2011年7月13日水曜日

アライアンスバンクスタジアム 視察

こんにちは。
夏の間、インターンシップをさせて頂いております武田雅史です。

今回は前回に引き続き野球スタジアムに行った際の様子を書かせて頂きたいと思います。

ニューヨーク州シラキュースのアライアンスバンクスタジアムに行ってきました。 
アライアンスバンクスタジアムは、ワシントンナショナルズのAAAにあたるシラキュース チーフスの本拠地です。





このスタジアムについてまず目についたのは外野にある子供達が遊べるファミリーパークという場所でした。子供達は野球の試合を見に来たついでに、このファミリーパークでも遊べる事ができます。野球の試合を見に来るイコール遊びにくるという認識が構築され、野球の試合がエンターテイメントとして確立している様子が伺えました。






そして試合前には子供達の野球グランドツアーみたいなものも展開されていて、日本ではあまりこのような事を見たことがなかったのでとても新鮮な光景でした。たとえマイナー球団だろうがファンサービスは怠りません。




商品を観客席に投げてプレゼントする事は、よくスポーツの試合で行われていますが、ダンキンドーナツ(アメリカのコーヒー&ドーナツショップ)の商品その物の着ぐるみがでてきてイベントを行っていたので、ここまでやればしっかりと企業の名前や商品をアピールできると思います。





イニング間のイベントには、会場に来ている観客の方が楽しめるように様々な工夫がされています。下記の写真は二階席からサイコロを転がして何がでるか全員で予想したり、お客さんが実際にグランドに出て、ゲームをして競争している様子です。









今回も球場の中の様子について書かせて頂きましたが、マイナーの球場を見て感じた事は、スポーツその物の価値とその上にいかに付加価値をつけるかどうかだと思いました。

マイナーの球団は特に有名な選手がいるわけではないので、野球その物の魅力とユニークなイベントなどを通してどのようにエンターテイメントとしての価値を試合運営に繋げていくかだと思いました。

まだ様々な場所で視察したわけではないので、これからも機会があれば、マイナーの試合やあまり有名でない試合などに足を運び勉強していきたいと思います。


NYインターン: 武田雅史

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