2010年9月17日金曜日

US Open 初体験!

どうも、こんにちは、ADMニューヨーク・スタッフの三宮 伸也です!
こちらニューヨークは、大分冷え込んで来まして、すっかり秋模様といった感じですが、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?


少し前の話になりますが、先日9月2日(木曜日)に念願であったテニスの4大大会「US Open」を観戦するために、「Billie Jean King USTA National Tennis Center」へと出掛けて来ました!自宅から会場のあるニューヨーク州Flushingまでは、車で約10分ほどの距離なのですが、これまではなかなか都合が付かず、毎年近所で開催されている世界最高峰のテニス大会を体験することなく、気が付けば早2年半も経っていました・・・今年こそは!と心に決め、なんとか(無理やり!)スケジュールに都合を付け、ニューヨークに住み始めてから3回目の「US Open」にして、初めて生で観戦する機会を作り出しました!


前日に会場のチケット購入窓口まで(わざわざ気分を盛り上げるために)出掛けて購入したのは、「Day Session」(75ドル)と呼ばれるチケットで、午前11時から最大15コートで同時進行している試合の中から、自分の好きな試合を選んで観戦することが出来る非常なお得感の溢れるチケットです。勿論、試合の途中で自由に別のコートへと移動し、他の試合を観戦することも可能です!これに加えて、メイン会場である「Arthur Ashe Stadium」にて、午後1時から夕方に掛けて行われる3試合も観戦することが出来るのです(ちなみに、午後7時から「Arthur Ashe Stadium」で行われる夜のメインイベント2試合のみ、別の「Night Session」チケットが必要となります)。「Arthur Ashe Stadium」で行われる試合には、上位シード選手が登場するため、全席指定となりますが、その他のコートで行われる試合は、基本的には早いもの勝ちで良い席を確保することが出来ます。それにしても、75ドルで午前11時から(その気になれば)十数試合も観戦出来るとは、なんともお得ですね(私が観戦したのは、大会第4日目の男女シングルス2回戦なのですが、勿論、トーナメントが先に進むにつれて、チケットのお値段は上がりますので、ご注意下さい)!


【会場へと向かう人の波・波・波!!!】


当日、午前10時半に会場に到着した私は、早速、この日に行われた男子シングルス2回戦「錦織圭選手 vs. 第11シードMarin Cilic選手(クロアチア)」を観戦(というより、錦織選手の応援!)するために、第13コートへと直行しました。余裕を持って会場に到着したつもりでしたが・・・しかし・・・見事に読みが甘かったです!すでにコートサイドは多くのファンで満員状態・・・もっと早く来ればよかった、と後悔しつつも、なんとか遠目からでもコート(と、勿論、錦織選手!)が見える位置を確保することが出来ました。


一応、私の個人的な予定では、午前11時から始まる錦織選手の試合を観戦した後、メイン会場の「Arthur Ashe Stadium」へと移動し、この日登場する予定の女子シングルス第1シード(美人選手の!)Caroline Wozniacki選手(デンマーク)や、男子シングルス第2シードのRoger Federer選手(スイス)の試合を観戦するつもりでした(結果的には、この読みも見事に甘かったことを後で思い知らされることになるのですが・・・)。


覚えている方も多いかと思いますが、この日の「錦織圭選手 vs. Marin Cilic選手」の試合は、第5セットへともつれ込む大接戦!気温35度を越える暑さの影響からか、本来の動きを出せない(と、隣のクロアチアのファンが熱く語ってくれました!)Cilic選手と、試合が進むにつれてストロークに正確さを増していく錦織選手(これは、私の錦織選手贔屓の視点からです)。最後は、錦織選手のバックがクロスに決まって、見事、5-7 7-6(6) 3-6 7-6(3) 6-1のセットカウント3-2で、鮮やかな逆転勝利!会場を埋め尽くした、日本人応援団だけではなく、途中から噂を聞きつけて集まってきた世界中の多くのテニスファンからの「Let’s Go!Nishikori!!!」コールが、いつまでも第13コートにこだまし続けました・・・


いや~、しかし、本当に興奮しましたね!私にとっては、この試合がプロ、アマ問わず、テニスを生で観戦した初めての試合だったのですが、それがこんなに素晴らしい試合になるとは、本当に運が良い男です!テニスの面白さが十二分に詰まった試合でした(テニス素人なのに、偉そうですいません・・・)。ただ、試合時間が4時間59分という今大会No.1の長さになってしまったため、遅れて午後1時から開始された「Arthur Ashe Stadium」でのWozniacki選手、Federer選手の試合は、なんとすでに終了しており、楽しみにしていたメイン会場での試合観戦は叶いませんでした・・・しかし、全く後悔はしていません!何物にも変えがたい価値が「錦織選手 vs. Cilic選手」の1戦にはありましたし、「Arthur Ashe Stadium」でのテニス観戦はまた来年のお楽しみとしましょう!



【第2のメイン会場Louis Armstrong Stadiumは、18,000人のテニスファンを魅了します!】


その後、第2のメイン会場である「Louis Armstrong Stadium」へと移動して、女子シングルス第4シードのJenena Jankovic選手(ロシア)、男子シングルスの地元アメリカ期待のベテランJames Blake選手のそれぞれの試合を観戦したり、第11コートで(これまた美人選手の!)Maria Kirilenko選手(ロシア)の試合を応援したり、ダブルスの試合展開のあまりの速さについて行けず、首を痛めたり(!?)と、とにかく最初から最後まで大満足しっ放しの一日でした!テニスの試合以外にも会場にはファンを楽しませる様々な仕掛け(バンドの生演奏や、特設の屋外バー、大型スクリーン設置など)が施されており、きっと私のようにテニス観戦素人でも存分に楽しむことが出来ると思います(この「また来たい!」と思わせる抜群の雰囲気作りは、ディズニーランドのそれに通じるものがあるのではないか?と、個人的に感じました)。是非、皆様も一度、9月のニューヨーク旅行を計画され、US Openへと足を運んでみてはいかがでしょうか?一生の思い出となること間違いなしです!


【噴水の前で涼みながら、大型スクリーンで最大15試合の経過を同時にチェックするテニスファン】


(試合会場の内部や、コートサイド、また会場の周りの様子などは、ADM Facebook上に写真をUPしましたので、是非、そちらをご覧下さい!)


以上、すでに来年のUS Open開幕が待ち遠しい、ADMニューヨーク・スタッフの三宮がお伝えしました。来年は、予選から日本人選手の応援に駆け付けます!!!

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