2011年3月16日水曜日

震災と世界中の支援活動

学生ブロガーの矢沢大悟です。

連日放送されている東北地方太平洋沖地震の様子をテレビやインターネットでチェックしています。現地からのリアルな映像を見る度に心が痛む思いです。


私は新潟県出身で、過去2度大きな地震が私の故郷を襲いました。あの時と比べて、規模も被害も今回のほうが大きいのですが、少しばかりか被災者の絶望感と悲しみが分かる気がします。もちろん今現在アメリカで生活している私が、被災者の気持ちを全て理解出来るとは思いませんが、少しでも気持ちを理解して適切な行動を取ることが大切だと思います。


ここアメリカでも、各大学で学生による支援活動が盛んに行われています。日本人学生が中心となって募金活動をするもの、アメリカ人学生による団体が積極的に動いてチャリティーイベントを開催するものなど、多くの活動が行われています。また過去所属していた学校や会社に連絡を取って、支援をお願いしている方々もいます。被災地には行けなくてもアメリカで自分に出来ることをやろうと奮闘している日本人留学生、並びに協力してくれるアメリカ人学生がたくさんいるということを知って頂ければと思います。


またスポーツ界でもボストン・レッドソックスに所属する日本人選手による募金活動、欧州で活躍する日本人サッカー選手や欧州のサッカー名門チーム・リヴァプールからの応援メッセージなど、日本を勇気付けようと様々な活動が行われています。スポーツの持つ偉大な力で支援の輪がどんどん世界に広がり、それが日本の被災者の方々の力になればと思います。またJリーグやプロ野球において、被災したチームへの施設提供などのニュースも見ました。日本の持つ助け合いの精神で、この大震災も乗り越えていけると強く信じています。


被災地にスポーツや音楽といった娯楽が戻る時、それらは被災者に大きな勇気とパワーを与えます。世界中で頑張る日本人選手の活躍のみならず、甲子園やJリーグ、プロ野球などの舞台で、被災地を本拠地とするチームが頑張る姿は被災さした人々に活気を与えます。多くの行方不明者が無事でいること、被害がこれ以上拡大しないこと、そして復興が早く進むことを心の底から強く願っています。


矢沢大悟
ノースカロライナ州立大学

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