2011年1月18日火曜日

BCS Tostitos Fiesta Bowl #2


Athletes Dream Management, Inc.ロサンゼルス・スタッフの内藤です。



年が明けて早くも2週間以上が経ちました。ブログの更新が滞っており、大変申し訳ございません。前回のブログエントリー内で映像にてご紹介したBCS Tostitos Fiesta Bowlについて、今回は少し掘り下げてみたいと思います。


Rose BowlOrange BowlSugar Bowlに並び、Bowl Championship SeriesBCS)のひとつに数えられるFiesta Bowlは、今年でなんと40回目の記念大会を迎えました。また、今年はFiesta BowlにとってBCS National Championship Gameの開催年でもありました。もちろん、プロ以上に人気のある米国カレッジフットボールの祭典を開催するという事で、今年Fiesta Bowl Organizationが生み出す経済効果は$400M以上とも言われております。

元々Fiesta Bowl1951年から1969年シーズンまで、Bowl Gameの出場を制限されていたアリゾナ州立大学(ASU)のポストシーズンの出場大会として開催されたのが起源でした。それから19714月、アリゾナスポーツ財団は市民団体及び全米大学体育協会(NCAA)から承認を得て、晴れてFiesta Bowlの活動を開始致しました。当時のFiesta Bowl運営メンバーの1人であったWin Holden氏は、以下のように語っています。「最初からFiesta Bowlが他とは差別化されていたことは、極めて飛び抜けたファンに対する顧客サービスである。我々の顧客が大学フットボール選手やそのコーチ、運営者や来場客、チアリーダーやパレードの参加者であったとしても、誰であろうが関係無い。我々は彼らお客様に、“なんてこった!こんな素晴らしいものは他には無い!”と言わせることだ。」



また、ASUの体育局総括責任者であるLisa Love氏はFiesta Bowlを次のように位置付けているようです。「Fiesta Bowlはアリゾナの地に重要な役割を担って誕生した。Fiesta BowlNational Championship Gameを運営する事で、莫大な利益や恩恵を授かっている。しかし、それらは決してアリゾナ州にとって大きすぎるものでは無い。」

今回でFiesta Bowl OrganizationBCS National Championship Gameを運営して7回目を数えます。Bowl Gameを運営する事で、地域が活性化すること確かです。しかしながら、一方で改善しなければならない問題点も浮かび上がってまいります。次回は2011Fiesta Bowlで浮き彫りになった「改善しなければならない点」をお伝えできたらと考えております。お楽しみに!



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