2011年8月22日月曜日

カムデンヤーズ視察


こんにちは。サマーインターンシップをさせて頂いております武田雅史です。そろそろインターンシップとして働かせて頂ける時間も少なくなってきました。

本日は、上原選手がトレードされるまで在籍しておりましたボルチモア・オリオールズの球場であるカムデンヤーズの事について書かせて頂こうと思います。

まず1992年にオープンしたカムデンヤーズは、当時のオリオールズの副社長ジョー・フォスが「街とチームの歴史や伝統を生かしつつ、今のファンが見たこともないようなボールパークを作りたかった」と語った通り、それまでの野球場とは一味違った球場だったみたいです。

それは、まず球場の外観からも見受けられます。



赤レンガと鉄骨を組み合わせた造りになっており、とてもレトロ感の溢れるデザインです。このような赤レンガ造りデザインの球場は最近ではニューヨークメッツのシティフィールドでも見られますが、このカムデンヤーズが他の球場よりも早く造られ、先駆けでした。

そして、球場に入ったらまず目に付くのは、ライトスタンド側にあるレンガ造りの大きな倉庫です。




この倉庫は19世紀の終わりに建てられたみたいなのですが、球場からは独立した建物であり、中には球団事務所やカフェテリア、スポーツバー、ギフトショップがあります。

そして球場内部の売店などがある通路には、昔のオリオールズの写真などいくつも飾ってあり球団の歴史を感じる事ができます。





そして、この夏のインターンシップを通して何度も見てきたキッズパークは、さすがにメジャーの球場だけあって、その種類も豊富でした。途中で野球に飽きてしまった子供達もこのような施設があれば、野球観戦を更に楽しむ事ができますね。




そして、外野席のオープンテラスからの眺めはとても開放感があります。ずっとシートに座っているだけでなく気分転換にここまで来て良い雰囲気で試合を見るのも悪くないと思います。加えて、近くにはブルペンがあり投球練習中の投手を見ることもできます。
そして、なによりも芝がとても綺麗です!






この夏を通して様々な球場を視察させて頂きましたが、実はこのカムデンヤーズが僕にとって初めて入るメジャーの球場でした。

一言で表現するならば、マイナーの球場などはいつもと同じ日常の中で行く球場。 つまりアットホーム。規模もそこまで大きいわけでなく、イベントなども手作りな感じがします。

しかし、今回のカムデンヤーズは、非日常的で日頃の空間とは違う球場。つまり特別な感じがしました。球場の造りからして、何もかもが大きく、そして豪華でした。もちろん中でプレーしている選手達もマイナーの選手と比べて上手いのは前提です。だけれども、選手のプレーだけでなく球場の造りからして、ファンを魅了していると感じました。

イベント+スポーツ施設でいかにファンを喜ばせるか、このような事を感じさせられた視察となりました。


NY・インターン 武田雅史


参照:Wikipedia

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