2012年4月30日月曜日

『今学期もあと1週間』


Wayne State Collegeの波多野陽介です。

今学期も残すところあと1週間となりました。大学のバレーボール部も今学期の練習は終了しました。NCAA(全米大学体育協会)のルールの1つに大学の試験週間前からは練習が禁止されています。監督・コーチ等がこなければ練習は可能ですが、試験前という事もあり、チームが揃う事もなかなかないようです。

今回のブログでは、僕が履修しているクラスで企画したイベントについて、そしてゲストスピーカーとして来られた卒業生の話を紹介させて頂きます。

 
4月18日に僕の大学の野球・ソフトボールのホームゲームがあり、今学期に履修している『Public Relation and Communication in Sports』というクラスで『Fill the Hill for breast cancer awareness』というイベントを企画しました。このイベントの目的は、日本でも知られていますピンクリボン同様の乳ガンの研究をサポートするイベントとしてクラス全員(15人)で企画・運営しました。それと同時に『Fill the Hill (大学の野球・ソフトボールフィールドの横にある傾斜をピンク色に染めよう)』という目的もありました。この企画の為に、僕のクラスは3月初旬から準備等を始め、資金集め・Tシャツのデザイン・広告(電光掲示板/新聞/ラジオ)・観客席の運営・フードコートの運営等を分担してこなしました。何とか20万円相当の寄付を集める事が出来、先着450人には無料でTシャツを配る事も出来ました。イベント自体は順調に進みましたが、小さな大学で試合開始1時間前から無料でTシャツを配布してしまうと、生徒がTシャツを貰って試合を見る事なく帰ってしまうという反省点も見つかりました。 やはり、実際に企画等をし、失敗だったと思った事を次の機会に生かす事が大切だと実感しました。 

話は少し変わりますが、僕の大学の卒業生でテネシー州メンフィスに本拠を置くNBA Memphis Grizzlies(メンフィス グリズリーズ)のチケット販売/広告販売等に携われている方がゲストスピーカーとして授業に来られました。スポーツ界の現場からの生の声が聞ける事が出来、年間シート等の販売の大変さ、そして仕事の大変さ等を聞く事が出来ました。 やはり、プロスポーツの土台となるのがチケット販売での収入ですが、ただ売りたいという気持ちを押し付けるのではなく、なぜ購入して貰う事がクライアントの利益となるのか などの話も聞け、プロモーション、販売の仕方等も詳しく聞く事が出来ました。 多い日には一日15時間の仕事、そして試合の日にはクライアントとの交流等、決められた時間外での努力、そして自分から行動する事の大切さも話されました。

大学で授業を受ける事も大切ですが、それは基本的な部分の情報であって、やはり現場で働く/経験する事によって多くの知識を得れるのだと実感しました。 もう少しで3ヶ月の夏休みですが、僕自身も出来る事はやってみようと思っていて、Nebraska Elite Volleyball Clubというバレーボールクラブでコーチ等の経験、そして7月にはゴルフのCox Classicというネイションワイドツアー (Nationwide Tour) で運営スタッフをさせて頂く事になっています。 まだまだ学ぶ事も多いですが、少しでも多くの事を経験し、それをブログで多くの方に知って頂ければと思います。

意見/感想等がありましたら是非コメントを残していただければ、今後のブログに生かせると思います。今後も宜しくお願いします。

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