結婚したのですが、妻を日本に残しての渡米生活を送っています。
送り出してくれた妻には本当に感謝していますし、妻ばかりでなく家族、今までの自分の人生を拓くきっかけをいただいた方、話を聞いてくださった方、アドバイスをいただいた方。
みなさんに感謝の気持ちで、アメリカでの、ADMでの時間を過ごさせていただいています。
誠実に・まじめに・貪欲に業務に取り組み、そして日米の野球界・スポーツ界をつなぐ懸け橋となるべく、いろいろな情報を発信していきたいと思っております。
自分ひとりでできることは少ないですが、みなさんと気持ちがつながったときに、もしかしたらひとりよりは大きなことができるかもしれません。そんなことを考えています。

今後とも、なにとぞよろしくお願いいたします。

Athletes Dream Management, Inc. LAオフィス 水野芳樹

2012年4月11日水曜日

新学生ブロガー 波多野陽介よりご挨拶

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初めまして。

アメリカ、ネブラスカ州にあるWayne State Collegeでスポーツマネージメントを専攻しています波多野陽介です。

今回、「スポーツマネージメント from USA」に僕の大学生活をブログに載せさせて頂く事になり、少しでも自分の生活やスポーツに関わる事等を少しでも多くの方と共有できればという思いで参加させて頂くことにしました。
僕のアメリカでの大学生活の始まりは2007年からでした。スタートは決して良かったとは言えませんが、小さな私立大学でESLEnglish as a Second Language)から始め、そこから3回の転校を繰り返した後、今の大学に辿り着きました。 

実は、アメリカの大学に進学したかった本当の理由は『インテリアデザインを学びたい!』という一心で、高校卒業後にアメリカに渡りました。僕がアメリカ生活をスタートした大学にはインテリアデザイン学部もなかったので、転校する事は承知の上で大学を選びました。初めてアメリカの大学に来られる方には少し難しい事かもしれませんが、自分に合った大学選びの大切さに気付いたのも某州立大学へ転校してからでした。州立大学と言っても規模の大きさはそれぞれで、中には5万人を超える生徒がいる大学もあれば、僕の今の大学のように4千人程度の規模も多くあります。ちなみに僕が転校した大学は1万3千人という中小規模の州立大学でした。しかし、インテリアデザインを専攻する為に転校をしたはずが、転校直後に専攻をExercise Scienceに変える事になりました。僕の場合、中学生の頃には「柔道整復師」になりたいという夢があったため、インテリアデザインの夢から以前の夢に戻しただけだったのですが… ただ、すぐに決意したという訳でもなく、そこには自分の強かった意志を変える出来事がありました。
2010年、僕の恩師であるバレー部の監督が僕の誕生日に亡くなられ、そこから僕の夢は大きくスポーツに傾いていきました。『いつか自分も監督のようになりたい。』それだけスポーツを通して学んだ事が多かったと思います。

幼い頃からスポーツは大好きで、今でもバレーボールは僕の1番好きなスポーツでもあります。幼稚園の頃は体操とサッカー、そして小学校ではサッカーとバレーボールをし、中学・高校は恩師からの誘いもありバレーボールを続けました。広島で生まれ育った事もあり、プロ野球(広島東洋カープ)・Jリーグ(サンフレッチェ広島)・Vリーグ(JTサンダース)というチームが身近にあったのもスポーツが好きになったきっかけだと思います。スポーツマネージメントは自分があまり聞き慣れた言葉ではなかったので、専攻し始めるきっかけはスポーツ関係の仕事がしたいからでした。今でもそうですが、バレー関係(監督等)の仕事をしたいというのがスポーツマネージメントを専攻するきっかけです。しかし、スポーツマネージメント専攻では監督業はなかなか手の届く所ではありません。特にアメリカのようにスポーツの盛んな国では多くのコーチが高校レベルから始めるのが普通のようです。だから、もしアメリカでコーチになりたいと思う方は教育関係の学部を専攻しなければならないという事です。何とかコーチングの学部のある大学へ行きたいという思いから再び転校を考え大学探しを始めたのですが、コーチングは大学のMinor(副専攻)でしかなく、スポーツマネージメント専攻・コーチング副専攻ということで2回目の転校を決意しました。ところが、自分が期待していた内容と大学の授業の内容の差に驚き、結局3度目の転校を経て今の大学に来ました。

Wayne State Collegeを知ったきっかけはYouTubeで見た動画がきっかけでした。スポーツマネージメント学部のインストラクターの一人、Mr. Jeff MeyerWayne State Collegeのスポーツマネージメント学部について生徒の1人からインタビューを受けているという動画です。(http://www.youtube.com/watch?v=-wYmKDnXmfE この1本の動画を見て、今の大学を知るきっかけとなり、転校することを決意しました。
初めて大学に来た日、Mr. Meyerのオフィスに行って履修するクラスを決める事になり、初対面ながら「You know what? I’ve seen you before!」と言ってしまい、「No, you haven’t.」という答えが笑いながら返って来たのを覚えています。ただ、1人の生徒がYouTubeに載せた動画がきかっけとなり、スポーツマネージメント学部創設以来、学部初の留学生が来たということで本当に嬉しがってもらいました。今の大学では日本人1人ですが、ここまで自分に合った大学が探せると思えない程充実した大学生活を送っています。僕の大学のスポーツマネージメント学部には3人の講師がいますが、3人とも経験豊富な事もあり、毎日のように新しい事を吸収させてくれる楽しい授業展開も魅力の1つです。

今回は自己紹介ということなので授業の内容・大学生活については、次回のブログに載せさせて頂きたいと思っています。日本にいてはなかなか入りにくい生活内容や、アメリカのスポーツの魅力等を多くの方に知ってもらい、そして少しでも多くの方の役に立てればという思いでいますので、今後とも宜しくお願いいたします。    

波多野 陽介

2012年4月9日月曜日

渡米1週間で思うこと。 (LA水野)


4月2日(月)よりLAオフィスにて勤務しております、水野芳樹です。
着任して、1週間が経過しました。本日はラスベガスに来ています。
過ぎてしまうとあっという間ですが、それはとても内容の濃い、充実の7日間だと感じています。
その中で今感じていることを2点、下記に述べさせていただきます。


1、日々出会う「新しいこと」、それに対する「ポジティブなとらえ方」の重要性
アメリカで仕事をすること、アメリカで生活をすること自体が初めての体験である自分にとっては、「新しいこと」が日々目の前に現れる毎日です。しかもそれが、日々いくつもある状態です。日本では当たり前にできていることが、アメリカではそうでもないことが多々あります。
家に帰って寝る前に、その日の「What's new??」を振り返ると、下記のようなものが出てきいます。
[生活面]
 ・アメリカでの携帯電話を買う
 ・左ハンドルの車を右側通行の車線で運転する
 ・アメリカ人5人が住む日本語が通じない家の中で、ルールを把握しながら生活する
[業務面]
 ・アイスホッケー商品専門店で仕入れた商品の発送を行う
 ・マイナーリーグの試合を観戦する
 ・日米の時差を超えて業務を行う
 ・アメリカから日本へ、他社に向けた電話やメールでの営業活動
 ・電話で食事の注文をする
…こうして挙げ続けると、きりがありません。


これらひとつひとつは、当然うまくいかないこともありますし、一歩踏み出してやってみると意外とそんなに難しくないこともあります。
そういった中で自分が大事だと感じているのは、うまくいかないことに出会ったときに、それをいかにポジティブにとらえるか?ということです。


うまくいかないことは、当然いくつもあります。その中で、ネガティブな感情を持ってそれに対応してしまうと、そのときの対応がうまくいかないばかりか、その後に尾を引いてしまいます。
とりかかるのが遅くなり、遅くなればまたネガティブな感情が生まれる…これは負のスパイラルです。


一方で、ポジティブな気持ちで、そして迅速に対応するとどうなるかと。
たとえば、「目の前で起こっているアクシデントは、自分にとって意味のあることだ。それはなんだろうか。それを解決することで、自分にとって何がになるのだろうか、何を得られるのか。これを超えた自分はどう変われるのか…スグにとりかかろう。」
そう考えることができれば、おのずとそのとらえ方はポジティブなものになります。
更に言うと、今は全てが自分にとって新鮮なので、自然な形でいろいろなことをポジティブにとらえることができていると思いますが、人間慣れがくるものです。慣れたころに失敗するとはよく言われますが、慣れたころにネガティブな考え方をしてしまう、と自分では思っています。


そうならないように、日々新鮮な気持ちで物事に接して、何事が起きてもポジティブにとらえ、それを乗り越えた自分の姿と得るものをイメージする。
これを365日続けることができれば、素晴らしい1年になると思っています。


言うだけ・考えるだけなら簡単です。もちろん考えるだけでなく、継続・実行することが大事なことです。場数を踏んで、その都度考えて、また新しいことに出会うのが楽しみな毎日です。
これがアメリカに来て1週間、率直に感じていることその1でした。


2、「スポーツを仕事にする」ということ
スポーツを仕事にするということ。
言葉にすると一言ですが、これは何を示すかを考えると、
 ・どんな企業で働く?
 ・スポーツ種目は?
 ・どんな業種で、どんな職種で働く?
 ・どんなメンバーで働く?
 ・どんなお客様を相手に仕事をする?
……当然、一言では語りきれません。


そんな中で、ひとつだけ変わらないことがあるんだと思います。
それは、「お客様に喜んでいただきたい」という思いの下に、このビジネスが成り立っているということです。


私自身、1週間ではありますがADMで勤務する中で、
 ・自分の業務の先に、どんなお客様がいらっしゃるのか?
 ・どんなことをどんなスピードで終えることができたら、お客さんが喜ばれるか?
 ・お客様の要望に応え喜んでいただくために、自分は前もって何を準備しておけばよいのか?
こういったことを考える機会が、次々と現れています。
常に、スポーツを通して喜ぶ可能性のあるお客さまの顔が、そこにあります。
スポーツ業界で長く働かれている方々にとっては当たり前のことかもしれませんが、アメリカに来てADMで業務にあたる中で、強くこのことに気づかせていただきました。


3月に初仕事として参加させていただいた中京大学研修プログラムでも、うまくいかないことは多々ありました。しかし、参加者のみなさまにアメリカで少しでも良い時間を過ごしていただきたい、その気持ちが自分を動かしていたと思います。


その他でも、
 ・日本へ営業の電話をするとき
 ・アメリカで仕入れた商品を日本へ発送するとき
 ・野球のスタッツを整理するとき
 ・研修プログラムの資料を作るとき
 ・クライアント選手及びご家族の方に接するとき
…などなど、すべてに共通することです。


この気持ちを持って、スポーツ・スポーツビジネスに関われる喜びを感じながら、今後の業務にあたっていきたいと思っています。以上、その2でした。


長くなりましたが、率直な気持ちを綴らせていただきました。
言うだけ簡単、口だけで終わり…とならないように、1日1秒の時間を無駄にすることなく、今後の業務に取り組んでまいります。
自己紹介ブログは、改めて掲載させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


Athletes Dream Management, Inc. LAオフィス 水野

2012年4月6日金曜日

2012年夏季 第3回アメリカ北東部スポーツビジネス研修プログラム開催決定のご案内

特定の業種・スポーツ競技に偏らず、幅広いアメリカスポーツビジネスの現場を短期集中的に訪問・視察し、最前線の現場で実践されている専門性と知識を学ぶ事を目的として、これまで過去2回開催して来ました「アメリカ北東部スポーツビジネス研修プログラム」ですが、お陰様で参加者の皆様より大好評を頂いて参りました。ブログ上にアップした研修の様子を読まれた方からも、次回の開催はいつなのか、といった問い合わせが多数届いております。ありがとうございます!
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第1&2回研修プログラム訪問先 NBA Philadelphia 76ersとNHL Philadelphia Flyersの本拠地Wells Fargo Center

そんな皆様からの非常に嬉しい声にお応えする形で、早くも「第3回アメリカ北東部スポーツビジネス研修プログラム」の開催が決定致しました!

まだ、開催を決定したばかりですので、研修候補先と事前交渉を行っている段階なのですが、過去の訪問実績を基に以下のようなプログラムになる予定でございます。

1.日程:8月~9月上旬にかけて


2.期間:約1週間


3.場所:アメリカ北東部(ニューヨーク、ニュージャージー、フィラデルフィア、ボルティモアなど)

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4.趣旨
最先端のエンターテイメントが集結する世界一の大都市ニューヨークで、ファンを魅了し続けるスポーツビジネス(4大プロスポーツリーグ事務局、球団、選手会、協会等)の現場に触れる
世界一の大都市ニューヨークとアメリカの首都ワシントンDC。その間に存在するフィラデルフィアとボルティモアで実践される、地方都市ならではのフランチャイズ経営と、スポーツを通した地域振興を学ぶ
アメリカのマイナースポーツ球団が取り組む、創意工夫を凝らした球団経営法について学ぶ
スポーツエージェント、スポーツマーケティング会社、スポーツ用品メーカー、スポーツショップ、スポーツレストラン&バー等を視察する事で、スポーツ業界におけるキャリア選択の幅広さを実感する

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5.訪問・視察先例(※以下の全てを訪問・視察する訳ではなく、今後この中から研修先を選定していきます)
アメリカ4大プロスポーツリーグ(MLB、NBA、NFL、NHL)の事務局、球団オフィス、選手会訪問、職員による講義、スタジアム&アリーナ視察
MLB公式戦観戦
マイナーリーグベースボール公式戦観戦
世界4大テニストーナメントのUSオープンを主催する全米テニス協会訪問、トーナメント会場視察、職員による講義、トーナメント観戦
プロサッカーのトップリーグMajor League Soccerの球団オフィス訪問、職員による講義、スタジアム視察、公式戦観戦
スポーツ用品メーカー本社訪問、倉庫内視察、職員による講義
スポーツ経営大学の著名教授による講義、キャンパス内視察
スポーツ用品専門チェーン、リーグ&チーム公式ストア、スポーツ周辺産業の視察
アメリカ在住スポーツライター、スポーツマネジメント会社スタッフとの懇親会

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第1&2回研修プログラム訪問先 NHL New Jersey DevilsとNBA New Jersey Netsの本拠地Prudential Center

6.料金(※過去開催した2回の料金であり、あくまでも参考価格です)
2人1部屋利用:17万9,800円(税込み)、1人1部屋利用:20万9,800円(税込み)
※2人以上でご参加される場合には、お1人様に付き、5,000円割引を適用致します
プログラム料金に含まれるもの:アメリカ国内移動交通費、現地宿泊費、公式戦チケット代、施設視察費用、講義費用
プログラム料金に含まれないもの:国際線航空券、海外旅行傷害保険料、超過荷物料金、日本国内移動交通費、飲食費、チップ代、観光代、その他の個人的な諸経費、など


7.募集人数
20名
募集締め切り:7月下旬予定 
※定員になり次第、募集を終了致します

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8.過去の訪問実績
第1回(2012年1月2~9日実施)
アメリカ東部スポーツビジネス研修プログラム全6回
アメリカ東部スポーツビジネス研修プログラムを振り返って
アメリカ東部スポーツビジネス研修プログラム振り返りレポート全17回

第2回(2012年3月19~24日実施)
アメリカ北東部スポーツビジネス研修プログラム全5回

過去の研修先の写真
過去の研修先の動画

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第1&2回研修プログラム訪問先 NFL Baltimore Ravens/M&T Bank Stadium

9.お問い合わせ先
プログラム企画 /現地サポート
Athletes Dream Management, Inc.
89-02 70th Road 2nd Floor, Forest Hills, NY 11375 USA
代表担当:三宮伸也
TEL:+1-803-629-0776 (USA)
Email:sangu@admsports.biz


学生様にとっては夏休み期間中であるため、定員があっという間に埋まってしまう事が予想されますので、ご興味がある方がいらっしゃいましたら、先ずはニューヨークスタッフ三宮までお気軽にお問い合わせ下さい!

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これまでも研修に参加された皆様の人生に大きなインパクトを与え、ひいては日本スポーツ界の健全発展に寄与したい、という想いからプログラムを構築して参りました。今後、各研修候補先と交渉を重ね、5月上旬には、過去の訪問実績に勝るとも劣らない充実した内容を誇る「2012年夏季 第3回アメリカ北東部スポーツビジネス研修プログラム」を正式に皆様にご案内したい、と考えております。

勿論、研修期間中は、参加者の皆様が費用以上の価値を感じて頂けるよう、私、三宮を始めとするADMスタッフが、24時間体制で現地サポートする事をお約束致します(講義時の通訳も含みます)。また、Los Angeles Angelsの高橋尚成選手や、Toronto Blue Jaysの五十嵐亮太選手など、日本人メジャーリーガーのマネジメント業務に関する詳細もお話させて頂こうと考えております。

研修に参加する私達ADMスタッフ自身が、毎回新たな気付きに出会い、そして変わらぬ感動を味わって参りました。私達と同じように、この研修プログラムが参加者の皆様にとって、一生忘れ得ぬ体験になると確信しております!

皆様とご一緒に、アメリカ北東部を舞台に熱い夏を過ごせる事を心より楽しみにしております!

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第2回研修プログラム訪問先 全米テニス協会/USTA Billie Jean King National Tennis Center

ADMニューヨークスタッフ 三宮 伸也