2012年3月19日月曜日

ADMインターンシップを終えて 夏目竜一



私は、中京大学 体育学部 体育学科 4年生の夏目竜一です。この度、2012229日から315日まで、Athletes Dream Management Internship(以下、ADMと略称)社主催の中京大学 スポーツ科学部の研修プログラムのスタッフの一員として、参加させて頂きました。16日間という短いインターンシップ期間でありましたが、学べたことは実に多く、充実した日々を送ることができました。この研修期間での学びと自分に不足していたことを以下に示したいと思います。まずは、学んだことを7点にしてお伝えします。

①常に相手の立場に立って物事を考える
②相手の立場になって、考えたことを行動に移す
③伝える時は、何を伝えたいのか、その数を数える。
④要点を掴み、コンパクトに伝える
⑤変えられないことに、執着するのではなく、変えられるところに目を向ける。
⑥困難な局面に出会った時に、そこから逃げず、真正面から、受けとめる。
⑦探究心を忘れず、学び続ける心を持つ。

この他にも、多くのことを学びましたが、この紙に書ききれないので、この7つに要約したいと思います。また、これらの学びは、私だけの財産にするだけでなく、4月から常勤講師として、受け持つ子ども達にも、この学びをかみ砕いたものを共有できたらと考えております。
次に、今までの、私に最も不足していた点を書きます。それは、自分の掲げていた目標を誰に何を言われても最後まで、貫き通す信念を持つことでした。中でも、この研修プログラムでは、私の立ち位置が、この気付きのきっかけとなりました。学生であり、スタッフでもあることと、学生であり、社会人でもある。この究極の矛盾を持つ立ち位置が、頭をよぎる中での仕事は、時に私の、行動を鈍らせ、それが、辛さにも変っていきました。そんな時、自分がアメリカにインターンシップをしに来た理由を掘り起こし、自分を奮い立たせ、気持ちを維持していました。これは、誰にも甘えることのできない環境だからこそ、気付き、それを身に付けられるようになったのだと感じています。
スタッフに求められこと、学生に求められることそれは、全く違うものであり、それを上手く対応できていたかと言われると疑問が残ります。しかし、私がこの研修での信念として掲げた、「スポーツの愛し方を見つける」と「プロビジネスマンの下で働く社会経験を得る」という二本柱をもとに、自分が今できること、しなければならないことを一生懸命できたと感じております。これからもこういった心構えで、仕事に就くことができたらと思います。

最後に、この18日間、本当にご迷惑をお掛けしました。この期間で、学べたことは、実に多く、感謝してもしきれません。去年の研修プログラムから、早一年、色々なことがありました。社会経験が希薄している自分が、教壇の上で、子どもたちに教えることなんて、そんなおこがましい話はないと考え、行き着いた先が、ADMでのインターンシップでした。尊敬する方々の前で、どれだけ通用するのか、という不安で一歩踏み出すのにかなり時間が掛かりましたが、今となっては、自分の人生の中の必須経験であったと感じています。この社会経験を与えてくだったADM社の皆さんに感謝すると共に、私を影で支えて下さった中京大学の学生、先生方にありがとうと心の底から言いたいです。
本当にありがとうございました。


夏目 竜一

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