2013年7月17日水曜日

プロスポーツとチャリティー活動 @アリゾナ


アリゾナ出張中です!

夏のアリゾナは、最低気温45℃・最低気温32℃という、とても暑い日が続きます、
湿度がないため、日陰に入ると涼しく感じますが、それでもとても暑いです。

先日、アリゾナ州フェニックス市にあるUSエアウェイズセンター(US Airways Center)にミーティングへ行ってきました。




このUSエアウェイズセンターは、NBAフェニックスサンズ、WNBAフェニックスマーキュリー、この2チームの本拠地です。

(* WNBA - 女子プロバスケットボール)



サンズ・マーキュリー両チームのチャリティー担当の方と、そのチャリティーの支援先の一つであるユナイテッドフードバンク(United Food Bank)の方とミーティングでした。

試合のある日はこのスタジアムがファンの熱気に包まれます!

今回はチームがおこなっているチャリティーについてのお話でしたが、選手個人でもおこなっている募金や活動もたくさんあります。


フェニックスサンズ・マーキュリーは、主に子供やその家族に対する活動をおこなっているNPO(Non Profit Organization)に対して支援をおこなっていて、その支援先の数は150を超えているそうです。

今日お話を伺ったユナイテッドフードバンクは、包装の痛みなどで市場に出回らなくなった食品を提携した企業や個人から回収して、貧困層の人たちに配給しているアリゾナ州で活動するNPO団体です。

United Food Bank ホームページ
このNPO団体は30年以上続いていて、今では1日に平均45,200食以上・年間16,502,300食以上を供給しているそうです。


アメリカでは、ほとんどのスポーツのイベントや大会などが、チャリティーと関係があるといわれています。

NFL, NLBなどのリーグ全体でおこなっているものや、チームや選手ごとにおこなっているものもあります。広大な国土を持つ国なので、一部の地域で竜巻や伝染病・ハリケーンの被害があると、すぐに他の地域にあるスポーツや団体が率先して動いています。


プロスポーツ選手たちがこういった活動をすることで、地域をより豊かにしていき、ファンや地域の人たちに尊敬されて応援される選手・チームになる。

こういった循環を生み出している事も、アメリカのスポーツが世界一と言われる要因の一つであるのだと、改めて感じました。



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