2011年6月23日木曜日

ファーストエナジースタジアム 現場視察

こんにちは。
サマーインターンシップをさせて頂いています武田雅史です。

本日は、業務の中で選手の専属トレーナーの方を試合会場に送迎させて頂く事があったので、その際の試合の様子などを紹介させて頂きたいと思います。

まずこれから紹介させて頂くものは野球のマイナーリーグの試合の中でのものです。

アメリカのマイナーチームは、日本プロ野球のほとんどの2軍チームみたく1軍チームが経営の面倒を見てくれているのとは違い、マイナーチーム単体で経営をしており、独立採算制をとっています。厳密には選手の年俸などはメジャーのチームが払ってくれるらしいのですが、経営に必要な経費など基本的にはマイナーチーム独自で賄っています。

マイナーチームですので有名なスター選手がいるわけではありません。その結果から、ファンに楽しんでもらおうとするイベントやファンサービスなどに対する取り組みは、凄く充実していると思われます。

今回はその野球のマイナーリーグの様子を少しだけお見せさせて頂ければなと思います。


まずこちら、ペンシルバニア州レディングにありますファーストエナジースタジアムです。フィラデルフィア・フィリーズのAAにあたるレディング・フィリーズの本拠地です。





中に入ると、とても賑やかで、その上、飲食店などが並んでいる通りを照らす明かりがとても綺麗で、どこか夏の縁日を思い起こさせる気分になりました。良い雰囲気をかもし出しています。






そして、球場内の通りではチームの歴代の写真やチームの記録などを見る事ができます。トイレで順番待ちをしている際や、ビールを買う列にいる時に時間つぶしに見ることができます。そして、しっかりとスポンサーの広告も配置されてあります。空いたスペースにはしっかりと広告を出したり、色んな展示をしてファンを飽きさせないようにしてあります。







この広告看板が示す通り、マイナーチームでもたくさんのスポンサーを獲得しております。グランドを見てまず驚いたのは色鮮やかな広告看板の多さでした。しかも、外野フェンスにみっしりと無駄なスペースを空けることなく表示してあります。マイナーチームであろうが協賛するだけの価値があると、多くの企業に認められている証拠です。







イニング間のイベントでは様々なイベントがありました。少し写真を撮り忘れてしまったのですが、この写真のように自転車に乗ったおじさんが観客席にギブアウェイ(プレゼント)をばらまくなど、ファンが喜ぶイベントを常に行っております。これもマイナーチームが地元の人々に愛される理由の一つですね。




そして試合終了後には、なんと幸運な事に花火が打ちあがりました。AAのマイナーチームの試合でも打ち上げ花火を上げられるくらいの経費があるという事に少し驚きました。





この日、行った日は平日の夜でした。平日にも関わらず、およそ7割以上の観客席が埋まってました。もしかしたら、ファンの方々は事前に打ち上げ花火が上がる事を知っていたのかもしれません。しかし試合会場にくる前までは、こんなに観客が多いとは予想しておらず、少しAAのマイナーチームを甘く見ていたのかも知れません。

今まで私はテニスの試合は見てきているのですが、野球についてはまだまだ勉強不足です。せっかくアメリカに来させて頂けているので、この機会を無駄にすることなくこのようなマイナーチームの試合からどんどん勉強して吸収してゆきたいと思います。

次回は、ニューヨーク州シラキュースに行った際の事を書かせて頂きたいと思います。


NYインターン:武田雅史






2011年6月21日火曜日

大学サマーベースボールリーグ

学生ブロガーの矢沢大悟です。

前回は卒業式について書きましたが、現在僕はサウスカロライナ州フローレンスにあるフローレンス・レッドウルブス(Florence RedWolves)という大学野球チームでインターンを行っています。このインターンシップはスポーツ経営学部の必須科目の内の一つで、夏の間に週40時間×10週間の実習をこなすことになっています。このインターンシップを終えると、僕も正式に卒業となります。


今回は現在僕が働いているアメリカ大学野球のサマーリーグと、レッドウルブスについて少し紹介させて頂きたいと思います。


大学サマーリーグとは、大学生選手が所属校に関係なくチームを組織し、試合をこなしていくリーグです。毎年2月後半に開幕し、6月いっぱいでシーズン全日程を終了するアメリカ大学野球ですが、夏の間に選手は近隣の都市に散らばり、他大学の選手やコーチ達とチームを作り、リーグ戦をこなしていきます。2011年シーズンのレッドウルブスは、夏の間の2ヶ月強で実に57試合を戦う予定です。結果次第では3ラウンド制のプレイオフもあります。


僕が働いているレッドウルブスは、コースタルプレインリーグ(Coastal Plain League)に所属しています。コースタルプレインリーグはノースカロライナ州、サウスカロライナ州、バージニア州にまたがっているリーグで、レッドウルブスはそのコースタルプレインリーグの中でも毎年優秀な選手を集めて、好成績を収めています。


現在レッドウルブスではゼネラルマネージャー(GM)と、僕を含めたインターン5名がチーム運営に関わっています。僕らインターンはGMの指示のもと、シーズン前にはスタジアムのメンテナンスやスポンサー巡りを行い、シーズンに入ってからはパートタイムの従業員やコンセッションで働いている方々を管理しながら、試合中のプロモーションイベントなどを運営・実行しています。またウェブサイトやフィイスブック、ツイッターなどを活用することで、ファンとのコミュニケーションも図っています。


5月中旬から実際の現場に出て働く中で、このような大学野球のシステムが選手やコーチ、地域の方々に与えている影響の大きさを実感しております。選手は夏の間も数多くの試合をこなすことが出来る上、他大学の選手やコーチと関わることで人間的にもプレーヤーとしても成長することが出来ます。またサウスカロライナ州というメジャープロチームが一つも存在しない州では、大学スポーツが州内の人々の最大の楽しみになります。大学が休みになる夏の間もこうして大学スポーツを楽しめる環境があることは、非常に素晴らしいことだと思います。


次回以降は、実際の試合の様子や具体的な仕事内容など紹介していけたらと思っております!


ノースカロライナ州立大学
矢沢大悟

2011年6月20日月曜日

Strength & Conditioningトレーニング

こんにちは、Southeast Missouri State Universityに在籍している浅野勝成です。

自己紹介でも記述させて頂いたように、私は現在、ヘッドStrength & Conditioningコーチの下で、ボランティアとして働かせて頂いております。月曜日から木曜日の午後2時から5時半と、金曜日の午前6時から午前7時半までがフットボールのトレーニング、月曜日から木曜日の午後5時半からの約1時間と、金曜日の午前7時半からの約1時間は男子バスケットボールのトレーニングのサポートという毎日を送っております。


フットボールのトレーニングは、主にリフティング(バーベルやダンベルなどを用いたトレーニング)や、チューブを使ったトレーニング、Agility Drill(敏捷性を養うトレーニング)、そしてポジション別に60yard(約55m)から100yard(約91m)を何本か走ります。


バスケットボールは、リフティングやチューブ主体のトレーニングです。トレーニング前には、プライオメトリックストレーニングとしてBox JumpBoxを置き、そのBoxの上に飛び乗るジャンプトレーニング)やSeated Box JumpBox Jumpとほぼ同じで、座った状態から立ってジャンプして飛び乗るトレーニング)などを行います。


先日、コーチとフットボールのAgility Drillについて話し合う機会があり、「なるほど!」ということを聞くことが出来ました。


その日のDrillは、最初に5つのコーンを使用して、スプリントに加えてバックペダルや、サイドステップ、ターンを取り入れました。コーンを使ったDrillの後、コーチが笛などを使ってスプリントやサイドステップ、バックペダル、ジャンプ、ターンを指示していました。


コーチが仰っていたのは、「コーンを使ったドリルでは、基本的なターンやストップなどの動きを習得するのには良い。しかし、コーンを使うと選手が事前に『次はターンだ、その次はバックペダルだ。』というようになってしまう。実際の試合中では、事前にどんな動きが起こるのかは分からない。だからコーンドリルの後に、コーチ自身が笛などで次の動作を瞬時に決めるドリルを実施する。選手にとっては次に何が来るか分からないし、咄嗟の判断でどのように身体を動かすかを決めなければならない。それが、試合中に必要な本来の動作である。」ということでした。


確かにバスケットボールで例えると、ディフェンスの出方によって、右にターンをするのか左にターンをするのかという判断を瞬時に下すことがとても重要だと思います。選手は、そういった判断と動きを試合時に求められるからです。


より深い知識を付けるためにも、フットボールやバスケットボール用のAgility Drillを自分自身でもでじっくりと考案してみようかと思います。


Southeast Missouri State University
浅野 勝成

2011年6月10日金曜日

インターンシップ武田雅史からご挨拶 

こんにちは。

66日から学校の夏休みを利用してADMNYオフィスにてインターンシップをさせていただいております武田雅史です。

宜しくお願いします。

このブログにはSpringfield Collegeの学生ブロガーとしても投稿させて頂いております。
この度、インターンシップとして様々な業務をお手伝いさせて頂く傍ら、新たな経験をつませて頂きたいと思っております。

まだまだインターンシップを始めさせて頂いたばかりですが、日本で社会人経験のない私にはとても勉強になる経験をさせて頂いていると、既に感じております。


     選手、又はトレーナーの方の球場への送迎を通しての選手サポート。
選手にいかに競技に集中して頂くために、移動や生活の負担を少しでも減らせればと思います。そして、一人の選手の周りには、何人ものサポートする人達がいることを、自分の身をもって実感しております。


     Twitterなどのソーシャルメディアのフォロワー増加の作業。
この作業を通してADMの情報発信力向上の為に貢献できたらと思います。スポーツマネジメントに対する情報をどのような人達が欲しがっているのか、どのようなスポーツが好きなのか、年齢層や性別の割合など、大まかながら理解する事ができました。


これからもインターンシップをさせて頂けた、この機会に感謝し、日々、自分から色々な事を吸収し、少しでも成長していけたらと思います。毎日が勉強です。頑張ります!

これからも、どうぞ宜しくお願い致します。

そして、今現在、NYにて部屋を探し中なので一日でも早く部屋を見つけたいです。あらためてNYにて部屋を見つける大変さを痛感しております。


NYインターン:武田雅史

2011年6月8日水曜日

インターン石川よりご報告と、5ヶ月間のインターンシップを終えて

皆さん、こんにちは。石川です。

私事になりますが、525日をもちましてAthletes Dream Management, Inc.でのインターン業務を終了し、528日より北海道日本ハムファイターズにて通訳として働いております。


4月末に、1通のEメールが北海道日本ハムファイターズの採用担当者の方より届きました。その内容は、採用担当者の方は普段からADM Staff Blogをご覧になられていること、現在日本ハムファイターズの外国人選手通訳を探している中で私の経歴に目が留まったこと、Blog上の「ADMスタッフ紹介」ページに掲載されていた私のEメールアドレスを頼りに連絡を頂いたこと、というものでした。


日本プロ野球関係者からの突然のご連絡でしたので、最初は正直に言いまして、上手く状況を把握することが出来ませんでした。ただ一つ言えた事は、大きな決断を迫られているということでした。「これまで毎日のよう先輩達から指導を受けて来たにもかかわらず、何も成し遂げていないこの状況で、ADMでのインターンシップを終えていいものなのか?地元である北海道日本ハムファイターズで働けるということは、自分の人生にとって大きなチャンスではないのか?アメリカの大学でスポーツ経営学を学び、ADMでのインターンを経験しているのも全て日本スポーツ界の発展に貢献するためではなかったのか?」ということが、自分の頭の中をぐるぐると駆け回っていました。


20111月から約5ヶ月間に渡り、インターンとしてADMで業務を行う中で、職場の先輩達から非常に多くの指導を頂き、最近では少しずつですが、自分自身でも成長を感じることが出来ていました。やはり先輩達から指導を受けた以上に会社へと還元しなければ、という気持ちがありました。しかし、悩みに悩んだ末に、最終的には北海道日本ハムファイターズで立派に活躍することが、これまで指導して頂いた先輩方に対する恩返しになるのではないか、という答えに辿り着き、ファイターズにて通訳の仕事をさせて頂く決断を下しました。すぐさま、お世話になった先輩達、そして北海道日本ハムファイターズの採用担当者の方にその旨を伝えさせて頂きました。


ADMでインターンとして過ごした5ヶ月間を振り返ってみると、私のように社会で働いた経験の無い者にとって、社会人としての基礎を身に付けることが出来た、とても貴重な期間だったと思います。また、インターン期間中は、これだけには限りませんが、以下のような素晴らしい経験をさせて頂きました。


  1. 日本人メジャーリーガーのマネジメント業務、及びご家族の生活サポート業務
  2.  米国内のプロフェッショナルチームへのマーチャンダイズ営業業務
  3. 米国大学へのマーチャンダイズ営業業務
  4. 日本から来られたクライアント様へのアテンド業務
  5. NFLを目指す井上友綱選手のウェブサイト運営・管理業務


この5つの業務の他にも、ADM Staff Blogを通してアメリカスポーツ産業の最新情報について伝えさせて頂くなど、非常に多岐に渡る業務に取り組ませて頂きました。まだまだ社会人としては未熟ですが、これらの業務や先輩達の指導を通じ、1月のインターン開始時の自分と比較して、大きく成長することが出来たと実感しております。


また、インターンとして始動した1月には、先ず学生と社会人の物事に対する考え方・取り組み方の違いという問題にぶつかりました。自分のそれまでの考え方・取り組み方を180度改めなければいけない、しかし、頭と体に染み込んだ習慣を改めることは予想以上に大変なものでした。職場の先輩達に毎日のように叱咤激励され、その度に頭の中がフリーズしていましたが、一つ一つの課題をしっかりと確実に解決して行くことが必ず自分自身の成長へと繋がると思い、ゆっくりながらも問題を改善していくように努力致しました。


以下に、自分への記録として、5ヶ月間というADMでのインターン期間中に学んだことを書き連ねてみたいと思います。


  • 感受性を持つ
  • 常に相手の気持ちになって考えて、行動する
  • 自分だけの基準で物事を判断しない
  • 今すべきことを後回しにしない
  • 物事に優先順位を付ける
  •  頑張るのは当たり前、大事なのは目標をどう達成するかを考えること
  • 常に頭を使う
  •  物事を理論立てて考え、その考えを相手にわかり易く伝える
  • 目標を達成出来るように逆算してスケジュールを組む
  • お金を稼ぐということの大変さ
  • 124時間を有効的に使う
  • 抽象的に表現するのではなく、固有名詞を使って具体的に説明する
  • 報告は結論から
  • 常に疑問を持ち、分からないことがあれば恐れずに質問をする
  • 物事に興味・関心を持つ
  • To Doリストの重要性
  • 上司・先輩との報告・連絡・相談を密に行う


上で挙げたことは、社会人にとっては当たり前のことだと思います。しかし、ADMでのインターン開始前の私には、その当たり前の事さえ出来ておりませんでした。ADMでのインターンを通して学んだ事は、今後社会人として生きていく上で間違いなく財産になると思います。本当に職場の先輩方には感謝しても仕切れません。先輩方の指導に報いるためにも、ADMで学んだことを次の職場である北海道日本ハムファイターズでも必ず活かしていきます。


今回、北海道日本ハムファイターズの採用担当者の方から、ADM Staff Blogである「スポーツマネジメント from USA」を通して、直接このようなメールを頂いたことで、私は幸運にも日本プロ野球界で働くチャンスを得ることが出来ました。Blogを通して、アメリカスポーツ産業の現場からの最新情報を発信して来たことで、私がどういう人間であるのか、どういった経歴なのか、またどういったことをこれまで学んで来て、現在はどのような業務に取り組んでいるのか、ということを理解して頂いたことが、今回北海道日本ハムファイターズに採用して頂いた大きな理由であると、採用担当者の方から伺いました。改めて、ADM Staff Blogに参加していたことは、日米スポーツ界の関係者の方々とのネットワーク作りにとって非常に有効であったと感じております。このような機会を与えて下さった職場の先輩方に改めて感謝させて頂きたいと思います。


私のエントリーは今回で最後となります。私自身は、ADMインターンシップをステップにして、次のステージへと進むことになりましたが、ADMは今後も日米スポーツ産業の健全発展のために世界中を走り回ると確信しております。

今後ともADM、及びADM Staff Blog「スポーツマネジメント from USA」を何卒宜しくお願い致します。


石川拓道
北海道日本ハムファイターズ
通訳

2011年6月5日日曜日

はじめまして

はじめまして。今回からブログを書かせて頂く浅野勝成と申します。

最初に渡米してから約2年が経ちました。現在はミズーリ州にあるSoutheast Missouri State Universityで学部生をしています。専攻は運動科学で、副専攻は栄養学です。将来の夢はStrength & Conditioningコーチになり、日本バスケットボール界の発展に貢献することです。


バスケットボールが好きで、小学1年生から高校3年生までずっとプレーして来ました。高校では地元仙台の明成高校バスケットボール部1期生としてバスケ漬けの日々を送りました。高校3年時にはインターハイ、国体、ウィンターカップ(冬の選抜)全ての大会で、ベスト4という成績を残すことが出来ました。 私自身は選手として試合に出場することはほとんどなかったのですが、裏方から試合に出る選手のサポート、またこれから伸びるであろう1年生のトレーニングの手伝いなどをしていました。また、バスケットに次いで、ウエイトトレーニングが好きということも重なり、この頃からアメリカに渡ってトレーナーになるという夢を持ち始めました。


しかし、高校時代の私の英語力というのは本当にひどいものでした。そこで、高校卒業後の1年半は、バイトと英語の勉強漬けの日々を送りました。バイトを通じて、短いながらも社会経験を多少なりに積むことが出来ました。


最初の渡米先はワイオミング州ロックスプリングス市で、Western Wyoming Community Collegeへと入学しました。来て早々、自分の英語力のなさを痛感しました。”How is it going?”って何て意味だとか、”What’s up?”にどう答えて良いのかさえ分からなかったです。しかしながら、バスケを通じてアメリカ人の友達を作り、時間がある時はとにかく英語の勉強に充てていました。今思うとよくやっていたなと思います。その短大には1年半在籍し、自分の目標とする分野をより深く学びたいと思い、4年制大学へと編入することを決意しました。


20111月に現在在籍しているSoutheast Missouri State Universityに編入しました。友人の多くは、「ここは田舎だからつまらない。」とよく口にしますが、ワイオミングからの編入生である私にとっては、ミズーリは田舎ではなく、むしろこういう小さい町に慣れていたので、不便な所は全くありませんでした。


今年の夏休みは、サマークラスを履修しつつ、大学のヘッドストレングスコーチの下でボランティアとして働かせて頂いております。まだまだ見学という形が多いですが、授業の少ない今の時期にたくさんの知識を吸収し、たくさんの経験を積みたいと思っています。またNSCA-CPTNational Strength & Conditioning Association – Certified Personal Trainer)の資格取得を目指そうかと思い、最近その勉強も始めたので、そちらも並行して頑張ろうと思っています。


これから宜しくお願い致します。


Southeast Missouri State University
浅野 勝成

2011年6月2日木曜日

アメリカの大学卒業式

学生ブロガーの矢沢大悟です。

先月14日はノースカロライナ州立大学の卒業式でした。僕は正式には8月で卒業なのですが、親にもぜひ参加してもらいたかったため、学部に頼んで出席させてもらいました。スクールカラーの赤いガウンとキャップを着けて、伝統ある学校の卒業式に参加出来たことはとても貴重な経験でした!


午前中にノースカロライナ州立大学男子バスケットボールとNHLカロライナ・ハリケーンズの本拠地であるRBCセンターで、大学全体の卒業式が行われました。普段入ることの出来ないスタジアム内の選手ロッカールームの近くを通り、試合中に選手を映し出すビックスクリーンに自分の顔が映し出されたことにすごく不思議な気分になりました。

午後には学部の卒業式が行われ、そこで実際に卒業証書を受け取りました。卒業証書を受け取ってからお世話になった先生方と握手をしていくと、今まで頑張って来て良かったなと強く感じました。


毎年友達の卒業式を見に行って思うことは、卒業生の笑顔が輝いているなということです。卒業するのが難しいといわれるアメリカの大学だけあって、ほとんどの生徒が何度もくじけそうになる体験をして来たのだと思います。それらを乗り越えて卒業式の場に居れることは何よりの達成感だと思います。そういった卒業生の輝いている姿を見る度に、自分も1年後2年後こんな風に笑って卒業出来るように頑張ろうと自然とモチベーションを上げていました。


そしてついに自分自身の卒業式を迎えると、アメリカに来てからの4年間があっという間だったなと感じます。異文化での生活や英語での勉強にも慣れ、世界中からの友達が出来、何より自分の人生に自信がもてるようになりました。4年間で得た知識、友人、そして自信を失わずにこれからも精一杯努力していけたらなと思います。


これからどんな人生になってもノースカロライナ州立大学の卒業生であるということに誇りを持っていきたいと思います。もちろんスポーツでもノースカロライナ州立大学を応援し続けます!

Go Pack!!