2012年7月14日土曜日

筑波大学 松田研究室 王国の息吹 海外編 三日目


筑波大学 松田研究室 王国の息吹 海外編の三日目の内容

  1. University of California, Irvine (UCI) の体育会系クラブ専用の施設見学
  2. UCIの学生とUltimate(フリスビーを使った競技)を通じた国際交流
  3. Woodbridge Community Associationの施設見学


1. University of California, Irvine (UCI) の体育会系クラブ専用の施設見学

まず、Bren Events Centerを見学しました。
こちらはUCIのバスケットボール、バレーボールなどの室内競技の試合が開催される施設です。
本日は、インドアテニス大会の会場用に施設がアレンジされていました。



UCIの試合やイベントが行われるだけでなく、こちらの施設では、John Legendなど有名な歌手がコンサートを開いたり、練習場として利用もされます。
また、Los Angeles LakersKobe Bryant選手がオフシーズンの自主トレーニングにこの施設を利用した事もあります。

印象的だったのが、このBren Events CenterUCIのアスレチック部門に所属しているにも関わらず、学校からは一切援助を受けておらず、施設独自で運営をされている点です。
従って、施設では可能な限り多くのイベントを開催する事ができるよう、積極的に働きかけているそうです。


その後、体育会系クラブ専用のジムや体育館、グラウンドを見学しました。
オフシーズンということもあり、施設は自主トレーニングをされている学生が利用されている程度で、施設の大部分は地元の子供向けのクリニックが開催されていました。




2. UCIの学生とUltimate (フリスビーを使った競技) を通じた国際交流

 施設を見学した後、筑波大学の皆様はUCIの学生とUltimateと呼ばれるフリスビーを利用した競技を通じて国際交流をしました。


Ultimateはバスケットボールとアメリカンフットボールを混ぜたような競技で、フリスビーを保持した選手は3歩までしか移動できず、パスをつなぎながらアメリカンフットボールで言うところのタッチダウンによって得点を競います。



筑波大学の皆様は初めてUltimateをされましたが、UCIのクラブチームでプレーされている選手が驚くほど飲み込みが早く、楽しくプレーする事ができました。
Ultimateを通じて、筑波大学の学生の皆様とUCIの学生がチームメイトとして友好を深めていく様子を見ていると、スポーツは言語を越えるコミュニケーションツールになるということを改めて感じました。




その後、UCIの学生の皆様と昼食を一緒に頂き、学生の立場から見た、UCIのスポーツ環境について筑波大学の学生の皆様は質問されていました。
その他にも、同世代のアメリカ人の生活や考え方についても学ぶ事が出来たようです。



このように、普段の海外旅行では経験できない現地の学生との交流は、筑波大学の皆様にとってとても貴重な経験になったと思います。
日本に帰国されても、UCIの学生の皆様との交友関係をぜひ維持して頂きたいです。



Woodbridgeは全米でも評価が高く、犯罪率の少ない計画都市です。
また、レクリエーションを中心としたまちづくりがされた事でも有名です。

Woodbridge Village AssociationにてChudy氏よりWoodbridgeの概要、および、レクリエーション施設に関するプレゼンテーションをして頂きました。




Woodbridgeには40を越えるレクリエーション施設が整備され、全ての住人が歩く事が可能な範囲に施設が点在するように設計されています。
このようにレクリエーション施設を街に充実させることにより、住民の生活レベルが向上し、また住民の地元に対する愛着心も生まれ、結果的に安全で快適な地域を維持する事に成功しているようです。


プレゼンテーションの後、実際にプールやいくつかのレクリエーション施設を見学しました。
リゾートホテルに匹敵するほど、きれいに整備されたプールや人口の湖に、筑波大学の皆様は圧倒されていました。



また、こちらのコミュニティ内にあるテニスコートの設備も充実しており、全米大会において上位に入賞できる選手も輩出しています。



子供に対するレクリエーション施設も充実しており、世界初、そして世界で唯一の三輪車や車のおもちゃ専用の遊技場が整備されていました。
トンネルや橋、ガソリンスタンドもミニチュアサイズで設置されています。



Woodbridgeを見学して、レクリエーションを中心としたまちづくりが、住民の健康促進や地域の活性化につながるという考え方は日本にも取り入れるべきだと感じました。
しかし、同時にWoodbridgeのような街をそのまま日本に持ち込んでいいのであろうかとも感じました。

アメリカをはじめ、欧米の国々では、余暇の時間を充実させるという考え方が当たり前で、余暇の充実のさせ方を知っています。
一方、日本ではまだまだ余暇を充実させるという考え方、特にレクリエーションによって充実させるという考え方が浸透していないように思います。

でこのようなレクリエーションを中心としたまちづくりという全く新しい考え方を日本において浸透させる為に、日本の文化や価値観に見合ったアメリカとは違った方法で、まちづくりの計画を立てる必要があると感じました。


本日の夕食はWoodbridgeにお住まいで、こちらでランニングシューズのプロショップを経営されている、藤村ご夫妻と韓国料理を頂きました。
藤村様より、日本人の立場から見たWoodbridgeの暮らし、またアメリカにおけるスポーツ関連のビジネスについてなど、様々な事を学びました。



ホテルに戻る前に巨大スーパーマーケットに寄り、アメリカらしい食べ物や飲み物を購入しました。



ホテルに戻り、学生の皆様は本日受講したプレゼンテーションの内容について議論されました。

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LAインターン

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