ヤンキース球団編成部アシスタントのSteve Martone氏より、球団関係者以外立ち入り禁止のオフィス内ミーティングルームにて、これまでのご自身の経歴や、ヤンキース球団編成システム、ヤンキースの運営する大学生のためのインターンシッププログラムなど、参加者の皆様が将来スポーツビジネス産業へと就業する上で、大変貴重なお話を頂きました。
ミーティングルーム内のホワイトボードにはMLB全30球団所属の40人枠選手のネームプレートが張られており、普段はGMであるブライアン・キャッシュマン氏を始めとする球団編成部スタッフの方が、他球団とのトレードの可能性や、自軍選手のメジャー昇格・マイナー降格について日夜激論を交わしているそうです(残念ながら、ミーティングルーム内での写真撮影は禁止でした)。
Steve氏からのスピーチ、及びQ&Aセッションの後は、Steve氏自らが2009年にオープンしたばかりのヤンキースタジアム内をご案内して下さいました。
先ずはヤンキース選手が実際に使用しているロッカールーム内をご案内頂きました。デレック・ジーター選手が試合前の準備を進め、試合後には気を休める場所として利用している・・・といったことを想像するだけで、参加者の皆様の興奮度は一気に最高潮です!また、Steve氏より、松井秀喜選手がヤンキース時代に使用していたロッカーの場所も教えて頂きました!!!
次にロッカールームに併設されるトレーニングルームを視察致しました。ヤンキースのアスレティックトレーナーの方より、備え付けられているスパや流動式プールの使用法と目的などを解説して頂きました。流石にヤンキースのトレーニングルームは、これまで視察して来たどのプロチームよりも充実しておりました。アレックス・ロドリゲス選手を始めとするヤンキースのスター選手達が、日々ここでトレーニングに励んでいるのか・・・と考えるだけで、鳥肌が立ってしまいました!
その後、ロッカールーム内から通じるトンネルをくぐり抜け、なんとSteve氏よりフィールド上にまでご案内して頂き、ヤンキースタジアムの芝生の感触を肌で感じるという、大変貴重な機会を頂きました!この時点で、興奮のあまり涙ぐむ参加者まで(私もその一人です・・・)!観客席から見下ろした時よりも、グラウンド上から見上げるスタンドはずっと迫力がありました。C.C. サバシア選手やロビンソン・カノ選手が同じフィールド上で毎試合真剣勝負を行い、ヤンキースの栄光の歴史を紡いでいると思うだけで、涙腺緩みっ放しです・・・
勿論、センターバックスクリーン前に位置するモニュメントパークも視察しまして、ベーブ・ルース選手やルー・ゲーリック選手、ヨギ・ベラ選手を始めとする歴代スター選手の永久欠番の記念碑を見学することが出来ました。
その後、ヤンキースミュージアムを見学し、歴代ワールドシリーズの優勝トロフィーや優勝リングを拝むことも出来ました!最後はスプリングトレーニングの準備で大変お忙しい中、貴重なお時間を頂いたSteve Martone氏と一緒に記念撮影を行いました。
ヤンキースタジアムの次は、マンハッタンの中心地ミッドタウンに位置するNFLのリーグオフィスを訪問致しました。
NFLのリーグオフィスでは、国際部ディレクターであるMarc Reeves様にお話を伺い、NFLが推し進める国際化戦略や、NFL勤務前のIMGでの経験等について伺いました。
アメリカスポーツビジネス界でもトップに君臨するNFLのリーグオフィスでは、Marc様を始めとするスタッフの方全員が、ビジネス経験豊富な超一流のプロフェッショナルの方達ばかりです。このようなスポーツ界でもトップクラスの方からのお話を伺ったことで、参加者の皆様はスポーツビジネス界への就業の厳しさを知ると同時に、大きなモチベーションをもらうことが出来ました!
受付に通じるエレベータの壁には、実際に使用された無数の歴代チケットが(NFLのリーグオフィスは7階に位置しています)!!!
NFLのリーグオフィスを後にし、夜はNHLの公式戦ニュージャージー・デビルズ対フロリダ・パンサーズ戦 を観戦するために、デビルズのホームアリーナPrudential Centerへと向かいました。ここPrudential Centerは、NBAのニュージャージー・ネッツの本拠地としても知られています。
デビルズが得点を上げる度に、ファンの興奮度は最高潮に!
デビルズ勝利の瞬間には、参加者の皆様も地元ファンとハイタッチを交わしていらっしゃいました!会場が一体となって選手に声援やブーイングを送るNHLの応援スタイルは、これまで視察して来たカレッジバスケットボールのそれとはまた違っていましたね!
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