2010年7月24日土曜日

レブロンの決断とその影響 Part III


Athletes Dream Management, Inc.インターンの釘田です。

先日新たに興味深い調査を発見しました。レブロンのHeat移籍もまだまだ記憶に新しい中、ESPNが行った調査とは「次の5年間でどちらがよりNBAの顔になっているか?」。選択肢は話題のレブロンとNBA3年目にして早くも2009-10シーズン得点王を獲得した若干21歳、Thunderのスコアラー、ケビン・デュラントでした。
国内だけでなく、世界的知名度なども考慮すれば、現在のNBAの顔は未だLakersのコービー・ブライアントだと私は思っていますが、来月には自身32回目の誕生日を迎えることになります。5年後(7月)となると、レブロンとデュラントはそれぞれ30歳と26歳。デュラントはもちろん、この年に31歳になるレブロンもまだまだ選手として、年齢を気にする時期ではないはずです。

実際に調査結果を確認する前までは、5年後ならば、なんだかんだと言ってもまだレブロンへの投票の方が多いだろうと多寡を括っていた私でしたが、投票結果を見て驚きました。


【約13万人の投票者の内、半数以上の投票を獲得したのはケビン・デュラントでした】

その高い得点能力で、勝率28分しかなかったチームを6割以上の「勝ち組」に変え、西地区でプレーオフ進出に導いた原動力になったという派手さ、話題性もあると思いますが、どうもこの数字は他にも反映されている出来事があるようです。それはやはりレブロンの移籍。この調査を受けてのファンの声の中で多かったものは、過去2週に渡りこのブログで書いてきた通り、やはり今回の一連のレブロン移籍ニュースによるレブロンに対するイメージの変化を訴えるものでした。デュラントがOklahoma City Thunderとの5年間の契約延長を自身のTwitterにて静かに公表した一方、ESPNを独占しての生中継まで行い、これ以上ない程にメディアの注目を引きつけたレブロン。当人の意志の有無はともかく、ここまで両極端になった両者のスタイルに、どこかアンチ・レブロンのような意見すら数多く見受けられました。この調査結果はそういった意見も含まれた結果だと思っています。この事からも今回のレブロンの決断に圧し掛かる重圧は半端なものでは無い事が容易に推測できます。

来季最も注目されるポイントであるだろう、そのレブロン率いる新生Miami Heatはどうなのか?という点ですが、NBAファンは新生Heatをどう見ているのでしょうか?ここに一つの目安となる「ファンが考える新しいNBAパワー・ストラクチャー」があります。


とても面白い結果になっています。もちろん、現在噂に上がっているクリス・ポールやカーメロ・アンソニー等、これからトレードの可能性のあるビッグ選手もまだ数多くいますが、この調査が行われた720日時点でのファンのリアルな声です。昨シーズンの勝率を基にした表と比べてみると数点特筆すべき点がいくつかあります。

【プレーーオフに進出した16チーム(勝率順)】 

3位にランクインしたCelticsは、昨シーズンの東地区の覇者ですし、今オフにHeatからベテ
ランセンターのJermain O’Nealを獲得しているので納得はいきます(ちなみに2010-11シーズンのCeltics予想スタメンのPG/Rajon Rondoを除く4選手の平均年齢は33.5歳とかなりの高齢になりそうです)。

2位にランクインしたのは、話題の渦中にあるMiami Heatでした。注目のTrioに勢いのある若手を揃えた新生Heatならば、1位にランクインしないのが不思議なくらいでしょう。

2大会連続でアメリカ代表に名を連ね、2008年のオリンピック・ゴールドメダリストであるCarlos BoozerJazzから新たに加え、若手の活躍が著しいBulls5位にランクインしました。

そしてなんと言ってもレブロンを失ったCavaliersの急降下でしょう。1位に支持された数は上から5番目と多いながらも(恐らく地元ファンからの投票が多く含まれている)、レブロンが連続欠場した昨シーズン終盤4試合で1つも勝ち星を上げることができなかった現状を考えると、19位というランキングも妥当だと言えるのではないでしょうか。

皆様もあれこれ考えながら、是非一度自分なりのランクを考え、アメリカ人が考えるものと比較して見て下さい。面白い発見があるかもしれません!

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