2014年6月17日火曜日

ロサンゼルス周辺の競馬場  

いつもの野球場やアリーナではなく、珍しく競馬場について書きます。ロサンゼルス周辺にある、競馬場を紹介します。
  • Santa Anita Park(サンタアニタ パーク) 
  • Hollywood Park (ハリウッド パーク)2013年に閉鎖


Santa Anita Park(サンタアニタ パーク)
住所は、285 W Huntington Dr, Arcadia, CA 910071934年10月にオープンした競馬場です。サンガブリエル山がレース場から見渡せることから、最も美しい競馬場のひとつと言われています。
 
アメリカの歴史的な建造物にも指定されています。また、第2次世界大戦中は日本人収容所となっていた場所です。
競馬の祭典として知られる、ブリーダーズカップ2014の開催地となっています。1984年から始まったこの大会ですが、過去に7度(1986, 1993, 2003, 2008, 2009, 2012, 2013)サンタアニタ パークで開催されています。現在、世界最高の賞金額となっている競馬の大会です。2日間開催される大会で、1レースあたりの賞金総額は約1億円から5億円となっています。

ブリーダーズカップについてはWikipediaより
1970年代後半から始まっていた競馬人気の下降を食い止め、アメリカ競馬サークル内に活気をもたらすために創設された。提案者はケンタッキー州ゲインズウェイ・ファームのジョン・ゲインズ。1日に多くのG1競走を行なう競馬の祭典という趣旨の開催である。名称は、創設当時は優勝賞金がブリーダー(生産者)の資本から拠出されていたことに由来する。
特筆すべきは、全ての競走に世界各国のG1競走と比べても比較的高額の賞金が懸けられることである。その多くはアメリカ国内で繋養されている種牡馬の所有者にその種付け料1回分の資金を負担させ、資金を出した種牡馬の産駒のみに出走権を与えることで成立している。一方で登録外種牡馬の産駒の出走には多額の追加登録料が課せられるため、特にアメリカ国外からの移籍馬などは有力と目されても出走回避する例も少なくない。
しかし2011年からは出走に必要な「プログラム」が大幅に変更・緩和され、出走が促される事になった[1]。具体的には以下の通り。
  1. 登録に必要な年間登録費の緩和。北半球の種牡馬所有者は種付け料の50%、南半球の種牡馬所有者は種付け料の25%に。またヨーロッパと南半球では産駒登録が不要になる。
  2. トライアル競走である「ブリーダーズカップ・チャレンジ」の再整備。トライアル競走の勝ち馬は自動的にブリーダーズカップに優先出走権を得られるのは変わりないが、新たに出走に関わる費用(登録費の免除、輸送費用の一部負担)で優遇を受けられる。また北米での産駒にはボーナスとして1万ドルが支給される。
  3. 2011年限定で「北米からの出走資格馬」を増やすため、登録外種牡馬の産駒でも特別登録料を支払えば出走できる制度を整備。


Hollywood Park (ハリウッド パーク)

サンタアニタ パークと並んで1938年開場と歴史のある、ハリウッド パークは2013年に競馬産業の衰退とともに閉場となってしまいました。
ロサンゼルス国際空港から車で10分程の距離にあり、ロサンゼルス・レイカーズやロサンゼルス・キングスが本拠地としていた、The Forum(フォーラム)に隣接していました。 

ご紹介したブリーダーズカップ、初めての開催地に選ばれました。
閉鎖された競馬場は、商業施設として生まれ変わるそうです。現在はハリウッドパークというカジノがあり、カジノで競馬中継を楽しむことが可能です。
競馬場の真上にある建物がフォーラムです。


Santa Anita Park(サンタアニタ パーク)、Hollywood Park (ハリウッド パーク)と並んでDel Mar Racetrack(デルマー競馬場)が西海岸の主要競馬場となっています。
 

金田 友樹(Yuki Kaneda)

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