Athletes Dream Management, Inc.インターンの釘田です。
本日7月3日は、World Cupベスト4進出を賭けての熱い戦いが、昨日に引き続き更に2試合行われました。1試合目のドイツvs.アルゼンチンは、個人に対して組織で戦ったドイツが4-0でアルゼンチンを圧倒する結果となりました。そして第2試合目は、パラグアイvs.スペイン。スポーツに「たら・れば」は禁句と言いますが、もし日本がパラグアイとのPK戦を制していたら今日も、、、などと思わず考えてしまうのは野暮でしょうか。結果は、優勝候補大本命と、前評判の高かったスペイン代表がパラグアイを1-0で破り、60年ぶりとなるベスト4進出を確定させました。
【本日2ゴールを決め、World Cup歴代1位(ロナウド/15ゴール)まで1ゴール差となったクローゼ選手】
そんな熱い南の地から北へ上がったイギリスはウィンブルドンでは、もう1つの熱き戦いに、本日終止符が打たれました。ウィンブルドン・女子シングルス決勝戦では、セリーナ・ウィリアムズがベラ・ズボナレワを6-3、6-2で、見事優勝を飾りました。試合時間約67分という、圧倒的な強さを誇示するかのように同大会2連覇を果たし、4大大会では今年の全豪に続き通算13勝目をマークしたセリーナ。
【豪快なガッツポーズを決めるセリーナ選手】
このセリーナの勢いを受け、ESPNでは「最も偉大な歴代の女子テニスプレイヤーは誰だ?」と題した調査を行いました。この調査では選択肢が5つあり、それぞれ
1. クリス・エバート
2. シュテフィ・グラフ
3. マルチナ・ナブラチロワ
4. セリーナ・ウィリアムズ
5. その他
この中で現在も現役で活躍中の選手はセリーナのみとなりますので、どうしても偏ってしまう傾向もあるのかもしれませんが、回答者およそ10,000人中、40%がセリーナを支持し、最も多くの票を得ていました。2位につけたのは、シュテフィ・グラフで29%。以下、マルチナ・ナブラチロワ(23%)、クリス・エバート(4%)、その他(3%)となっていました。圧巻なのは、アメリカ全50州中、実に41州でセリーナを最も支持していたことです。また、投票分布を見てみると、とても興味深いことに、セリーナを一番に支持しなかった残りの9州のほとんどが、カナダとの国境沿い、または国内でも北に位置する州ばかりでした。これが何を意味するのかははっきりとは分かりませんが、選手のバックグラウンドも、もしかしたら関係してくるのかもしれません。
【橙/セリーナ、赤/グラフ、緑/ナブラチロワ、灰/同率1位】
そしてもう1つ興味深かったのが、この調査を受けての世の中の声です。40%を獲得したとは思えない程に、コメント欄にはセリーナ1位に異を唱える声が多く寄せられていました。(全てのコメントに目を通した訳ではありませんが。)そしてその中で、一番多く支持されていたのがグラフでした。
【伝説が蘇るツーショット/クルム伊達選手とグラフ元選手】
ちなみに、候補者の中では唯一アメリカ国籍を保持しないこのグラフですが、アメリカ国外から集まった投票数は1,200票強あるのですが、この内41%の票を集め、圧倒数を獲得しての1位に輝いていました。
皆様ならどなたに投票されますか?
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