第4回目の振り返りレポートは、先週末に行われたAFCチャンピオンシップでNew England Patriotsに惜敗し、残念ながら第46回スーパーボウルへの出場を逃したNFLチームBaltimore Ravensを訪問した際の様子です。
私達がBaltimoreのダウンタウンに位置するBaltimore
Ravensの本拠地M&T
Bank Stadiumを訪れたのは、1月3日の午後でした。ちょうどその前々日の元旦に開催されたNFLレギュラーシーズン最終日に、RavensはCincinnati Bengalsを下し、プレイオフ進出を決定したばかりでした。そのため、M&T
Bank Stadiumでは、スタッフの皆さん総出で翌週末に控えたプレイオフAFC準決勝開催の準備が行われており、非常に活気に満ち溢れておりました。
当初予定されていたNFLチケット販売&集客戦略、スポンサー獲得法などに関する講義は、Ravensのマーケティング部門責任者の方が、AFC準決勝開催の対応でどうしても都合がつかなくなってしまい、残念ながらキャンセルとなってしまいました。しなしながら、参加者一堂は、M&T
Bank Stadiumを視察する機会に恵まれました。
簡単にM&T Bank Stadiumをご紹介しますと、1996年に2億2000万ドル(約170億円)の費用をかけて建設が開始され、1998年9月6日に行われたRavens対Pittsburgh SteelersのNFL公式戦でオープンしました。収容人数7万1008人を誇るM&T Bank Stadiumは、Ravensの試合だけでなく、チェルシーFCやACミランといったヨーロッパの一流クラブを招待してのサッカートーナメントや、U2やレッドホットチリペッパーズといった世界的に有名なミュージシャンを招いてのコンサートを開催するなど、多目的スタジアムとして活用されています。
それでは早速ですが、参加者の皆様と共に視察しましたM&T
Bank Stadium内の様子を写真と共にお楽しみ下さい!
【M&T Bank Stadiumの正面入り口では、ボルティモア・コルツ時代の名QBであるJohny Unitas氏の銅像がファンを迎えてくれます】
【ラム製造会社Bacardiがスポンサーするスタジアム内のパーティーラウンジです。飲酒運転対策として、仲間内のDesignated
Driver(指定運転手)はアルコールを飲めない代わりに、無料でソーダ類やスナック類を受けることが出来るそうです!素晴らしい試みですね】
【先ずはスイートルームから視察しました!】
【こちらがM&T Bank Stadiumのスイートルームからの壮大な眺めです!年間12万ドル(約960万円)という高額にもかかわらず、約30年待ちという人気状態が続いているそうです】
【NFLスタジアムのスイートルームの高級感を満喫する一堂です!】
【ボルティモア市長専用のスイートルームも!】
【勿論、スイートルーム内でも飲食は可能ですが、すぐ外には専用のラウンジも備え付けられています】
【続いて、Ravensの選手が実際に使用しているロッカールームへ潜入です!】
【こちらはアメフト選手用の巨大な体重計です!】
【RavensのJohn Harbaughヘッドコーチの専用部屋にも特別に入る事が出来ました!こちらの部屋で、普段から他のコーチ陣やQBのJoe Flacco選手と活発にミーティングが行われているそうです】
【こちらはスタジアム内で問題を起こしたファンが一時的に入れられる事になる収監部屋です。ここには一生入りたくはないですね・・・】
【ロッカールーム内から繋がるトンネルを抜けると・・・】
【フィールド上に降り立つ事が出来ました!感動のあまり緑が眩しい芝生上を走り回る参加者一堂です!!!訪問した2週間後にこの同じフィールド上で、AFC準決勝が行われるかと想像するだけで、鳥肌ものでした】
【スタジアム内の至る所には、過去の名選手達を称える看板が!いかにRavensがチームの歴史を大切にしているのかが伝わって来ますね】
参加者の皆様は、日本では体験することの出来ないNFLスタジアムの圧倒的な高級感とスケールを体感することで、スポーツビジネス先進国アメリカにおいても人気、運営規模共に飛びぬけた存在であるNFLの存在の大きさに改めて気付かされた様子でした。
それでは、振り返りレポート第5弾へと続きます!
Athletes Dream Management, Inc.ニューヨーク 三宮伸也
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