2012年5月30日水曜日

スポーツから見るアメリカと日本の違い

Wayne State Collegeの波多野陽介です。

バレーボールのNebraska Eliteというクラブチームで数週間前からボランティアをさせてもらっているのですが、今回のブログでは、僕の目から見えるアメリカと日本の違いを少し紹介させていただきます。
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まずは、大学の奨学金について少し説明したいと思います。アメリカの大学に進学する生徒の多くは奨学金を貰っています。この奨学金というのは、日本でいう学生ローンとは異なり返済不要の奨学金です。今回のブログではスポーツスカラーシップの現状を数字を含めて少し詳しくお話させていただきます。NCAA(全米大学体育協会)に登録されている大学の数が約1300校あり、その内の約10%が1部リーグに登録されています。1部、2部のみは奨学金の支給でが許されていて、年間20億ドル(1600億円相当)の奨学金が大学でスポーツをする学生に支給されています。しかし、全額支給の奨学金はスポーツによって支給できる選手の数が細かく定められている為、スポーツ奨学金は選手をスカウトする上で重要な要素でもあります。例えば、1部に所属する大学のアメリカンフットボールでは85選手への全額支給、男子バスケットボールでは13選手、女子バレーは12人等など… 1部と2部では全額支給の数が違ってきますが、NCAAに登録されているだけで約125千人の生徒が全額支給を受けて大学でスポーツをプレーしているのです。

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(写真 : 僕が指導を手伝っている17歳のチームとコーチ陣)

僕がボランティアをしているNebraska Eliteというクラブチームはネブラスカ州にあるオマハという都市にあります。敷地には体育館が3つあり、バスケットコート4面、バレーボールコート6面、そしてトレーニング施設が完備させているクラブチームです。バレーボールやバスケットボールだけでなく、トレーニングジムの個人利用も可能な施設です。選手の数ですが、バレーボールだけで200人の選手の指導を行っています。僕が初めて練習に行った日、コーチ陣との話の中で少し驚いた事がありました。僕が練習を手伝っている17歳のチームのほぼ全員が大学からの奨学金を貰う約束になっているとのことです。決まっている大学の中には名門校(オハイオ州立大等)も含まれていて、ほとんどの選手が全額支給での進学が決まっているのです。クラブチームには、15歳・16歳の時点で大学の進学+全額支給の奨学金が約束されている選手もいて、ここがアメリカと日本の大きな違いだと思います。

日本の高校生は、高校での部活動としてスポーツをする生徒がほとんどです。ここにも日本とアメリカの大きな違いがあります。アメリカでは基本的にスポーツによってシーズンが異なります。例えば、アメリカンフットボール、サッカー、バレーボールは秋学期に、バスケットボール、野球やソフトボール、陸上等は春学期がシーズンです。日本のように1つのスポーツだけを年間を通してプレーするのではなく、高校の大きさや生徒数等によっては1人の生徒が何種目かのスポーツをプレーしている事も少なくありません。これには理由(Title IX : タイトル ナイン)があるのですが、Title IXなどについては別の機会に紹介させて頂きます。 数種目をプレーする選手等がいる一方で、中には有名なクラブチームに所属し高校ではプレーしない生徒もいます。Nebraska Eliteのようなクラブチームの中には、他の州へ遠征し大会に出場するのがメインのチームもあります。その場合は、高校の勉強をサポートする為のチューターが遠征に帯同し、勉強面でのサポートをする事もあるのです。Nebraska Eliteでは、1人当たり年間約15万円のクラブ費用、そして保護者は遠征費等の負担もあるため、ざっと年間50万円近くの費用がかかります。コーチ陣もそれを理解した上での指導を行い、結果的に奨学金を支給されるレベルまで選手を育てるのがクラブチームの役割でもあるのです。 

僕がバレーボールのクラブチームでボランティアをさせてもらうのは今回が初めてではないのですが、毎回関心させられる事があります。それは形に捉われない指導方法です。クラブチームには11歳から18歳までの選手が所属しており、歳に合ったチームを編成し今年は21チームがこの施設で練習しています。選手達は練習前や練習後に筋力トレーニングをするのですが、そこにはやはりトレーナーがいて、細かく決められたメニューに沿ってトレーニングをしています。僕の卒業した広島城北高校にもトレーナーが来ていましたが、外部のクリニック等からの派遣でした。(アメリカには施設・高校等にもトレーナーが義務付けられています。)アメリカのクラブチームでは当たり前ですが、このように広い年齢層の選手を同時に練習させる環境は日本では少ないと思います。(Jリーグの下部組織は例外です)普段の練習から年齢層を混ぜての合同練習等をする事によって、選手のレベルを一気に引き上げる事に成功しているのです。多くの一流選手が言う『習慣としてビデオでプロの試合を見ていた』という事を耳にする事がありますが、自分よりも上手な選手と練習する事で、見て真似をすることでレベルアップに繋なげるというのがクラブチームの最大の魅力です。

他にも、コーチ陣の指導は自分が身振り手振りで説明するのではなく、言葉だけでの指導が多い気がします。練習中等に聞こえる声の中に『Play Smart』というフレーズがあります。コーチは選手自身に考えさせ、選手個人のプレースタイルを尊重しているのだと思います。細かい動きを指導するよりも、選手が思うようにプレーしてみれば良いという考え方が近いかと思います。僕が練習を手伝っている17歳のチームですが、個人の能力が凄く高いです。もちろん身体的なアドバンテージはありますが、技術もしっかりしている事に関心させられます。コーチが特別な技術指導をしないのに、チームでの練習でここまで個人の技術もしっかりしている。これがアメリカのエリート育成システムなのだと関心させられました。

他にも色々とアメリカと日本で異なる事はあるのですが、ブログが長くなってしまいますので、またの機会に紹介させて頂きたいと思います。


2012年5月29日火曜日

アメリカFitness体験レポート #5



こんにちは。
Athletes Dream Management, Inc. LAスタッフ川上です。
フィットネスブログ5回目の本日は、UFC ジム@トーランスで視察並びにキックボクシングクラス体験へ行った際の様子をお伝えします。
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UFCとは、Ultimate Fighting Championshipの略で、1994年に開始されたアメリカで人気のある総合格闘技の大会の一つです。当初はアメリカのケーブルテレビのPPVで始まった企画であり、それまでブラジルで行われた何でもありルールの「バーリトゥード」から由来を受けています。UFCを見ていると、一見、これは喧嘩に近い格闘技?と感じますが、開始当初の1994年~2001年にかけ、幾度となくとルールや反則行為などが改定された事により、現在では確立したスタイルとして整備され、コミッションによる裁定、階級別によるマッチメイク等、プロボクシングなどの「スポーツ格闘技」に接近しています。
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実際にUFCジムには200以上のトレーニング器具が設置されており、通常のトレーニングは勿論、フィットネスプログラム・Ultimate(アルティメット)プログラム合わせて1ヶ月に500種類ものクラスが行われています。Ultimateプログラムは本格的に格闘技を学びたい方々の為に数多くのクラスがあり、その殆はボクシンググラブや柔道着を着用し、プロフェッショナルのインストラクターによるレッスンを受ける事が可能です。
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実際にUFCのファイター達もこちらのジムを訪れ、トレーニングや指導を行うそうです。
ジム内にはUFCで実際に使用されるオクタゴン(金網で囲われた8角形の舞台)が設置されておりますが、こちらはレッスン用に規定の大きさより2フィート広めに作られています。
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また20名以上のパーソナルトレーナーが常駐しており、トレーニングのアドバイスを行います。
私が体験入学をしたフィットネスプログラムのキックボクシングクラスは、どちらかと言いますと、カーディオボクシングクラス(ボクササイズ)といった感覚で、音楽に合わせて踊りながらパンチ・キック等の動作を組み込みこんでいくエクササイズです。(道具は何も使いません。)
私が非常に驚いた点は、参加者の半分は高齢の女性であった事です。リラクゼーションヨガや、簡単なエクササイズのクラスではありません。私と同じ年齢層の女性も息を切らせ、途中で休憩をしなければ追いつかない様な激しい動きを繰り返すクラスです・・ アメリカでは非常に広い年齢層の方々がスポーツジムに通い、汗を流すのだと改めて感じました。
また、UFCジム内にはUFCグッズShopが設置されており、Ultimateプログラムで使用する柔道着(UFCロゴ入り)はこちらで購入する事が義務付けられており、その他T-シャツやボクシンググラブ、タオルやバッグまで、UFCグッズを購入する事ができます。
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UFCジムに視察へ行ったからには、Ultimateプログラムを体験したいというのが本音でしたが、UFCジムのスケジュールの関係上、残念ながら受けることはできませんでした。
しかし、フィットネスプログラムでも十分に楽しみながら鍛える事ができ、レッスンが終わった後はトレーニング器具をしようしたトレーニングをする事もできます!(私はレッスン後は余力がありませんでしたが・・・)
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次回は、今週中にまた視察へ向いますのでそちらの様子をお伝えします!
フィットネス現場からも弊社Twitterで情報を発信しておりますので宜しくお願いします!

川上 佳奈

2012年5月26日土曜日

継続は力なり


“継続は力なり”

ミニバス(小学生バスケ)のチームに入っていて、引退時に色紙を頂いたときに、高校生でボランティアとして指導していたコーチからの言葉。 このとき、この言葉を初めて知った。


春セメスターも引き続き、実習を続けた。
昨年の秋セメスターから、今年の春セメスターにかけて、私は毎朝、必ず欠かさず行っていることがある。

ウエイトルームの朝清掃

他のスタッフやインターン生が椅子に座りながら雑談している最中でも、清掃を続けた。
自分一人で。
だれも手伝おうとはしない。それは面倒くさいに加えて、私が行っている本当の清掃の意味を理解していないからだと思う。

清掃をするには、常に綺麗に保っていたいということ。ウエイトルーム、別の言い方をすれば私たちS&Cチームの仕事場である。汚い仕事場では良い仕事は生まれない。

それ以外にも綺麗にしておかなければいけない理由はある。
私たちの仕事場と言えど、選手を扱う場所、選手を成長させる場所。
汚いウエイトルームで、選手はトレーニングに集中できるであろうか。
汚ければ、怪我の可能性だってあり得る。

現に、毎朝掃除していると、どこから出てくるかわからないような、小石などが落ちていることが多々ある。

そういった意味でも含めて、私は“清掃=器具や床の点検”と考えている。
他のスタッフが毎朝来て、“昨日のNFLの試合観た?”“あの映画観た?おもしろいよね”と雑談していようが、私は毎朝続けた。
“おまえらも清掃しろよ”と思ったことはあるが、ポジティブに考えれば“器具点検の目を養える”とし、あえて、一人で黙々と続けた。

ただ一人だけで、毎朝、清掃を黙々としていても、意味はあるのだろうか。

しかし、見ている人はきちんと見ている。

ヘッドS&Cコーチは言っていた。
“他のスタッフは毎朝、雑談しているだけで、おまえだけが清掃している。アメリカ人は日本人のこういうところを見習わないといけない気がするよ。”


女子体操の選手の宿題のヘルプをする機会があった。その時に、ワークアウトについて話をした。
その選手はこう言った。

“ウエイトルームはいつも綺麗だったよ。”


“継続は力なり”


何事も、認めてもらうまで続ける事が大事。
見ている人は、本当に見ている。
そういう人たちのために働きたい。
またそういう人に私もなりたい。


こういう基礎的な仕事をいつまでも忘れないようにしていたい。



Southeast Missouri State University
浅野 勝成

2012年5月24日木曜日

アメリカFitness体験レポート #4


こんにちは。
Athletes Dream Management, Inc. LAスタッフ川上です。

アメリカフィットネスブログ第4弾は、USC(サザン・カリフォルニア大学)へクロスフィットのリージョナル地域予選を視察しに行った様子をお伝えします。

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まず本日も、クロスフィットとは・・?という所からご説明致します!
クロスフィットとは、2000年にアメリカ・カリフォルニアで始まった、ファンクショナルムーブメント(実用的な動作)を高い度合いで行う、ストレングス・コンディショニングプログラムです
10の身体能力(心肺機能、スタミナ、筋力、柔軟性、パワースピード、コーディネーション、俊敏性、バランス、正確性)を総合的に改善することで、包括的なフィットネスの形成を目的としてます。
2005年の時点でアメリカ国内では僅か13件のクロスフィットジムも、2012年現在は約3400件にまで広がり、これから先急成長すると言われていわれています。

今回私が視察に行ったCrossFitのイベントは、2007年度より毎年行われているフィットネス世界一を決める大会に参加する為のリージョナル地域予選です。まずこちらの地域予選に参加するプロセスとして、世界各地より多くのアスリートを募る為インターネットを通じての予選が行われました。こちらのインターネット予選はオープン予選と呼ばれ、毎週1つのワークアウトが5週間に渡り発表されます。参加者は発表から3日間の内にワークアウトを行い、インターネットを通じ動画をクロスフィット本部へ送らなければなりません。又は、クロスフィット認定ボックス(日本では、沖縄・東京・京都に設置)でワークアウトを行い、承認される必要があります。このオープン予選での上位男女各60人がリージョナル地域予選への参加資格を獲得するという仕組みになっております。
2012年度はヨーロッパ、アジア、アフリカ、南米、オーストラリア、そしてアメリカ合衆国を12の地域に分けた合計17地域でリージョナル予選が行われました。このリージョナル地域予選での男女各2名がアメリカ・ロサンゼルスのHome Depotセンターで行われるクロスフィットゲームへの参加権利を手にします。
クロスフィットゲームの優勝賞金は、当初は数百ドル(3~5万円)でしたが、2011年降Reebok(リーボック)がスポンサーとなり、優勝者男女に2百50万ドル(約2億円)の賞金が送られるようになりました。
このクロスフィットイベントで競技者は、クロスフィットの提唱するフィットネス定義の1つ “予測不可能な未知的状況下での高い身体能力” に基づき、競技ワークアウトの内容を1時間前まで知ることはできません。更に、競技ワークアウトには、毎年新しい動作が加えられます。昨年度は、海での水泳とソフトボール遠投が行われ競技者を驚かせたそうです。
私が視察したカリフォルニアのリージョナル地域予選では、デットリフトとヘッドダウンプッシュアップスが行われていました。決められた回数・如何に早く終わらせるかというのを競います。そちらの様子をご覧下さい。


最初は男女2名ずつ(計4名)のグループ戦→女子個人戦→男子個人戦といった順序で行われました。
私がこちら予選の視察を通して、参加者の身体能力の高さに圧倒された事は勿論ですが、非常に感動を受けたシーンがありました。
それは参加者がお互いに励まし合う姿勢でした。自身の競技を終えた参加者は、近くで葛藤している参加者を大きな声で励まし、最後の一人に残った参加者を全員で囲み、応援している姿は非常に感動的でした。先程まで隣に居る参加者は皆“敵”であったはずが、競技を終えた後は同じ競技をする“仲間”として協力をし合っていました。

こちらに載せることができなかった映像は弊社YouTube(スポーツ経営学)にてご覧いただけます。
またこの様なフィットネス現場からTwitterを通じて皆様に写真や映像等、情報をどんどん発信しておりますので、併せて宜しくお願い致します!

では次回は、UFCジム@Torranceを視察した際の様子をお伝え致します!
川上 佳奈

2012年5月23日水曜日

WCFFフラッグフットボール視察inミッション・ビエホ

LAスタッフの水野です。

5月18日(金)、同じくLA勤務の川上と『フラッグフットボール』の 視察に行ってきました。
場所は、ロスから車で南東へ1時間強のMission Viejo(ミッション・ビエホ)。
カリフォルニア州内でも、治安の良さでは指折りの街と言われるこのミッション・ビエホに、West Coast Flag Footballというリーグがあり、お子様たちのフラッグフットボールリーグが運営されています。

こちらの地へは、今年の夏、日本からe-kidsという団体様がいらっしゃることになっています。フラッグフットーボールはもちろん、ホームスティをし、ディズニーランドに行き、ビーチでバーベキューをし…盛りだくさんの内容のプログラムが開催されることになっているのです。
今回は、このプログラムの開催にあたっての現地調査ということで、初めてWCFFさんにお邪魔してきました。

高速道路を降りて試合会場に向かうまでに、まず感じたのが「治安の良さ」です。
道路にはキレイな木々が立ち並び、道路はきちんと整備され、お子様たちが安心してスティできる環境を感じました。 

そして試合会場に着くと、目に飛び込んできたのは3面のフットボールコートで盛り上がる試合の様子と、コートサイドで応援に熱の入るご家族の皆様。週末金曜の夜に、子供たちのスポーツを観戦に行くというのが、文化のひとつとして根付いているのを感じました。
18時・19時と時間がすすむにつれて、ご家族の数も増えてきたように思います。


そして、フラッグフットボールの試合の様子。
こちらのリーグでは、5-7歳/8-10歳/11-13歳と、3つのディビジョンが構成されています。
今回は、8-10歳のチャンピオンシップ及び11-13歳のゲームを視察致しました。

この日のメインは、8-10歳のチャンピオンシップ。1プレーごとにコーチが選手を集めて作戦を確認し、それを実行しながらボールを前へと運んでいく選手達の姿に、見ているこちらが引き込まれる要素が多々ありました。

ハーフタイムには、かわいいチアガールたちの姿も。NFLさながらに、試合の合間の時間を楽しませてくれました。WCFFでは、フラッグフットボールのみならずチアリーディングのプログラムも運営しているとのことです。


そして試合後には選手たちを集めて、表彰式が行われていました。
リーグから各年代へのチーム表彰、個人表彰が設けられていたのですが、お子様たちはもちろん表彰するリーグの方やそれを眺める親御さんたちの充実した表情を拝見し、フラッグフットボールの素晴らしさ、そしてスポーツの素晴らしさを改めて実感することができました。

e-kids様では、6月18日まで(もしくは定員まで)プログラムの参加者を募集なさっています。
こちらのページをご参照のうえ、ぜひともお問い合わせいただけますと幸いです。
お子様たちの世界を広げる、これ以上ない機会になること間違いなしです。

そして、弊社のyoutubeページでは、こちらのブログに掲載しきれなかった動画も掲載しております。どうぞご覧下さい。

Athletes Dream Management,Inc. LAオフィス 水野

2012年5月22日火曜日

アメリカFitness体験レポート #3


こんにちは。
Athletes Dream Management, Inc. LAスタッフ川上です。

フィットネスブログ3回目の本日は、Believe Fitness@ El SegundoAnti Gravity Yoga(アンチ・グラビティヨガ)体験へ行った際の様子をお伝えします。

まずAnti Gravity Yogaとは、日本では主にエアリアルヨガと呼ばれている、天井からぶら下がったシルク製ハンモックの上、またはハンモックを利用して行うヨガです。
初めのストレッチもハンモックの上で行い、軽く汗をかいた後に本格的なヨガが始まります。天井からぶら下がったハンモックの上で体制をしっかりと保つだけでも十分な体幹のトレーニングになります。また肩や腰だけに全ての体重を乗せ、ひっくり返るエクササイズ等も行いました・・・
写真をご覧頂くと私の説明よりずっとイメージが湧くかと思います。
こちらが腰バージョン
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こちらが肩バージョン(左のピンクの女性)
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こちら2つが私にとっては非常に恐怖であり、ひっくり返るまでに時間を要しましたが、意外と肩や腰がしっかりと軸になりひっくり返った後は、前後左右に揺れても怖くはありませんでした。
私が体験入学をしたのはビギナーの中のビギナークラスでしたが、十分足・腰共に鍛えられました。クラスが終わった後、なぜか疲労というよりは体が軽く感じられ、クセになりそうです・・
こちらがクラスの様子です・・Youtubeでご覧いただけます。

その他、様々な映像が詰まった弊社Youtube(スポーツ経営学)もあわせて宜しくお願い致します! 

またTwitterではFitness現場から生の声をお伝えしております!


川上 佳奈

2012年5月21日月曜日

アメリカ留学に必要なのは「英語力」よりも「英会話力」と「行動力」

学生ブロガーの守屋栄治です。

今回はスポーツとか関係ないのですが、アメリカに留学するにあたって、絶対に必要になってくる「英語」について話したいと思います。

前回の自己紹介で書いたように私の英語力は普通の高校生の英語力よりもずっと低いものでした。
そして、英語を勉強するという事にずっと抵抗があり、実は英語を普通に話せるようになった現在でも英語を勉強するという事は好きになれません。

私が個人的な意見として日本人の英会話の能力が他の国の人たちと比べると低い理由として考えるのは、日本の教育制度が「英語」というものの見解の教え方を間違えてしまっていると思うからです。 

 多くの日本人が通ってきたであろう高校や大学受験。

日本人の多くはこの受検というものの為に「英語」という「教科」を勉強します。

そして、私は英語を教科だと認識するがために日本人の英語力の欠如、もしくは英語への抵抗力が存在してしまっているんだと感じます。

私が英語で自己紹介すら出来ない状態でアメリカに渡り、気づかされた事があります。

英語は単なるコミュニケーションの道具であり、どんなに英語の試験でいい点数をとれようが、英語を使い会話が出来なければ、意味がないと思います。逆に、文法や単語の使い方がめちゃくちゃでも相手が自分の言いたい事をわかってくれ、自分が相手の言いたい事をわかるのであれば、私はこの英語の能力の方が英語のテストでいい点は取れるだけの能力よりも断然価値があると思います。 
  私もアメリカに渡った際、日本での英語教育の影響か、間違いのない完璧な文章でないと恥ずかしく、話せない時期がありました。

この日本人が外国語を話す際に必ずある羞恥心の常識をあるフランス人に壊されました。

彼の英語は当時の私の英語と比べても同じレベルかもっと悪いレベルにありました。
ところが、全く会話が出来ない私に比べ、彼は適当な英語でありながら積極的に話し、コミュニケーションをとれている姿を見た時に私は彼のように話していかなければいけないと気づかされ、実行した事により急激に英会話力があがりました。

私は日本人で英語を話せるようになりたいのであれば、必要なものは2つだけだと思います。
それは英語圏に自分一人で行くという「勇気」、そして羞恥心を捨てた「積極性」が必要だと思います。 
 中学高校の授業の英語でいくら悪い点数をとろうがそんなものは英語圏の国に行き3ヶ月過ごせば取り返せるものだというのは私が身をもって証明しました。

今、もしアメリカに留学したいが、英語力に不安があると踏みとどまっている方がいれば、私はその方々にこう言いたいと思います。
留学を決断するのに必要な要素は英語力の有無ではなく、行きたいか行きたくないかの自分の意志の強さにあると思います。

守屋栄治

2012年5月18日金曜日

全米テニス協会主催サマートレーニングキャンプ  於:全米オープンテニス会場

世界最大のテニストーナメントである全米オープン会場(ニューヨーク州クィーンズ)において、全米テニス協会が、世界中から集まるジュニアのトップレベル選手を対象にサマートレーニングキャンプを開催致します。

また、参加者の年齢とレベルに合わせまして、11段階のトレーニングプログラムが用意されるため、初心者から中級者レベルの選手も安心してご参加が可能です。

1) ご案内書


2) 日程(6泊8日、現地各7日間)
3通りの日程をご用意しております。
①2012年7月15日(日曜日)~21日(土曜日)
②2012年7月22日(日曜日)~28日(土曜日)
③2012年7月29日(日曜日)~8月4日(土曜日)
  • 1日目(日曜日):ニューヨーク州ジョン・F・ケネディ国際空港集合
  • 2日目(月曜日)~6日目(金曜日):全米テニス協会認定プロコーチによるトレーニングキャンプ
  • 7日目(土曜日):ニューヨーク州ジョン・F・ケネディ国際空港解散


3) トーニングプログラムの詳細内容
High Performance Training Camp
  • 対象レベル:常時トーナメントに出場し、優秀な成績を収めているハイレベルなジュニア選手 ※初日午前に行われる評価テストにおいて、USTA認定コーチに承認される必要があります。
  • 対象年齢:16~20歳
  • 人数:全体で10~20人限定(アメリカ国内や世界各国からのジュニアトップレベルの選手を含む)
  • 日々のスケジュール:月~金曜日の午前10時から午後4時30分まで(途中、午後1時から1時間のランチブレイク有)
  • トレーニング内容
USTA公認のトップコーチ(US Professional Tennis Association、Professional Tennis RegistryというUSTA公認プロフェッショナルコーチになるために必要な資格を有するコーチ)による技術指導、戦術指導
メンタルトレーニング
ストレングス&コンディショニングトレーニング
トップレベルの選手同士の模擬試合


②Junior Tennis Camp
  • 対象レベル:6段階 ※初日午前にUSTA認定コーチによる評価テストを行い、レベル分けを行います。
1) Beginner:初心者~ラケットでボールを打った事があるレベル
2) Adv. Beginner:ラリーは続かないが、ベースラインからのショットがネットを越える事もあるレベル
3) Low Intermediate:ベースラインからのショットがコンスタントにネットを越え、ラリーが続くレベル
4) Intermediate/Olympic:オーバーハンドでサービスが打て、試合の出場経験があるレベル
5) Adv. Intermediate/Tournament. Prep:トーナメントにコンスタントに出場しているレベル
6) Advanced/Tournament Training:トーナメントに出場するだけではく、上位進出を果たしているレベル
  • 対象年齢:10~17歳
  • 人数:各グループ10人前後
  • 日々のスケジュール:月~金曜日の午前9時から午後4時まで(途中、午後12時から1時間のランチブレイク有)
  • トレーニング内容
USTA公認コーチによるレベルに合わせた技術指導、戦術指導
フィットネストレーニング
クロストレーニング(サッカーやソフトボールなど、テニスとは別のスポーツをプレイしながら、楽しむ事を一番の目的としたトレーニング。仲間との交流が主目的)
選手同士の模擬試合も可能
※Beginner~Adv. Beginnerレベルは、テニスの技術向上と同時にサマーキャンプを楽しむ、というった意味合いが強くなります。


③10 and Under Junior Tennis Camp
  • 対象レベル:4段階 ※初日にUSTA認定コーチによる評価テストを行い、レベル分けを行います。
1) Beginner:初心者~ラケットでボールを打ったことがあるレベル
2) Adv. Beginner:ラリーは続かないが、ベースラインからのショットがネットを越える事もあるレベル
3) Low Intermediate:ベースラインからのショットがコンスタントにネットを越え、ラリーが続くレベル
4) Intermediate:オーバーハンドでサービスが打て、試合の出場経験があるレベル
  • 対象年齢:6 ~10歳
  • 人数:各グループ10人前後
  • 日々のスケジュール:月~金曜日の午前9時から午後4時まで(途中、午後12時から1時間のランチブレイク有)
  • トレーニング内容
USTA公認コーチによるレベルに合わせた技術指導
クロストレーニング(サッカーやソフトボールなど、テニスとは別のスポーツをプレイする、楽しむ事を一番の目的としたトレーニング。仲間との交流が主目的)
※テニスの技術向上と同時にサマーキャンプを楽しむ、というった意味合いが強くなります。

4) メジャーリーグ公式戦観戦の送迎付きオプションツアー(別費用)
球場とホテル間の送迎が付き、他の参加者と一緒に観戦するツアーですので、お子様だけでも安心してご参加頂けます。

①7月20日(金)午後7時から ニューヨーク・メッツ対ロサンゼルス・ドジャース戦:お一人様10, 000円
②7月24日(火)午後7時から ニューヨーク・メッツ対ワシントン・ナショナルズ戦:お一人様10, 000円
③8月3日(金)午後7時から ニューヨーク・ヤンキース対シアトル・マリナーズ戦:お一人様20, 000円

5) お申し込み先、及びプログラム内容に関するご質問
  • お申し込み先:日新航空サービス(株)(担当 酒寄/yukari-s@nissin-yotsuya.com、TEL:03-3359-7224)
  • USTA主催サマーキャンププログラム内容に関するご質問:Athletes Dream Management Inc.(担当 三宮/sangu@admsports.biz、TEL:+1-803-629-0776)

個人では勿論の事、団体でのご参加も可能です(保護者同伴でのご参加も承っております)。個人での海外武者修行、学校の海外研修プログラムの一環として、国体に向けての都道府県選抜チームやテニススクールの夏合宿、親子での夏の思い出作り、などなど、様々なご参加の形があるかと思います。

憧れのグランドスラム会場で、世界各国の選手達と交流を図りながら、全米テニス協会認定プロコーチによる技術指導、戦術指導、フィジカルトレーニング、メンタルトレーニングを受けられる機会を是非ともお見逃しなく!


ADMニューヨーク 三宮 伸也

2012年5月17日木曜日

『スポーツに情熱を注ぐ人達』

Wayne State College の波多野陽介です。

アメリカでは春学期が終了し、3ヶ月以上の長い夏休みに入りました。今回のブログでは僕が履修したクラスの題材となった1人の監督を紹介させて頂きたいと思います。 以前のブログにも紹介させてもらいましたが、アメリカでスポーツを語る上で絶対に外せないトピックが大学スポーツです。特に、アメリカンフットボールと男子バスケットボールは2大スポーツと言われても過言ではないくらいです。その履修したクラスの教材として1冊の本を購入しました。

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動画(http://www.youtube.com/watch?v=n9wBQJDuCr4

ESPNというアメリカで有名なスポーツ番組があるのですが、その番組のスポーツコメンテーター且つ、アメリカ野球殿堂の投票資格も持つバスター・オルニー記者が著者の『How Lucky You Can Be』という本です。この本は、僕の大学があるネブラスカ州のWayne(ウェイン)という小さな街で育った大学バスケットボールコーチ、ドン・マイヤー氏のことについて書かれています。アメリカの大学バスケットボール界には数多くの名監督がいます。(バスケットボールに興味のある方はご存知だと思います。) 1948年から名門UCLAを率い10度のタイトルを獲得した故John Wooden氏、大学バスケットボール界で1部リーグ最多勝監督として知られていたBob Knight氏、そして今も名門Duke Universityを率い現在の1部リーグ歴代最多勝監督、アメリカ代表男子バスケットボールの監督を勤めるMike Krzyzewski監督 (通称:コーチ K)… 名前を書き出せば多くの監督が名監督としてその歴史を残しています。その他にも女子の名門テネシー大学を率い8度のタイトルを誇るPat Summitt監督も名監督の1人です。 しかし、このマイヤー氏が何を残したのか… そこを少しだけ紹介させていただきます。 マイヤー氏は1部リーグでの監督経験がありません。というよりも、本人が1部リーグでの監督という立場に違和感を感じていたからです。しかし、マイヤー氏はNCAA(全米体育大学大学)2部リーグ、そしてNAIA(小規模の大学が加盟している大学体育協会)での監督経験があり、大学男子バスケットボールの歴代最多勝記録(923勝)を今シーズンまで保持していました。(コーチKBob Knight氏が保持していた(いる)のは1部リーグのみでの記録となります) 

しかし、なぜこの本のタイトルが『あなたはどれだけ幸福になれるのだろう』というタイトルなのか 実は、マイヤー氏は日本で言うワークホリック、言わば仕事に情熱を注ぐ人で、監督として生徒が成長する姿を一番の喜びと感じている監督でした。20089月、マイヤー氏が運転する乗用車とトラックが衝突事故。 緊急搬送されたマイヤー氏、そして家族・選手を待ち受けていたのは、左足の膝下を切断するという現実に。そして、手術中の担当医からマイヤー氏の肝臓に癌がある事が伝えられました。その事実を知ったマイヤー氏、そして彼を支える家族や友人達、そして何よりも監督として現場復帰したいというマイヤー氏の強い思いから最多記録を更新、事故後のマイヤー氏の変化等が細かく記されている一冊です。事故後の左足切断、そして癌の発見 事故が起きていなければ癌の発見が遅くなってしまうところでした。 マイヤー氏にとって、監督という立場にいれる喜び、そして選手の成長を見届ける事に最高の喜びを感じているのが本から伝わって来ます。

マイヤー氏が書かれた文章を紹介したいと思います。“You’re going to look at things differently. You’re going to get emotional. You’re going to cry a little more. You’re going to hug people, you’re going to want to say what’s important to people before they leave. Because you might never get a chance to say it.”  “物事を違った見方で見るようになり、少し感情的になり、そして少し泣いてしまうでしょう。見舞いに来る人を抱きしめ、そして皆が帰る前には大切な思いを伝えるでしょう。だって、もしかしたら二度とその思いを伝える機会がないかもしれないから…”

この文章を読んだ瞬間、肺癌で亡くなられた自分の恩師を思い出してしまいました。5年間、厳しく接してもらい、僕が自宅に伺った20078月から20103月に亡くなられるまでの2年間半の間にもう1度会いたかった。そしてお礼を言いたかった。そんな後悔の気持ちが蘇ってきました。恩師が亡くなられる1ヶ月前にメールでのやり取りが1度だけあり、僕の親への感謝の気持ちを汲んだ監督が『親に迷惑かけてばかりだったのに、ここまで立派に成長して…』と書かれていたのを思い出し、監督もマイヤー氏と同様に伝えたい気持ちがあったのだと、初めて思いました。 スポーツに情熱を注ぐ人達がスポーツ界を陰で支え、それを天職だと思い一生を全うする。僕たちがスポーツから力を貰えるという事は、それだけの人が力を注いでいるのだという事だと思います。

この履修したクラスで学んだ事の一つが『どれだけの人がスポーツに関わっているのか』でした。監督やチーム関係者だけでなく、いろんな形で関わっている人達の力でスポーツが『力』を持つ。そして、逆に社会にその力を還元していくのがスポーツのあるべき姿だと思いました。

もし機会があれば是非読んでみて頂きたい一冊です。 

2012年5月16日水曜日

2012年夏季 第3回アメリカ北東部スポーツビジネス研修プログラムのご案内

1.日程:2012年8月20日(月)~8月26日(日)(5泊7日)


2.場所:ニューヨーク、フィラデルフィア、ボルティモア


3.趣旨
  • 最先端のエンターテイメントが集結する世界一の大都市ニューヨークで、ファンを魅了し続けるスポーツビジネス(球団、プロスポーツ選手会、スポーツマーケティング/エージェント会社、リーグアンテナショップ等)の現場に触れる
  • 世界一の大都市ニューヨークとアメリカの首都ワシントンDC。その間に存在するフィラデルフィアとボルティモアで実践される、地方都市ならではのフランチャイズ経営と、スポーツを通した地域振興策を学ぶ
  • アメリカのマイナースポーツ球団が取り組む、創意工夫を凝らした球団経営法について学ぶ
  • プロスポーツ選手会、スポーツメディア、スポーツ用品メーカー、スポーツグッズストア、スポーツレストラン&バー等を視察し、スポーツ業界におけるキャリア選択の幅広さを実感する

4.訪問・視察先
  • アメリカ4大プロスポーツリーグの球団オフィス&選手会訪問、職員による講義、スタジアム視察
  • MLB公式戦フィラデルフィア・フィリーズ対シンシナティ・レッズ@Citizens Bank Park観戦、マイナーリーグベースボール公式戦スタテンアイランド・ヤンキース対ブルックリン・サイクロンズ@Richmond County Bank Ballpark観戦
  • 世界有数のスポーツマーケティング/エージェント会社、スポーツメディア関連企業訪問、社員による講義
  • プロサッカーリーグMajor League Soccer、女子プロサッカーリーグWomen’s Professional Soccerの球団オフィス訪問、職員による講義、スタジアム&トレーニング施設視察
  • スポーツ用品メーカーUnder Armour本社訪問、倉庫内視察、職員による講義
  • リーグ&チーム公式ストア、メーカー系フラッグシップストア、スポーツレストラン&バー、その他のスポーツ周辺産業視察
  • アメリカスポーツ界で活躍される日本人プロフェッショナルを招いての懇親会

5.料金
  • 2人1部屋利用:18万5,000円(税込み)、1人1部屋利用:21万5,000円(税込み)※2人以上でご参加される場合には、お1人様に付き、5,000円割引を適用致します
  • プログラム料金に含まれるもの:アメリカ国内移動交通費、現地宿泊費(5泊)、メジャー&マイナーリーグベースボール公式戦チケット代、施設視察費用、講義費用、通訳・アテンド
  • プログラム料金に含まれないもの:ニューヨークまでの往復航空券、旅券印紙代、海外旅行傷害保険料、超過荷物料金、日本国内移動交通費、飲食費、チップ代、観光代、その他の個人的な諸経費、など

6.募集人数
  • 30名(最少催行人数6名)
  • 募集締め切り:7月20日(金曜日)※定員になり次第、募集を終了致します

7.研修プログラム詳細


8.過去の訪問実績
第1回(2012年1月2~9日実施)

第2回(2012年3月19~24日実施)

過去の研修先の写真
過去の研修先の動画


9.お問い合わせ先
プログラム企画 /現地サポート
  • Athletes Dream Management, Inc.
  • 89-02 70th Road 2nd Floor, Forest Hills, NY 11375 USA
  • 代表担当:三宮伸也
  • TEL: +1-803-629-0776       (USA)
  • Email:sangu@admsports.biz

提携先旅行代理店
  • ツアーオデッセイ
  • 〒530-0044 大阪府大阪市北区東天満2-9-4 千代田ビル東館10階
  • 担当:隅野
  • TEL:06-6358-8322
  • FAX:06-6358-8340
  • Email:sumino@tourodyssey.com

2012年5月15日火曜日

アメリカFitness体験レポート #2

皆様、

こんにちは。
Athletes Dream Management, Inc. LAスタッフ川上です。

フィットネスブログ2回目の本日は、前回の様なゆっくりじっくり型のフィットネスではなく、走る・鍛える・走る・鍛えるを繰り返す、どちらかといいます日々鍛えているアスリート向けのフィットネスクラブ・Barry's Boot campウェストハリウッド店でハードコアクラスの体験入学をしてまいりました! 

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初めに約15分間走り続けます。走るといいましても、ダラダラとランニングをするのではなく走る速さも指定されます。ある程度のスピードで走り初めて13分、そろそろ汗だくになってきた頃に、「ハイ!スピードをMAXまであげて!」とインストラクターから指示があり、最後の追い込みで約30秒いわゆる"ダッシュ"をします。
走り終えた頃には足はガクガクですが、約30秒の水分補給の後は容赦なく下半身のトレーニングから入ります。
ノリノリの音楽に合わせ、道具を使用せずに下半身のエクササイズ→写真にもありますメディシンボールを使用しての腕・上半身エクササイズを約30分程行います。
更に最後に下半身追い込みのエクササイズを行い、再度ランニング→下半身→上半身といった要領です。

エクササイズ中はビデオ撮影が禁止されており、皆様にお見せできないのは残念ですが、個人的な感想としては、大学時代のトレーニングを思い出すような内容だったと思います。
Barry's Bootcampのインターネットサイト上にいくつかビデオが紹介されておりますのでその一部をご紹介いたします。→http://www.barrysbootcamp.com/video-03.html

日々運動を続けている人にとっては問題なくこなせるラン・エクササイズだと思いますが、初心者向けではありません・・・。

私が本日体験をしたのはハードコアのビギナークラスでしたが、その他「腕と腹筋」・「下半身強化」・「全身エクササイズ」がそれぞれ曜日と時間毎に各レベル毎に行われているようです。

また、こちらのBarry's BootcampはDVDも5枚組みで販売しております。

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では次回は先週末に行われました、CrossFitイベント@USCの様子をお伝えします!

Fitness現場からもどんどんADM Twitterでつぶやいておりますので、こちらも併せてご覧下さい!


川上佳奈

2012年5月14日月曜日

2012年 学生サマーインターン募集のお知らせ

アメリカのニューヨーク、及びビバリーヒルズを拠点に、夢を追いかけて高いレベルにチャレンジするアスリートのマネジメント事業(ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム高橋尚成選手、トロント・ブルージェイズ五十嵐亮太選など)、日本のスポーツ界が健全発展するためのコンサルティング事業(教育機関、スポーツチーム&リーグ向けの海外研修プログラムなど)を2本の柱に活動するスポーツマネジメント会社Athletes Dream Management, Inc.では、現在学生サマーインターンを募集しております。


業務内容
※以下は一例で、これに限りません
  • 電話、直接訪問による日米プロフェッショナル&実業団チーム、リーグ機構、教育機関等への営業業務
  • 海外研修プログラムの事前準備・アテンド・通訳業務
  • 所属クライアントとそのご家族へのサポート業務
  • アメリカスポーツ産業の最新情報を発信するウェブメディア業務
  • インターネットを通じたリサーチアシスタント業務

勤務地
ニューヨーク州フォレストヒルズ


時期、及び期間
6月初旬から8月下旬までの約3ヶ月
※期間は、各自のスケジュール、及び状況に応じて柔軟に対応致します


待遇
無給


望ましい応募要件
  • 日本語、英語の読み・書き・コミュニケーション能力が備わっている方
  • アメリカ、あるいは国際運転免許証をお持ちの方

選考方法
履歴書(日本語)を提出後、こちらからエントリーシートを送付致します。エントリーシートの受領を持ちまして、正式エントリーの完了とさせて頂きます。
その後、面接を経て、内定者を決定させて頂きます。


お問い合わせ
ご興味を持たれた方は、人事担当・三宮(sangu@admsports.biz)まで、お問い合わせ下さい。

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2012年5月11日金曜日

アメリカFitness体験レポート #1


皆様、
こんにちは。
Athletes Dream Management, Inc. LAスタッフ川上です。

本日より、皆様にアメリカのフィットネス情報をどんどんお伝えしていきますので宜しくお願い致します!
まず、ロサンゼルス・ビバリーヒルズにあるPhysique57というFitnessの体験入学へ行ってまいりました。

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こちらのFitnessは2006年2月にニューヨークで始まり、オープン当初から予約殺到で、キャンセル待ちをしなければならない程の人気だったそうです。そこから段々とニューヨーク内でビジネス展開をし、ビバリーヒルズ店がオープンしたのは2010年の事です。

Physique57でのエクササイズは、感覚的にカーディオエクササイズとヨガをMixしたようなもので、決して激しい動きや重たい物を使わず、使用する物は柔らかいボールとマットのみです。
1ヶ月で10kg痩せる!と好評もこちらのフィットネスでの体験の様子をお伝えします。

まず、ウォームアップは、体の内側からじわじわと汗をかくようなエクササイズ、次に下半身→腹筋→上半身と続きます。
この下半身エクササイズが・・・すごい! といいますのは、普段の生活では殆ど使用する事のない筋肉を、ゆっくりじっくりピンポイントで鍛えていくからです。エクササイズをしている時は、そこまで辛いと感じませんが、途中休憩になると・・あれ?足が震えている・・と感じます。それは私以外の参加者も皆同じ事を言っていました。

皆さんもご存知かと思いますが、脂肪を燃焼させる為にはある程度の筋肉が必要であり、筋量が増えることで基礎代謝アップにもつながります!

基本的にエクササイズ中は息切れする運動は数少なく、どちらかというとゆっくり呼吸をしながら、じんわり鍛え、汗をかいていきます。
柔らかいボールを使う事で、筋肉に〝強すぎない負荷″をかけていく感覚が、通常のトレーニングでは鍛えられない部分を鍛える大きなカギになっているのだと思います。

Fitness内はビデオ撮影が禁じられていましたので、Physique57のDVDコマーシャル映像を見ていただくとなんとなく分かっていただけるのではないかと思います。

私が参加したクラスは合計7人程でしたが、全て女性、年齢層や体型は皆それぞれといったところでした。

次回はハードコアクラス At Barry's Boot Campの様子をお伝えします!

Fitness現場からもどんどんADM Twitterでつぶやいておりますので、こちらも併せてご覧下さい!

川上 佳奈

2012年5月10日木曜日

LAスタッフ川上&水野 とある一日のレポート

LAスタッフの水野です。

ADMのスタッフは、日々どんなことをしているのか?Twitterやfacebookでも発信させていただいておりますが、今回はこちらのブログで、その様子をご紹介したいと思います。
5月9日(水)、この日はLAを南東に約1時間。サンタアナ・アーバインといった地域で4つの予定が入っておりました。

1、クライアント選手サポート
まず最初の目的地は、イミグレーションオフィス。
LAA高橋尚成投手とご家族の、申請ごとに同行させていただきました。
今回は、「指紋の採集」が目的でありました。LAスタッフ川上は、実はこの日は4時起床で自宅を出発してきたのですが、朝早くの混雑していない時間帯に手続きをすませることができました。

2、アーバンユースアカデミー訪問
コンプトンにあります、アーバンユースアカデミーを訪問してきました。
大学内の施設を利用して運用されているこちらのアカデミーは、運営母体がMLB。
 将来のメジャーリーガーを目指す選手たちの練習や試合が行われています。
こちらで勤務されているダグさんのご案内のもと、施設を見学させていただきました。
(私のミスで忘れ物をしたため、近々改めてお邪魔する予定です…)
(昼休憩)ファイブガイズ
昼休憩はふたりの意見が一致し 、ハンバーガーショップへ。川上の意見を基に、「ファイブガイズ」というお店に入ることになりました。
バーガー・ポテト・ドリンクを頼んだのですが、袋の中であふれるほどのポテトの量と、具を好きなように選べるハンバーガーの味に、大満足のランチとなりました。
 3、 ekidsさまプログラムの打ち合わせ
下記のリンクにあるプログラムの打ち合わせで、West Coast Flag Footballのガイ氏とのMTG。
日本では、ekidsという団体様のとよ先生が、いま一生懸命に参加者を募集なさっています。
そのアツイお気持ちをガイ氏にお伝えしたうえで、8月のプログラム実施に向けての諸確認を行ってまいりました。
大変魅力的なプログラムですので、アメリカでのホームスティ+フラッグフットボールorチアリーディングにご興味にあるお子様がいらっしゃれば、ぜひぜひご紹介ください!
4、アイスホッケーグッズ買い付け
日本で手に入りづらいアイスホッケーのグッズを買い付けて、日本へ送付するという事業も行っています。カリフォルニア州の天候とアイスホッケーはなかなか結び付きづらく思いますが、こちらではアイスホッケーの専門店があり、日本では見たことのないような品数が店頭に揃えられています。
これら4つの予定を無事に終え、オフィスに戻った後は、全米テニス協会が主催するテニスキャンプのご紹介。日本への電話+メール送信を行い、一日を終えました。
こちらも大変魅力的なプログラムですので、ご興味ある方は、ぜひぜひお問い合わせください。
USオープンの会場で、全米テニス協会公認のコーチにテニスが教えていただけるプログラム。
参加費用は¥169,000、同行される親御さんの費用は¥89,800となっています。
以上、スタッフの一日をレポートさせていただきました。 
アメリカのスポーツマネジメント会社ということで、様々な種目との出会い、そして様々な方との出会いがあり、とても充実した毎日だと感じます。と同時に、個人的にはやはり、英語のコミュニケーション面で勉強不足が多く、悔しい思いをする毎日です。
この貴重な体験を自分たちだけのものにするのではなく、どんどん情報を発信し、みなさまにも共有していきたいと考えています。次回以降のレポートにも、どうぞご期待ください。
下記も併せてご参照ください。
twitter⇒@ADMStaff
facebook⇒http://www.facebook.com/admsports.biz
Athletes Dream Mangement , Inc. LAスタッフ 水野芳樹

2012年5月8日火曜日

March to protest rape culture

こんにちは、モンタナ州ミズーラ、The University of Montanaの西尾です。
先週の土曜は学校にあるWomen Resource Centerという組織のイベント「Slut Walk」という集まった学生や教授などを交えて学校から1マイルほど全員でデモ行進をしました。


数ヶ月前にSexual assaultが起こってしまい学校側と学生側両方で重大に今回の事件を受け止
め以来色々な活動や組織が立ち上がっています。

私も先月から「MEN CAN STOP RAPE」という教授が立ち上げたグループに入りました。
毎週水曜にミーティングがあり、今少ないメンバーではありますが全員で色んな案を出したり
して安全な環境づくりを目指しています。

これからどのような活動をしたりイベントを起こしていくのが楽しみであります。
そして学生全員が安心して学校生活を送れるよう努めていきたいと思います。

The University of Montana Community Health学部
                                                                                                   西尾 友滉