このAPでは、トレーニングだけではなく、栄養学に基づいたバランスの良い食事や、怪我・手術からの回復を早めるための理学療法といった、パフォーマンスを向上させるための要素を、総合的にアスリートへと提供しています。最近では、多くの日本人メジャーリーガーやプロ野球選手が、オフシーズンに自主トレーニングを行っていることで、日本での知名度も上がって来ているようですね。勿論、日本人選手だけでなく、アメリカのトップアスリートもAPを利用しており、今年度のWorld Seriesに出場した選手の中にも、Pat Burrell選手(San Francisco Giants)や、Cody Ross選手(San Francisco Giants)、Vladimir Guerrero選手(Texas Rangers)といったメジャーリーガーが、毎年APでトレーニングを行っています。
また、APは、野球だけでなく、サッカーのドイツ代表チームにトレーニングコーチを派遣したり、NFLドラフト前には、ドラフト候補の大学生に総合サービスを提供したりと、幅広いスポーツで、長年に亘って継続的な成功を収めています(最近では、プロ選手だけではなく、高校生や、消防士、警察官の方へのトレーニング指導も行っているようです)。
このAP主催のMentorshipでは、世界中のトップアスリートを実際に指導してきた一流トレーニングコーチから、直接、APのトレーニング論を学ぶことが出来ます。このMentorshipを受講することにより、参加者は、アスリートを成功へと導くコーチングスキルや、AP独自のトレーニング論を習得することが出来るのです。
そんなわけで、少し話が前後してしまいましたが、このAP主催のMentorhispに、LAスタッフ内藤と共に参加して来ました。といっても、実際に我々がMentorshipに参加して、トレーニング論を学んで来たわけではありません。今回の主な目的は、世界最新のトレーニング論を学ぶために、はるばる日本からアリゾナまで来られた、高い志と熱い心を持ったトレーナーの皆さんをアテンドさせて頂くことでした。
さて、こちらが、実際のMentorship時の様子です。
【朝8時から始まる、世界トップクラスのトレーニングコーチによる講義。AP独自のトレーニング論に熱心に耳を傾ける、参加者の皆さん。】
【こちらは、理学療法のためのルームです。】
【トレーニング後の栄養補給時に利用するシェイク・ルーム。選手一人一人に合わせて、ボトルの中身が違います。】
【屋外プール&ジャグジー。主に試合後や、怪我からのリカバリーのために利用されます。】
【最大60~70人の選手が同時にトレーニング出来る屋内施設】
【屋外には、NBA選手のトレーニング用にバスケットボールコートが備え付けられています。奥には、野球選手用のバッティングケージもあります。ちょうど隣では、メジャーリーガーが自主トレーニングを行っているところでした。】
【Mentorshipでは、トレーニング論の講義を受けるだけではなく、屋外のフィールドを利用して、実技講習を受けることが出来ます。】
毎日午前8時から午後5時までの5日間コースを終えた、日本からの参加者の皆さんの表情が、AP Mentorshipの充実度を物語っていましたね!
さて、明日からまた出張に出掛けて来ます!
今回は、12月6日から9日まで、フロリダ州オーランドで開催される「Baseball Winter Meetings」に参加する予定です。
Twitterを用いて、オーランドから、連日Winter Meetingsの様子をつぶやくつもりですので、是非、お楽しみに!
(ADMニューヨーク・スタッフ 三宮)
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