2013年5月26日日曜日

近況報告と人生初のMLB観戦

Wayne State College の波多野です。
ネブラスカでは、5月になっても異例の雪が降るという今年の長い冬がやっと終わり、春が来てもないのに夏を迎えたような天気が続いています。

5月と言えばアメリカの多くの大学では卒業シーズンを迎え、僕の通うWayne State Collegeでも54日に卒業式が行われました。 今回のブログでは、僕の近況報告に加え、511日に行った人生初のMLB(メジャーリーグ)観戦について紹介したいと思います。
少し時間がかかってしまいましたが、54日にWayne State Collegeを(9月卒業見込みではありますが)無事に卒業する事が出来ました。 今年の8月で僕のアメリカ生活が7年目を迎えます。ここまでの6年間が長かったと思う分、ここ最近は何かと焦る気持ちも多かったと思います。24歳の誕生日を迎え、気付けば同級生達が大学院を卒業している事に劣等感を感じる事すらありました。Wayne State Collegeに来て2年間ではありましたが、教授や友人達の助けを受けながら本当に有意義な大学生活が送れたと思います。 今でもウェインという町に初めて着いた時の事を鮮明に記憶していて、『こんな田舎に来てしまった』という印象しかありませんでした。 日本人の生徒は僕1人という英語力を伸ばす最高の環境に身を置く事が出来、自分が本当にしたいと思う事を見つける事も出来ました。 プロゴルフツアーでのインターン、大学のスポーツイベントに関わった事、大学のバレーボール部に関わった事… 1つ1つの経験が本当に勉強になったと思います。そして、やはり自分はスポーツが大好きなのだという事を再確認しました。 6年前には目標でしかなかった卒業でしたが、こうして最後まで歩き通す事が出来たのも自分1人だけの努力では有り得なかったと思います。今後もその家族・友人・励ましを頂いた多くの知人の方への感謝を忘れる事なく、精進したいと思います。

そして両親からの卒業祝を兼ねて、カンザス州とミズーリ州を跨ぐカンザスシティーまでMLB観戦へ行ってきました。このカンザスシティーは今回が2度目でしたが、前回入る事が出来なかったロイヤルズの本拠地、カウフマン・スタジアムで行われた対ヤンキース戦を観戦する事が出来ました。 このカウフマン・スタジアムは去年のオールスターゲームでも使用された球場で、1973年の建設当時は最も美しいボールパークと賞賛された程でした。そして、2007年秋から2009年シーズン前までに及んだ200億円を費やされた改修工事を経て、現在のカウフマン・スタジアムとなっています。

試合は1810分から開始でしたが球場には午後3時半に着き、ロイヤルズとヤンキース両方のバッティング練習も観る事が出来ました。ロイヤルズのバッティング練習が終わるとヤンキースベンチ辺りが騒がしくなり、気付けば多くの日本のメディアの方が見えました。すると、ヤンキースの選手の中に黒田博樹投手・イチロー選手の姿を見つける事が出来ました。 カンザスでのアウェーゲームながらヤンキースのファンも多く入っていた為、選手達も和やかなムードでファンの接していました。 そして、やはり大人気を誇るのが、今シーズンでの引退を表明しているクローザーのマリアーノ・リベラ投手でした。 

現役選手としては唯一の背番号『42』を付けるヤンキース、リベラ投手

そして、ヤンキースのバッティング練習を見学し、前日に1本塁打を含む3安打したイチロー選手の軽快な守備も見る事が出来ました。日本人という事もあり、多くのアメリカ人ファンから話しかけられ、中にはイチロー選手がマリナーズに所属していた頃からの大ファンだという人も多くいました。入念なストレッチ、バッティング練習前のベースラン、そして守備練習で魅せる背面キャッチ。1つ1つの動きがプロフェッショナルだという印象を受けました。 

このカウフマン・スタジアムで気付いた事は… 
ファンが楽しめる雰囲気の演出や、ファンの年齢層を広げる為の努力が多くされている事でした。ファンが楽しめる為の雰囲気作りとして欠かせないのが『Tailgate』と呼ばれるアメリカ人の大好きな催しがあります。短く言えば『外飲み』、長く言えば試合前にファン達が集ってBBQやお酒を楽しむ場所』という感じです。カウフマン・スタジアムでは駐車場にパーティー会場を設置し、グループで貸切る事も出来る等の工夫がされています。 そして、カウフマン・スタジアムに欠かせないのが、外野に設置された巨大バックスクリーン・外野のオーロラビジョン付きフェンスと、その両サイドにある巨大な噴水です。この巨大な1枚のバックスクリーンには全ての情報が掲載される為、日本の球場で見られるバックスクリーンとは少し違います。外野のフェンスには他の球場同様にスポンサー等の広告が載っていますが、それがカウフマン・スタジアムではオーロラビジョンとなっています。そして両サイドの噴水ですが、イニング間にはライトアップされ今ではカウフマン・スタジアムの名物となっています。

今回のブログではカンザスシティー・ロイヤルズの本拠地についてでしたが、次回のブログではコロラド州デンバーにあるMLB コロラド・ロッキーズの本拠地のクアーズ・フィールドと、NFL デンバー・ブロンコスの本拠地、スポーツ・オーソリティ・フィールド・アット・マイル・ハイについて書きたいと思います。

波多野

2013年5月13日月曜日

ローズボウル フリーマーケット


ローズボウル フリーマーケット
(Rose Bowl Flea Market) 

2013年5月12日(Sun)にローズボウル フリーマーケットに行ってきました。


スポーツ競技場のスポーツイベント以外での利用について


当日スタジアム内を見学することも出来ます


UCLA フットボールの試合など、競技場として使用されているローズボウルですが、
毎月第2日曜日はフリーマーケットが開催されます。


非常に大きなフリーマーケットイベントなため、日本のガイドブックなどにも記載されています。


入場ゲート

入場券を買わないと入場が出来ません。
時間別に入場料が異なっています。
(おそらく、早く入場することで掘り出しものなどが入手出来る可能性があるため、、)


Special preview VIP  5:00 - 7:00 am  $20
(VIP)
Early                          7:00 - 8:00 am  $15 

Express                      8:00 - 9:00 am  $10 

General public           9:00 am 〜        $8 
(一般)


今回、フリーマーケットに行くまで
「フリー」 = "FREE" 
だと思っていました

「フリー」 = "FLEA"
だと言うことがわかり、調べてみました。


*「市」flea marketは、フランス語marché aux pucesの訳であり、もともとノミのわいたような古着が主な商品として扱われていたことに由来するとか、ノミのようにどこからともなく人や物がわき出てくる様子を表現したなど言われているが、語源は定かではない。もっとも現在のイギリスやフランスでは身体の血を吸うノミとは関係なく、汚らしいみすぼらしいといった意味に捉えられている。
同種の市は、日本でも最近はあちこちで催されているが、蚤の市という呼び名は、「蚤」の持っている不潔なイメージから、歴史のある古物市ではガラクタ市、ボロ市(世田谷区など)といった名称が使われ、最近の若者・ファミリー向けの大規模イベントとして開催されるものは、フリーマーケットというケースが多い。
*Wikipedia より
コカコーラの自動販売機(1本25¢の時代)
スタジアム周辺に広がった出店数は2000以上あり
1日の来場者が約2万〜3万人です。
アンティークの温度計

4:30pm までのイベントとなっていますが、
3時を過ぎると出展者が店じまいを始めていきます。

出店に関しては小さいブースであれば、$25から出店が可能だそうです。
(とても大きなフリーマーケットなので、出店倍率が高いようです)
車のナンバープレート

もちろん、
スポーツ関連の商品もいくつか出店されていました。
(私が発見出来たものです)
トレーディングカード
(ランディー・ジョンソン)


サイン入りフットボールなど

他にも、家具、絵画、アクセサリーなど様々なものが出品されていました。
空中にある蛇口から水が流れています
当日は気温30℃以上ありました 
アイスクリーム屋さんは繁盛していました


日本同様にスポーツ施設がこの様にスポーツ以外のイベントでも使用されています。


金田 友樹(Yuki Kaneda)