2011年8月4日木曜日

Jaegerベースボールキャンプ開催!

LAスタッフの小澤美希子でございます。

多くのメジャーリーガーからも支持される米国Jaeger Sports(ジャガースポーツ)が今週LAにてベースボールサマーキャンプを開催しました。
昨日、見学へ行ってまいりましたのでその様子をお伝えしたいと思います。

Jaegerスポーツとは>
ピッチング・コーチAlan Jaeger氏が提唱する投球プログラムを提供する南カリフォルニアにあるスポーツ施設。
Jaeger氏が開発した投球プログラムは、昔ながらのロング・トスを用いた方法で、メジャー球団の多くが採用する投手の肩の消耗を守るために投球数や距離、時間を制限する方法からは大きく逸脱しています。
またこのトレーニング・プログラムは、11球により移り変わる局面に左右される各選手のメンタル面を強化する事により、各々のパフォーマンスを最大限に引き上げます。身体能力とメンタルの相関性を重視したこの独自のプログラムは、通常のトレーニングの生産性を飛躍的に改善するだけでなく、プログラム参加選手が自身の技術に更に自信を持ち、様々なゲーム局面に対応できるようになることも大きな特徴です。

<サマーキャンプの様子>
8/1~4までの4日間にわたり行われているサマーキャンプの3日目のプログラムへお邪魔してきました。
今回は夏休みを利用したサマーキャンプとのことで、下は8歳の小学生から上は19歳の大学生まで幅広い年齢層の方々が参加していました。


①ストレッチ編
:関節周りを中心に時間をかけてゆっくりとストレッチを行います。


②ヨガ編
:ヨガを取り入れた柔軟が続きます。


③バンドトレーニング編
:トレーニングバンドを用いて肩や腕の筋力を強化します。


④ロング・トス少年編
:小学生による遠投トレーニングです。
肩が開き、負担なく力を出し切れていることが見て取れます。


⑤ロング・トス青年編
:中学生による遠投トレーニングです。



あえて遠投から始めることで肩を自由にし、本来持つ力を押さえつけることなく発揮させる手法や、ヨガの要素も取り入れた柔軟を中心とした長時間のストレッチ、またトレーニング最後に行う瞑想の時間など私自身がこれまで見たことのある日本の野球トレーニング風景とは大きく構成や雰囲気が違うと感じました。
特に柔軟や瞑想などにかなりの時間をかけており、これらを行うことで身体全体をしなやかにするだけではなく、静かな雰囲気の中で集中力を高め、自身のメンタル面も養う。これは野球のみならずすべてのスポーツにおいて共通して大切なポイントではないかと感じました。

私もかつて現役でスポーツを行っていたときは、試合直前にはUP運動により心拍を上げ、運動機能を高めるものの、精神面ではあえて瞑想しながら心を穏やかにする時間を持って集中力を高めていたことを思い出しました。

身体能力の向上とメンタル強化の両側面において、長年にわたりジュニアからメジャーリーガーまで幅広く絶大な支持を集めている事実にも納得のジャガーキャンプ。
今後は日本のベースボールプレイヤーや野球を始めたばかりの子供たちなどにもこういったプログラムを届けられたらと思っています。


LAスタッフ:小澤美希子

参照:

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