2013年8月15日木曜日

立命館大学産業社会学部 研修10日目 Part1

「立命館大学 産業社会学部」研修10日目、いよいよアリゾナでの講義やフィールドワークがスタートです。

本日は午前にまず、NPO「United Food Bank」のディストリビューション(配送)センターに向かい、作業の後は、オフィス内会議室で講義を行いました。

こちらは、個人・行政・企業・学校など様々なところから集められた余剰な食料を有効活用する取り組みを実施しています。

活用の用途は大きく二つあり、緊急事態に備える非常食と、子ども達への活用です。特に子ども達向けには一週間で16,000食を提供します。

団体の運営資金は「個人・行政からのサポート」67.3%、「企業からのサポート」19.6%にて成り立っています。

早速、実際の作業ラインに入って業務を行いました。まずは「各所から集められた食材を種類ごとに分ける」、続いて商材によってはまだ食べることの出来る「賞味期限を確認」、最後に重さなどの必要事項を記入の上、「ラベルを貼って出荷状態にする」この三つのルートに分担し業務の開始です。

いよいよスタート!
食料の種類ごとの分別
細かく分類が決まっています
種類ごとに分別し、出荷準備

徐々に要領が掴めてくると、どの種類を集めるか分担を各自で決めたり、分かりづらいパッケージの商品については「この瓶はこの種類でいい?」など確認をしながら進め、チームワークも深まっていきました。

本日は3,840パウンド、2,743食分の食料を荷造りすることが出来ました。

施設の見学も行いました
このような活動とプロスポーツチームであるNBAのPhoenix SunsやWNBAのPhoenix Mercuryとの関わりについては、これらのチームが社会貢献の為の基金を持っており、この基金の一部が団体の活動資金として提供されるという点が最も大きく、付随してチームのスタッフが施設で働くなどの人的交流もあるという点にあります。

10日目の模様は、Part2に続きます!

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