こんにちは、Southeast Missouri State Universityに在籍している浅野勝成です。
自己紹介でも記述させて頂いたように、私は現在、ヘッドStrength & Conditioningコーチの下で、ボランティアとして働かせて頂いております。月曜日から木曜日の午後2時から5時半と、金曜日の午前6時から午前7時半までがフットボールのトレーニング、月曜日から木曜日の午後5時半からの約1時間と、金曜日の午前7時半からの約1時間は男子バスケットボールのトレーニングのサポートという毎日を送っております。
フットボールのトレーニングは、主にリフティング(バーベルやダンベルなどを用いたトレーニング)や、チューブを使ったトレーニング、Agility Drill(敏捷性を養うトレーニング)、そしてポジション別に60yard(約55m)から100yard(約91m)を何本か走ります。
バスケットボールは、リフティングやチューブ主体のトレーニングです。トレーニング前には、プライオメトリックストレーニングとしてBox Jump(Boxを置き、そのBoxの上に飛び乗るジャンプトレーニング)やSeated Box Jump(Box Jumpとほぼ同じで、座った状態から立ってジャンプして飛び乗るトレーニング)などを行います。
先日、コーチとフットボールのAgility Drillについて話し合う機会があり、「なるほど!」ということを聞くことが出来ました。
その日のDrillは、最初に5つのコーンを使用して、スプリントに加えてバックペダルや、サイドステップ、ターンを取り入れました。コーンを使ったDrillの後、コーチが笛などを使ってスプリントやサイドステップ、バックペダル、ジャンプ、ターンを指示していました。
コーチが仰っていたのは、「コーンを使ったドリルでは、基本的なターンやストップなどの動きを習得するのには良い。しかし、コーンを使うと選手が事前に『次はターンだ、その次はバックペダルだ。』というようになってしまう。実際の試合中では、事前にどんな動きが起こるのかは分からない。だからコーンドリルの後に、コーチ自身が笛などで次の動作を瞬時に決めるドリルを実施する。選手にとっては次に何が来るか分からないし、咄嗟の判断でどのように身体を動かすかを決めなければならない。それが、試合中に必要な本来の動作である。」ということでした。
確かにバスケットボールで例えると、ディフェンスの出方によって、右にターンをするのか左にターンをするのかという判断を瞬時に下すことがとても重要だと思います。選手は、そういった判断と動きを試合時に求められるからです。
より深い知識を付けるためにも、フットボールやバスケットボール用のAgility Drillを自分自身でもでじっくりと考案してみようかと思います。
Southeast Missouri State University
浅野 勝成
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