2012年9月15日土曜日

立命館大学スポーツ健康科学部インターンシップ4日目 ビジネス班

18日にスコッツデール市に対してスポーツツーリズムの提案を行うため、本日も引き続きスコッツデール市内のスポーツ施設の視察実習を行いました。

本日の流れ
1.スコッツデールスタジアム視察実習
2.シニアセンター視察実習
3.ESL
4.高校のアメリカンフットボール観戦
5.ADMスタッフとミーティング


1.スコッツデールスタジアム視察実習
まずはじめにサンフランシスコジャイアンツがスプリングキャンプの本拠地にしている、スコッツデールスタジアムを訪れました。こちらは地下にある選手のロッカールームにつながる廊下なのですが、かつて活躍した選手を称えた写真が飾られています。球場入ってすぐのところにもhall of fameがあり、アメリカではどの球場でもこのような殿堂入り選手を称える習慣があるようです。

さらにこのように選手と観客席の距離がとても近いのもアメリカの球場の大きな特徴となっています。
またホームベースから離れた外野の席は、すべてオープンスペースにし、パーティーができるようなスペースとなっており、日常的にパーティーを行うアメリカ人だからこそ採用できる仕組みとなっています。

1月から4月までのキャンプの間はもちろんジャイアンツが使用するのですが、それ以外の月はプレスルームが市民のミーティングやセミナーに使用されることもあります。これは市がこの球場を保有しているというメリットを十分生かしているといえるでしょう。


2.シニアセンター
先ほどはプロのチームの球場を視察したのですが、次に向かったのはシニアセンターです。5年前にできたシニアセンターまでは足が不自由なお年寄りの方にも配慮してトロリーが20分おきにやってきます。さらにこちらは環境に配慮したつくりとなっており、ソーラーパネルや夏は涼しく冬は暖かい壁を使用しています。




こちらのシニアセンターはアートのクラスやウクレレのクラス、ダンスのクラスのような様々なクラスや、カードゲーム、ピンポン、ビリヤード、フィットネスジムなど選択肢が多いのが特徴的で、みなさま人生を楽しんでいらっしゃるなという印象を受けました。
また、アメリカのスポーツといえばエンターテイメント的要素の強い4大プロスポーツが思い浮かぶと思いますが、それだけではなく、みんながスポーツを楽しむ環境が整っている点、整わせるために市とプロスポーツが協力している点もアメリカのスポーツ事情であることを学ぶことができました。

3.ESL
学生インターンの皆さんはESLにプレゼンの準備を行いました。

4.高校のアメリカンフットボール観戦
最後にスコッツデール市にある高校のアメフトの試合を高校のスタジアムにて観に行きました。アメリカでは金曜日の夜は高校、土曜日の夜は大学、日曜日の夜はプロのアメフトの試合を見る習慣があり、今夜も多くの観客でにぎわっていました。
 さらに高校の吹奏楽部やチアリーダーも正装をしていました。彼らは高校のチームの応援はもちろんなのですが、自分たちの演奏を披露することに重きを置いていたように感じられました。
彼らの家族であろう人物が多く観客席に座っていたのも印象的でした。


また、それぞれの高校にこのようなマスコットキャラクターがおり、クオリティは別として、高校のマスコットキャラクターが試合の応援に駆け付けるという点がやはりアメリカらしいなと感じました。

私は日本のカレッジスポーツを研究しいることもあり、今回高校のフットボールの試合を観戦することができ、高校生なので吹奏楽部の音がずれていたり、試合にしてもタッチダウンがすぐとれたりと未完成の部分はたくさんあったのですが、彼らの生活の中にフットボールを観戦するという文化が根付いていることを改めて感じ、私自身すごく楽しかったですし、日本へ応用できる部分もあるのではないかと感じる部分がありました。


5.ADMスタッフとのミーティング
ADMの仕事の方法をADMスタッフから聞き、ビジネスの場で提案するプレゼンテーション作成のために、意見交換を行いました。

明日はフラッグフットボールとMLBの観戦に行きます。種目は違えど裾野とトップの部分を見ることができるので、そこからプレゼンテーションに向けての新たな知見を得るために、頑張って英語を聞き、質問をしたいと思います。


Athletes Dream Management, Inc. インターン岡本麻以(立命館大学大学院)

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