2011年3月18日金曜日

それぞれが出来ることを。

311日に発生しました大震災により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災された地域の皆様、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。

弊社スタッフブログでも取り上げているように、世界を通じて各選手たちが東日本大震災被害に対するサポート活動を行っております。 アメリカではMLB日本人選手を中心に義援金を募り、また日本もJリーグやその他スポーツリーグ、球団でも支援活動が活発化しております。もちろんこのような情報は各報道を通して伝えられ、皆様すでにご周知だと思いますが、なかなかメディアでは取り上げられていない世界に広がるスポーツを通じた支援活動を今回は皆様にお伝えさせて頂きます。


Skiers Helping Japan .com

これは現在アルペンスキーヤー日本代表としてFISワールドカップにて活躍される佐々木明選手が中心となり、立ち上げたプロジェクトです。現在までに米国アルペンスキー界を代表するLindsey Vonn選手やJulia Mancuso選手、Ted Ligety選手、そして日本からも元長野五輪代表の池田和子氏が参加しております。18日現在まで2万ドル(160万円)が集まっており、世界中のスキーヤーを巻き込みながら、被災地の方々を支援する動きを拡大しています。また、こちらのサイト(http://skiershelpingjapan.com/donate-here/)では、選手およびファンからの募金をつのい、その全額を佐々木選手を通して地域復興プログラムの為に使用されるとのことです。

メジャースポーツや大手芸能プロダクションからの義援金額と比較すると小さいかもしれません。しかし、彼らの活動が世界に広まり、それが徐々に拡大しております。また、Skiers Helping Japan.com内の佐々木選手からのコメントの中(http://skiershelpingjapan.com/a-letter-from-akira-sasaki/)に、
I can actually DO SOMETHING.
の一言がありました。今回の被害をただ傍観し、自分のことだけを考え、心配しているんではなく、今回の震災や福島原発の事実を受け止め、「未来の為に、自身が今が出来ること」を真剣に考え、実行に移している人の言葉だと、心の底から感じました。


ちょうど地震が発生する2日前に出張の為に日本へ戻ってまいりました。この震災と多くの被災者を目の前にして、涙が止まらない日々を過ごしてきました。しかし、今必要なのは涙ではなく、復興にかける行動力です。次世代が笑って過ごせる世にする為に、動きます。

「顔晴れ、日本!


2011318
Athletes Dream Management, Inc.ロサンゼルス・スタッフ
内藤裕志

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