2012年7月19日木曜日

Athletes Dream Management, Inc. でのインターンを終えて。- 澤

八日間にわたる筑波大学 松田研究室 王国の息吹 海外編の添乗員として、Athletes Dream Managemenrt, Inc. (ADM) でインターンをさせて頂いた、澤篤志と申します。

まず、このような貴重な機会を与えていただいたADMの皆様、そして急な参加にも関わらず、ツアーの添乗をさせて頂いた筑波大学の皆様にお礼申し上げます。
ありがとうございました。

このインターンを振り返る前に、なぜ私がスポーツ産業に興味を抱き、この世界でキャリアを築いていこうと思ったかについて説明させて頂きます。

日本の大学を卒業する際に、進路が決まっていなかった事をきっかけに、自分が本当にしたい事は何なのかと、人生で初めて自分自身の事について見つめ直す事が出来ました。

そのときに出てきたのが、小学校でバスケットボールを始めた頃から抱いていたアメリカへの留学でした。
しかし、語学だけを学ぶより、専門的な知識も学ばなければ、キャリアアップにつながらないと感じ、学生時代のイベント企画やボランティア活動の経験を通じて興味のあった、エンターテインメントビジネスを勉強する事を決意しました。

フロリダ州オーランドにある、映画や音楽、テレビゲームなどのエンターテインメントビジネスに特化し、スタジオなどの充実した設備が整備されたFull Sail Universityエンターテインメントビジネスの修士を取得しました。

当初は、音楽などのイベント企画に関わる仕事に就きたいと考えてアメリカに渡ってきたのですが、こちらでスポーツ観戦やスポーツ放送を見た際に、この産業はまだまだ日本では未発達の分野であり、音楽や映画に比べるとまだまだ成長する余地があると感じ、スポーツに携わっていこうと決心しました。

大学院では、企画書の作成の仕方など、特にスポーツを専門に勉強していた訳ではないのですが、個人的にスポーツビジネスに関する情報を集め、定期的にブログという形で情報発信をしてきました。

このような経緯で現在、日本に帰国する前に、スポーツ産業の本場アメリカで少しでも経験を積んでいきたいと思い、仕事を探しています。




このたびの筑波大学の研修旅行はまさに、私がこれから知りたいと感じている分野だったので、とても勉強になりました。

やはり、日本ではスポーツや体を動かす事自体への考え方がアメリカでは異なっているのだなと感じました。

Quality of Life (生活の質) を高める為に運動をする。

このような考え方はまだまだ日本人にはないのでしょうか?
たとえ身近な環境に運動施設があったとしても皆様は利用されるでしょうか?
余暇の時間を運動に費やすほど、日本人は十分に余暇をとっているでしょうか?

根本的にアメリカ人と日本人の生活や文化に差があるという事を改めて実感し、またアメリカと同じ事を日本で行っても効果がないという事に気づきました。

このような事は、海外に実際に来て、自分の目で見ないと気づかない事だと思います。
私は、普段の旅行では見る事の出来ない場所や、耳にするような事がない講習を受ける事ができた、筑波大学の学生の皆様は本当にすばらしい経験をされたと思います。

ぜひ、この経験を生かして、日本のスポーツ産業を盛り上げていって頂きたいです。

私自身、どのようにすれば、ビジネスという側面から日本のスポーツ産業を盛り上げていく事が出来るのかを模索しています。

この度のADMでのインターンでの経験は、これからの私のキャリアにとって必ず役に立つものになると感じています。

本当に筑波大学の皆様、ADMの皆様ありがとうございました。

これからもよろしくお願い致します。







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