2011年3月26日土曜日

BNP Paribus Open

こんにちは。Athletes Dream Management, Inc.のインターンの石川です。


東日本大震災から約2週間が経ちました。スポーツイベントなどが中止・延期されるなど日本のスポーツ界も大きな影響を受けていますが、海外のスポーツ界でも今回の東日本大震災に対して動きがありました。

ニュースでも報道されましたが、現在ランキング1位の女子テニスプレイヤーのキャロライン・ウォズニアッキ選手とランキング8位のビクトリア・アザレンカ選手が試合前に、「Our thought are with you!(私たちの思いはあなたと共に)」と書かれた日本の国旗を掲げたことが話題になりました。また今年の全豪オープンを制覇したノバク・ジョコビッチ選手も「Support to Japan」と書かれたテーピングを張ってプレイしていました。

これらのメッセージはプロテニストーナメントのBNP Paribus Openの開催中に発信されたものです。BNP Paribus Openはロサンゼルスから東に約2時間ほどのところにあるインディアンウェルズという街で3月7日~20日まで行われました。

私もこのBNP Paribus Openに訪れて参りましたので、そのときの様子を今回のブログでリポートしたいと思います。

私が訪れたのは大会7日目の3月13日の日曜日でした。最初は3月12日の土曜日の観戦を予定していたのですが、私の読みは甘く、5日ほど前には12日のチケットは売り切れておりました。日曜日のチケットも前日の12日までにはオンラインですべて売り切れていたようです。実際にトーナメント会場へ入ってみるとかなり人で埋め尽くされていて、この日は6つのコートを試合で使用していたのですが、すべてのコートは常にほぼ満員でした。


大会の開催場所であるインディアンウェルズ・テニス・ガーデンからは広大な景色が広がります。手前にあるのは練習コートになります

この練習コートはファンにとって、選手を間近で見ることのできる数少ない場所となっています。ラファエル・ナダル選手やロジャー・フェデラー選手を見るために選手が練習コートに現れる30分前から待っているファンもいました。そういったファンのためにも、練習コートにある電光掲示板には選手の練習スケジュールも表示されていました。あらかじめ選手の練習スケジュールが分かるのは、ファンにとっては観戦スケジュールも組みやすいのでありがたいですね。

フェデラー選手の練習もすぐ近くで見ることが出来ました


また大会のプレミアスポンサーであるEmiratesのスポンサー活動の様子も紹介したいと思います。


こちらはEmirates The Garden Clubといって関係者パス、もしくはクラブ・スイートルームのチケットホルダーのみが入ることの出来るレストランになっています。残念ながら中には入ることが出来ませんでしたが、ラグジュアリーな雰囲気を出していることも外からでも確認できました。Emiratesという航空会社がどういうブランドイメージを作り出していきたいのかと言う事がわかるスポンサー活動ですね。


なかなか得ることの出来ないEメールアドレスなどの個人の連絡先などを獲得することが出来るので、人気のあるファースト・サーブ・コンテストでスポンサー活動をするのはとても有効ですね。こういった参加型のブースは、スポーツイベントにおいて人気が高いので、スポンサー側にとっても自分たちのブランド認知度を高める上で効果的だと思います。


こちらはCorona Extraですが、Corona Extraの持つ「南国」というイメージにぴったりの空間作りですね。


Tennis Warehouseというテントの前では、約15分ほどマリア・シャラポア選手のサイン会も行われていました。混雑を避けるため、サインをもらうことが出来るのは事前にリストバンドを手に入れることが出来た人たちのみとなっていました。リストバンドをもらえなかった人たちもひと目シャラポア選手を見ようと、カメラを手に集まっておりました。未だにシャラポア選手の高い人気が伺えました。



こちらは私のお気に入りの選手の一人である、ダニエラ・ハンチュコバ選手ですが、練習終了後友人の子供と戯れていました。普段見ることができない選手の一面を見ることが出来るのも、4大メジャー大会(全豪・全仏・ウィンブルドン・全米)以外の大会に訪れる醍醐味では無いでしょうか。


大会関連グッズは思ったよりも充実していました。マグネットなどの小物類や女性用アパレルなども種類が豊富でした。

テニスのトーナメントでは試合を見るだけでは無く、選手とふれ合ったり、スポンサーのブースを訪れたり、屋外でゆっくりと食事をとりながらビッグスクリーンで試合を見るなど色んな楽しみ方があります。一日中楽しめることを考えると、一つのテーマパークと同じような満足感が得られると言ってもいいでしょう。

皆さんもプロのテニストーナメントに訪れてみてはいかがでしょうか?

石川拓道

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