Athletes Dream Management, Inc. ロサンゼルス・スタッフの内藤です。
先日のブロ グ・エントリー「第1弾!アメリカ横断紀 行~東海岸から西海岸まで~」でお伝えできなかった横断ルートを、今回はご紹介させて頂きます。
【アメリカ横断予定経路】
7月6日にニューハンプシャー州(A地点)を出発した旅も6日目を向かえ、只今イリノイ州シカゴ(M地点)に滞在しております。まずは、今日現在までに訪問・視察させて頂いたプロ球団を、下記にてご紹介 させて頂きます。
<A地点:ニューハンプシャー州マンチェスター>
· ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツ(MLBトロント・ブルージェイズ傘下のAA球団)
· マンチェスター・モナークス(NHLロサンゼルス・キングス傘下のAHL球団)
<C地点:ペンシルベニア州フィラデルフィア>
· フィラデルフィア・フィリーズ(MLB)
· フィラデルフィア・フライヤーズ(NHL)
· フィラデルフィア・76ers(NBA)
<D地点:メリーランド州ボルティモア>
· ボルティモア・オリオールズ(MLB)
<E地点:ワシントン.D.C.>
· ワシントン・ナショナルズ(MLB)
<G地点:ペンシルベニア州ピッツバーグ>
· ピッツバーグ・パイレーツ(MLB)
· ピッツバーグ・ペンギンズ(NHL)
<H地点:オハイオ州クリーブランド>
· クリーブランド・インディアンズ(MLB)
· クリーブランド・キャバリヤーズ(NBA)
<I地点:ミシガン州デトロイト>
· デトロイト・タイガース(MLB)
<J地点:オハイオ州シンシナティ>
· シンシナティ・レッズ(MLB)
そして現在はイリノイ州シカゴに到着し、明日から2日間、シカゴ中心とウィスコンシス州ミルウォーキーにまで足を伸ばし、営業及び視察を行います。
このように 全米中の現場を視察し、比較することにより、各球団のマーケッティング戦略やサービスの提供の方法などの違いを発見することができます。しかし、各球団の お話を伺うにつれて、全体的に「女性とジュニア層」に注目することが各球団戦略の共通点として浮かび上がりました。特に印象深かった球場はデトロイト・タ イガースの「コメリカ・パーク」です。
球場の中に遊 園地とも思えるような遊具が設置され、野球にそこまで興味の無いお子様や、お子様連れのご家族も多数訪れておりました。それに伴ってか、他の球場とは異な り、コメリカ・パークの球場形態は立ち見で試合を観戦できる箇所を数多く用意しており、通常のシーツチケットよりもその価格はお求め安くなっておりました。つまり、コメリカ・パーク自体を野球場としてだけでなく、エンターテイメント性の強いテーマパークとして捉え、今までいらっしゃらなかった女性やお子 様の客層をより取り込めることが可能になると考えられます。
このようなことはマイナーリーグ球団でも数多く見られます。メジャーと比較し、プレーのレベルがやや落ちるマイナー球団では、主商品を「野球」ではなく「家族や友達 で共有する時間と場所」と認識し、マーケティングに取り組んでいるところがほとんどのようです。日本スポーツ産業でもこのような観点をさらに強化する必要 性があると考えられますね。
まだまだ視察の旅は続きます。時間が許せる限り様々な場所を訪れようと思います。
宜しくお願い申し上げます。
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