2012年11月2日金曜日

ロックアウト中:NHL2012シーズン


LA小澤です。

ロックアウト( lockout)とは、その名の通り「締め出す」という意味。
スポーツにおいては、オーナー側がスタジアムや練習場などの施設や敷地への立ち入りを禁じて選手側との交渉手段とする行為の事。選手側が行なうストライキとは逆の手法のことをいいます。



先週のブログでも書きましたが、現在アメリカの4大スポーツの1つであるNHL(アイスホッケーリーグ)は新労使協定締結をめぐる交渉が難航しているため、オーナー側がロックアウトを起こし、2012-2013シーズンは10月のプレシーズン、11月のレギュラーシーズン全試合を中止とすると発表。
そして毎年元日にフットボール場や野球場で開催されるNHL恒例の屋外試合「ウインタークラシック」の中止もアメリカ時間の本日(11/2)正式発表されたようです。

NHLのロックアウトは2004年シーズン以来8年ぶりとのことで、当時は「リーグそのものの存続のためにコストを削減しないといけない」というオーナー側の強い要望をシーズン通して選手側と協議し、最終的にはオーナー側の勝利に終わったようです。
今回も前回に続きコスト削減を望むオーナー側と、2度続けて負けていられない選手側との要望が真っ向からぶつかり、話し合いが非常に難航しているとのことです。

ロックアウトによる試合中止は、日本ではあまりなじみの無い行為のように見えますが2004年には日本もプロ野球の再編問題時にロックアウトが行われるか否かという状況になったこともあるようです。

ロックアウトが長引くと困るのは選手やオーナー、球団関係者だけではなく、その他周辺産業の方々もしかり。放映権を持つ放送局、アリーナなどの開催場所やそこで働く人々、そしてまた周辺のレストランやホテル産業などへ与える影響も強く、1度のロックアウトが地域や社会へ与える経済的効果は非常に大きいです。
そしてもちろん日々のスポーツ観戦を楽しみにしている地元ファンや日本をはじめとした海外にいるファンたちへの心理的影響も大きいことは想像するに容易です。

アメリカ4大スポーツでは2011年のNFLNBAに次いでここ2年の間で3度目のロックアウトとなってしまった今回のNHLロックアウト。
まだまだ交渉は難航中。ビジネスとして携わっているオーナー側にも選手側にも主張や権利があるのは当然の事なので闇雲に早期開催をした方が良いとは断言できませんが、1日も早いシーズン再開を心待ちにしているファンが多いことは事実。
私個人的にもまだNHLは生観戦をしたことがなく、シーズン全試合が中止となってしまった2004年シーズンのようになってしまう事だけは避けて欲しいなと望んでやみません。

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Athletes Dream Management, Inc. LA小澤

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