2010年10月6日水曜日

SEMO!!!

学生ブログをやらせて頂いています、ミズーリのド田舎にいる日笠です。 今回は自分が通っている大学についてお話したいと思います。

Southeast Missouri State Universityは、日本語で書くと「南東ミズーリ州立大学」となります(誰もそうは呼んでないですが・・・)。通称はSEMO。
SEMOは、ミズーリ州セントルイスから南に約180キロ下ったケープジェラード市にあります。生徒数は1万人を少し越える程度で、市の人口も3万人ちょっと。
ほんとに田舎で、遊べる所は何もない、といった感じです。

SEMOのスポーツはDivision-I(1部に相当)に所属しており、アメフトはFCS (Football Championship Subdivision)というDivision-Iでも下のクラスにいます。カンファレンスはOVC (Ohio Valley Conference)に所属しています。アメリカにいる方は少しご存知かも知れませんが、2010 NCAA Basketballで奇跡の勝利を納めたMurray Stateとはライバル関係にあります。

2005年までのチームニックネームはIndians。
現在はRedhawksで、マスコットはRowdy。



SEMOには、約1万人を収容できるアメフトのスタジアムがあります。このスタジアムでは、女子サッカーの試合や地元の高校生のアメフトの試合なども行われます。




















スタジアムには、学生寮も隣接されています。



















バスケットボールの試合は、Show Me Centerという市の所有する約7千人を収容できる施設を使います。市が所有しているという事で、収入を分けなくてはなりません。しかしその分、スタッフを大学から出す必要ありません。



















バレーボールと新体操は、アメフトのスタジアムに隣接している施設を使います。



















野球は、市の所有するCapaha Parkという球場を使っています。この球場では、入場料はタダ、そして食べ物や飲み物を売るコンセッションは存在していません。



















日本の大学とは比べものにならない施設の整い様ですが、アメリカの大学の中ではSEMOは普通かそれ以下のようです。
それに加え、どのスポーツもあまり強くないというのが、かなりイタイですね・・・
例年カンファレンス内で最下位を争うのが当たり前のSEMOスポーツ。

しかし、今年のアメフトはというと、FCS5位のSouthern Illinoisを倒し、カンファレンス内で3連勝。なんと7年振りにFCSランキング25位にランクされました。SEMO最終学期にこんな奇跡を見ることが出来、とても嬉しいです。先々週にアメフトのホーム試合がありましたが、集まったファンは8,700人とホームの試合では例年以上。今週末の試合にはどれくらいの人が集まるのか、今からとても楽しみです。目指せ1万人!自分は集客の力にはなれそうにないですが、1万人の観客が入っても上手くコントロールするぞー!


Southeast Missouri State University
日笠 雄平

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