2010年8月13日金曜日

過去・現在、そして未来へ

不安を抱えながらも単身米国へ渡り、スポーツという分野で夢に向かって努力し続ける学生さん達を、ADMは応援しています。言葉や文化の壁に苦しみながらも、自らの目標達成に向け、歩みを止めない彼らの奮闘振りを、ADM Staff Blogを通して多くの方々へお届けしたいと考えています。また、現役でスポーツビジネス、アスレチック・トレーニングを専攻している学生さん達が、米国大学・大学院ならではの実践経験を重んじる授業内容や現地生活情報について、ADM Staff Blogから発信することで、これから留学を考えている日本の皆さんに、本当に役に立つリアルな情報を提供したいと考えています。

今後は、ADM Staffが綴るスポーツビジネス大国・米国での「リアルな現場話」と共に、全米中に散らばる熱い心と高い志を抱く学生ブロガーによる「リアルな米国大学情報」を発信して行きます。引き続き「スポーツマネジメント from USA」をご愛読の程、宜しく御願いします!(ADM Staff一同)



始めまして学生ライターの矢沢大悟と申します。今後月に2回アメリカ大学のスポーツマネジメントプログラムならびに学生生活に関する話題を当ブログにて書いていくことになりました。私の体験談をもとにアメリカ大学生活でしか感じられないリアルな情報をこちらでお届けできればと思います。


私は現在ノースカロライナ州の州都ラーリーに位置するノースカロライナ州立大学で学部生としてスポーツマネジメントを専攻しています。最初にアメリカに来たのは今から丸3年前の2007年、同じノースカロライナ州にあるハイポイント大学に入学したときです。幼いころからバスケットボール中心の生活を過ごし、高校卒業したときに将来はスポーツの世界で働きたいと漠然と思っていた私は、半ばアメリカとアメリカバスケットボールへの憧れで留学を決意しました。


留学当初は英語もまったく理解できず、高校卒業したてで周りの世界が何もかも分からない状態でした。授業で言っていることが理解できずに何回も先生のオフィスを訪れたことは今でも覚えています。そんな私でも大学で友達を作り、英語で授業を受け、宿題を夜中までかかってこなすことで成長をしてきたと実感しています。ハイポイント大学在学中には男子バスケットボール部でマネージャーを経験し、相手チームの分析やチーム運営をお手伝いしました。また日々の授業では経験豊富な教授方がディスカッションやケーススタディを通して熱心に教えてくださり、スポーツを取り巻く世界やビジネス全般に関して幅広い知識を得ることが出来ました。


【ハイポイント大学対ノースカロライナ州立大学の対決】


ハイポイント大学で2年間を過ごした後、私は現在在籍しているノースカロライナ州立大学に転学しました。私立大学で学生数2500人のハイポイント大学から、州立大学で33,000人の学生数を誇るノースカロライナ州立大学へ。幸運なことに私はアメリカで2つのまったく違った学校を体験する機会を得ました。ノースカロライナ州立大学はエンジニアリングで全米トップクラスのプログラムを誇り、近隣のノースカロライナ大学やデューク大学と競い合っている大学です。スポーツでもアトランティックコーストカンファレンスに属し、上記2校をはじめとした強豪大学としのぎを削っています。



【ノースカロライナ州立大学フットボールスタジアム】


ノースカロライナ州立大学のスポーツマネジメントプログラムでは、実践的なクラスになるようさまざまなプロジェクトが組み込まれています。州都に位置するため近隣のスポーツチームと提携したプロジェクトを行ったり、ケーススタディも身近なチーム、スタジアムをよく用いて行われています。今後は当ブログでこれらのプロジェクトを紹介していくとともに、アメリカ大学生活の話題、また大学スポーツの試合の雰囲気など、さまざまな観点から情報を発信していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。


矢沢大悟

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