2012年4月9日月曜日

渡米1週間で思うこと。 (LA水野)


4月2日(月)よりLAオフィスにて勤務しております、水野芳樹です。
着任して、1週間が経過しました。本日はラスベガスに来ています。
過ぎてしまうとあっという間ですが、それはとても内容の濃い、充実の7日間だと感じています。
その中で今感じていることを2点、下記に述べさせていただきます。


1、日々出会う「新しいこと」、それに対する「ポジティブなとらえ方」の重要性
アメリカで仕事をすること、アメリカで生活をすること自体が初めての体験である自分にとっては、「新しいこと」が日々目の前に現れる毎日です。しかもそれが、日々いくつもある状態です。日本では当たり前にできていることが、アメリカではそうでもないことが多々あります。
家に帰って寝る前に、その日の「What's new??」を振り返ると、下記のようなものが出てきいます。
[生活面]
 ・アメリカでの携帯電話を買う
 ・左ハンドルの車を右側通行の車線で運転する
 ・アメリカ人5人が住む日本語が通じない家の中で、ルールを把握しながら生活する
[業務面]
 ・アイスホッケー商品専門店で仕入れた商品の発送を行う
 ・マイナーリーグの試合を観戦する
 ・日米の時差を超えて業務を行う
 ・アメリカから日本へ、他社に向けた電話やメールでの営業活動
 ・電話で食事の注文をする
…こうして挙げ続けると、きりがありません。


これらひとつひとつは、当然うまくいかないこともありますし、一歩踏み出してやってみると意外とそんなに難しくないこともあります。
そういった中で自分が大事だと感じているのは、うまくいかないことに出会ったときに、それをいかにポジティブにとらえるか?ということです。


うまくいかないことは、当然いくつもあります。その中で、ネガティブな感情を持ってそれに対応してしまうと、そのときの対応がうまくいかないばかりか、その後に尾を引いてしまいます。
とりかかるのが遅くなり、遅くなればまたネガティブな感情が生まれる…これは負のスパイラルです。


一方で、ポジティブな気持ちで、そして迅速に対応するとどうなるかと。
たとえば、「目の前で起こっているアクシデントは、自分にとって意味のあることだ。それはなんだろうか。それを解決することで、自分にとって何がになるのだろうか、何を得られるのか。これを超えた自分はどう変われるのか…スグにとりかかろう。」
そう考えることができれば、おのずとそのとらえ方はポジティブなものになります。
更に言うと、今は全てが自分にとって新鮮なので、自然な形でいろいろなことをポジティブにとらえることができていると思いますが、人間慣れがくるものです。慣れたころに失敗するとはよく言われますが、慣れたころにネガティブな考え方をしてしまう、と自分では思っています。


そうならないように、日々新鮮な気持ちで物事に接して、何事が起きてもポジティブにとらえ、それを乗り越えた自分の姿と得るものをイメージする。
これを365日続けることができれば、素晴らしい1年になると思っています。


言うだけ・考えるだけなら簡単です。もちろん考えるだけでなく、継続・実行することが大事なことです。場数を踏んで、その都度考えて、また新しいことに出会うのが楽しみな毎日です。
これがアメリカに来て1週間、率直に感じていることその1でした。


2、「スポーツを仕事にする」ということ
スポーツを仕事にするということ。
言葉にすると一言ですが、これは何を示すかを考えると、
 ・どんな企業で働く?
 ・スポーツ種目は?
 ・どんな業種で、どんな職種で働く?
 ・どんなメンバーで働く?
 ・どんなお客様を相手に仕事をする?
……当然、一言では語りきれません。


そんな中で、ひとつだけ変わらないことがあるんだと思います。
それは、「お客様に喜んでいただきたい」という思いの下に、このビジネスが成り立っているということです。


私自身、1週間ではありますがADMで勤務する中で、
 ・自分の業務の先に、どんなお客様がいらっしゃるのか?
 ・どんなことをどんなスピードで終えることができたら、お客さんが喜ばれるか?
 ・お客様の要望に応え喜んでいただくために、自分は前もって何を準備しておけばよいのか?
こういったことを考える機会が、次々と現れています。
常に、スポーツを通して喜ぶ可能性のあるお客さまの顔が、そこにあります。
スポーツ業界で長く働かれている方々にとっては当たり前のことかもしれませんが、アメリカに来てADMで業務にあたる中で、強くこのことに気づかせていただきました。


3月に初仕事として参加させていただいた中京大学研修プログラムでも、うまくいかないことは多々ありました。しかし、参加者のみなさまにアメリカで少しでも良い時間を過ごしていただきたい、その気持ちが自分を動かしていたと思います。


その他でも、
 ・日本へ営業の電話をするとき
 ・アメリカで仕入れた商品を日本へ発送するとき
 ・野球のスタッツを整理するとき
 ・研修プログラムの資料を作るとき
 ・クライアント選手及びご家族の方に接するとき
…などなど、すべてに共通することです。


この気持ちを持って、スポーツ・スポーツビジネスに関われる喜びを感じながら、今後の業務にあたっていきたいと思っています。以上、その2でした。


長くなりましたが、率直な気持ちを綴らせていただきました。
言うだけ簡単、口だけで終わり…とならないように、1日1秒の時間を無駄にすることなく、今後の業務に取り組んでまいります。
自己紹介ブログは、改めて掲載させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


Athletes Dream Management, Inc. LAオフィス 水野

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