2010年12月25日土曜日

オフシーズンのスタジアム活用法!

Merry Christmas!!
Athletes Dream Management, Inc.ロサンゼルス・スタッフの内藤です。

今年のクリスマスは週末に重なっていたということで、皆さん思い思いの甘い週末をお過ごしになったのではないでしょうか。今まで雪がある環境で生活してきた私にとって、「クリスマスシーズンに雪が無いのはありえない!(もちろんLAには雪なんてありません!)」と言うこともあり、どこかで雪遊びができないか、と探していたら面白い場所を発見致しました。
 

実はここ、MLBに所属するCleveland Indiansの本拠地、Progressive Fieldなんです。「Snow Days」と名付けられた雪や氷を使った遊技場は、ご覧の通り球場のグランドを使用し、市民の憩いの場として提供されています。1126日からオープンしたSnow Daysの営業も、年明けの12日にて終了致します。入場料は$5から$25となっており、球団側は6万人の来場を予想しているとのことです。

では、Snow Daysの中にはどのようなアトラクションがあるのでしょうか。
 
 
アトラクションの中心には10本のチュービングスロープが設置され、その周りをスケートリンクで囲っております。また、子供用のアイスホッケーリンクや雪合戦が出来るような広場、迷路まで設置されています。お子様だけでなく、大人たちにも人気のようですね。

通常は誰でもチケットを購入し入場できるのだが、日によってはSnow Days を貸しきることも可能。また、$900でダグアウトでのパーティー(大人:12枚のチケット込み)、$500で誕生日パーティー(14歳以下:12枚のチケット込み)もパッケージとして販売されています。夏には野球で人々を熱狂させていた球場がここまで様変わりすると、大人でもはしゃいでしまうのではないでしょうか?

実はこのようなオフシーズンのスタジアム活用法は、違う形でも全米で実施されております。
NHL(アイスホッケー)では、毎年元旦にWinter Classicを開催しております。Winter Classicとは、昔を懐かしむ為に屋外球場のグランドにホッケーリンクを設置し、試合が終わった後も暫くは一般に開放されます。2010年には、Boston Red Soxの本拠地であるFenway Parkで開催され、約$36MM の経済効果がBoston近郊にあったとのことです。

 


他にもカレッジフットボールの試合を、野球の球場でも行っておりましたね。
このようにアメリカではオフシーズンのスタジアムの活用を積極的に行うことで、地域やスポーツ自体を活性化することに力を注いでいます。日本でも徐々に球場の多目的活用がおこなわれておりますが、ここまでの規模の大きさは無いのでしょうか。


さて、2011年まで間もなくです!!
来年良いスタートを切るために、この1週間を充実させましょう!!

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