2011年5月5日木曜日

日本発祥スポーツ / ビーチタッチフットボール

LAスタッフの小澤美希子でございます!
今日は米国最新スポーツ情報とは趣向が少し異なりますが、私が社会人になって始めてかなりの情熱を注いだ「ビーチタッチフットボール」というスポーツをご紹介します。

もしかしたらご存知でない方も多いかもしれません。
スピード感ある熱い夏のスポーツです。
ぜひチェックしていただいて7月には湘南平塚で大会もありますので一度生で観戦していただけると面白いと思っていただけるかと思います!

ビーチタッチフットボールは1990年に日本の神奈川県平塚市で生まれたビーチスポーツです。
名前からはよくいろいろなスポーツを想像されますが、一言でいうと「ラグビーとアメリカンフットボールを足して2で割って、そこからタックルを抜いた」ようなスポーツです。
ってあまりイメージできないでしょうか。。?

もう少し詳しくお伝えしますと、

・25m×50mの砂浜の上でプレー
・フィールドには5人対5人
・タックルの代わりに両手でボールを持っている選手にタッチ
・5回タッチで攻守交代
・5回の攻撃権のうち、1度だけアメフトのようにフロントパスが可能
・それ以外はラグビーと同じく後ろパス
・使用するのは楕円形のボール
・試合時間は7分ハーフ
というスポーツです。


タッチをされないようにステップで交わす。
巧みなパスワークで相手を翻弄する。
5回ある攻撃権を戦略的に使って、陣地を進める。
決定的な瞬間にフロントパス。
と、見た目はバスケットボールのように展開のとっても早いスポーツですが、攻撃権をいかに使ってゲインするか、どのタイミングで誰がどう相手DFを引き寄せてフロントパスを有効に使うか、などはほとんどサインプレーで決められていたりします。

もともとはタッチフットボールの派生としてや、ラグビー選手が夏場に足腰を鍛えるために砂浜でやったことがはじまり、などいろいろな説がありますが、正式にスポーツとして開始し、大会が催されているのは紛れもなく、この平塚ビーチです。

またタックルが無いことと砂浜上でのプレーということで時にダイビングタッチによるミラクルプレーが生まれることも多く、女性や子供でも安心して参加できるスポーツなことも特徴ですね。

実際の大会では、「キッズトーナメント」と「レディーストーナメント」、そして「オーバー35」という35歳以上の選手からなるチームによる大会もあるほどです。
IBFA(International Beach Football Assocition)のサイトもぜひチェックしてください。
http://www.beachfootball.com/

7月最終週末には平塚のビーチパークで関東大会と全国大会も開かれますので、日本にいらっしゃる皆様、ぜひ一度生で試合を観てみて、実際のボールなどにも触れてみてくださいね。

ちなみに、私はJOLIES(ジョリーズ)という女子チームに参加しております。
http://www1.r1.rosenet.jp/jolies/

実際にプレーをしたのは2003年から2008年まで。その間に4度の日本一を経験。
その後はOGとしてチーム運営に参加し、昨年はまたも日本一の称号を得ました!!
まだまだマイナースポーツですがだからこそやっている人たちのレベルは割と高い。
みんなこのスポーツに誇りを持って日々練習に勤しんでいます!

これからいよいよ本格的に暖かくなってくる季節の到来!
スポーツで汗を流す。
そんな気持ちの良いお休みを過ごすのも良いですよね。


小澤美希子

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