2011年9月24日土曜日

英語でのコーチング


こんにちは、Southeast Missouri State Universityの浅野勝成です。

今週も月曜から金曜まで朝と夕方に、トレーニングルームでの実習をさせて頂きました。主に私が学生コーチとして指導させて頂いてるのは、男女バスケットボール、フットボール、そして野球です。今週は野球のストレッチなどのクールダウンとウォームアップを任されました。


クールダウンはいつも同じことをやるので、指導しやすかったのですが、ウォームアップはその日によって行うことが変化します。私が任されたのはピッチャーグループのトレーニング前のウォームアップです。約15人にウォームアップの指導をさせて頂きました。


メニューはヘッドS&Cコーチが作ったもので、それに沿って指導していけば良いのですが、英語という壁が出て来てしまい、うまく伝わらないことが多々ありました。身体の使い方、それぞれのアップの目的、道具の使い方などを英語で伝えるというのは未だに流暢にはいきません。


会話と違って、一方的にこちらが喋るという形ですので、いつもの感覚とは違うものがあります。何か留学当初の自分を思い出してしまいました。当時は会話も全く出来ない自分が伝えたいことを単語だけ並べて会話していましたが、上手く伝わらなくて困った顔をされることが多々ありました。しかし、2年間ずっとアメリカに滞在し、英語を喋る機会を多く作り、いろいろな人と英語で会話を交えてきた成果か、今では留学当初と比較して、英語での会話ははるかに流暢になりました。


ウォームアップやトレーニングの指導、つまり英語でのコーチングも経験を積んでいくしかないと、2年前の自分を思い出して、そう思いました。


そういう悔しい出来事があった翌日に、クラスの関係上で他の日にトレーニングする事が出来なかったピッチャー2人がトレーニングすることになり、その日の彼らのウォームアップ、トレーニング、そしてクールダウンまでの全てのコーチングを私一人に任せて頂く機会を得ました。トレーニング指導をしていて、一人のピッチャーが「このトレーニングはどうやるんだっけ?」と質問しに来たので、前日のことを思い出しながら、要点だけをとらえ、はっきりと喋り、指導させて頂きました。彼らのトレーニングを無事に終えることが出来ました。


今週はコーチングに関して、新たなことを気付くことが出来ました。それを持続して向上させて行かなければなりません。どんな小さなことでも改善する必要があるのならば、徹底して改善しなくてはいけません。それが選手達にとってのパフォーマンス向上に繋がるよう、これからもコーチングをして行きたいと思います。


今週は英語でのウォームアップ指導を改善すべき課題として見つけることが出来ました。これからも少しずつ自分の中の課題を改善・向上させていければと思います。


Southeast Missouri State University
浅野 勝成

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