2011年7月21日木曜日

大学サマーリーグ パート2

ノースカロライナ州立大学の矢沢大悟です。

現在のインターンシップも残り2週間強となりました。今回は、そのフローレンスレッドウルブスでのインターンシップ内容について書かせて頂きます。


僕達インターンは、試合開始の4時間前には球場入りします。それから先ずは選手用のドリンクを準備して、その後ビアガーデンや観客席などを試合用にセッティングします。僕らインターンはこういった試合前のセッティングをしてる最中に、スポンサーの広告が取れていないか、観客の観戦に邪魔になるものはないかなどのチェックを行っています。


開門してからは、前売りチケットを売ったり、会場にやって来る観客の方々にスポンサーからのクーポン券やギブアウト商品、また次回ホームゲームのちらしなどを配ったりしています。またコンセッションやグッズ販売店にはパートタイムの従業員が働いているのですが、その人達を管理したり、各場所毎に無線でコミュニケーションを取り、みんなが効率的に働けるように気を使ったりしています。


試合中には、スコアボードを操作するインターンもいれば、選手が試合後に食べる食事を近くのレストランにピックアップしに行くインターンもいて、それらはローテーションでこなしています。またイニング間のプロモーションイベントのセッティングなども手伝っています。


こういったオペレーションの仕事を経験すると、普段何気なく見ている試合が実にいろいろな角度から支えられていることが分かります。


また僕は、シーズン終盤にスペシャルプロジェクトとして、マーケティングリサーチを行うことになりました。これは試合に来るファンの方々にアンケートを配り、どのようなファン層が実際に球場に足を運んでいるのかという情報を集めようというものです。試合に来るファンの方々の情報があれば、来シーズン以降のマーケティング戦略を立てることが出来ますし、スポンサー獲得にもつながります。自分の経験のためにも一生懸命がんばろうと思います!


また今まで働いて来て、レッドウルブスはとても地域に密着しており、ファンの方々と密接につながっているチームであるという印象を持っています。別の大学サマーリーグを経験した選手達から話を聞くと、他のサマーリーグチームと比べて、レッドウルブスは選手とファンの距離が近いそうです。それは選手のホストファミリーが協力的であったり、子供達が毎試合後にサインをもらいに来ることであったり、または地元のレストランの方々がその土地ならではの食事を試合後に選手に提供したりしているからだと思います。地域によって異なった文化を持つアメリカという国の中で、サウスカロライナ州フローレンスの文化を体験出来ることは、他の地域から来ている選手にとって、またとない経験だと思います。それこそ毎夏にいろいろな文化を体験することが出来たらいいですね!


ここで働ける時間も残り少ないですが、少しでも多くの経験が積めるように最後まで楽しみたいと思います。


P.S. なでしこJAPAN万歳!


ノースカロライナ州立大学
矢沢大悟

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