2010年9月21日火曜日

なでしこJAPAN澤選手応援ツアー②

サザンニューハンプシャー大学、学生ブログライターの明石貴祐です。


今回は前回のブログ「なでしこJAPAN澤選手応援ツアー①」の続きをお伝えしたいと思います。前回は「顧客ターゲットを明確にし、その顧客層にとって魅力のあるコンテンツを提供する」ということの内容をお伝えしましたが、今回は実際に行った営業活動についてお伝えしたいと思います。


営業活動

前回のブログで述べた要点をまとめ、記入したイベントフライヤーを作成し、顧客を集めるための営業活動を開始しました。目標集客人数は40人に設定しました。具体的な営業先としては、ボストン周辺の語学学校、大学、日本食レストラン、美容室、等さまざまな場所へフライヤーを配りに伺い、ひとり一人のポテンシャル・カスタマーにツアーのご説明をさせていただきました。またボストンで活動する各日本人コミュニティの代表様にもご連絡させていただき、各々のコミュニティメンバーにツアーの情報を回していただきました。さらにはMixiやボストンのネット掲示板でツアーの宣伝をするといったソーシャルネットワーキングサービスを使っての営業活動も行いました。





営業活動の甲斐もあり、結果的に計43名の方々にチケットを購入していただくことができました(試合当日の来場者数は41名でした)。参加者の皆様には試合後や後日「澤選手と実際に話すことができるとは思わなかった」「親切な対応でとても気持ちがよかった」などのお言葉をいただき、ホスピタリティの大切さを実感しました。また、今回のイベント企画を経験して、大学の授業だけでは学ぶことができないさまざまなことを経験することができました。実際のチケット支払方法(当日の現金受け取りかウェブサイトからクレジットカードで購入していただくか等)やリスクマネジメント(試合が中止になる場合や澤選手が怪我等で出場できない場合等)をどうするか、などです。ボストン・ブレーカーズスタッフやNESCメンバーとこまめに連絡を取り合いながらどのように対応し、どうしたら効率よく顧客を集めることができるかを考えました。

また試合のハーフタイムに参加者からアンケートを取りそれをまとめ、自分なりにボストン・ブレーカーズの将来的なマーケティングのためのアイディアを提案し、それらをポートフォリオとしてまとめチームスタッフに提出しました。スタッフからは後日お褒めの言葉をいただき、このイベント開催のために約2ヶ月もの期間を費やした甲斐があったと思えることができました。

今後もNESCのビジョンであるスポーツを通した地域貢献を実現できるよう活動していきたいと思います。


明石貴祐

サザンニューハンプシャー大学

M.S. in Sport Management


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