「立命館大学 産業社会学部」研修10日目、8/14の午後はNBA Phoenix Suns/WNBA Phoenix Mercuryの本拠地であるUS Airways Centerに向かいました。
弊社研修にて何度もお話を頂いているRay Artigueさんや、Phoenix Mercuryによるコーディネートにより、様々な分野のお話を伺うことが出来ました。
35年間スポーツビジネスに携わり続けているスポーツエージェント・Rayさんからはスポーツにおけるスポンサーシップ、スポーツとメディアの関係についての講義。スポーツという産業がどれだけ規模の大きいものであるかを、あらためて実感です。
ゲストスピーカーとして登場したのが、Alvan Adamsさん。
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左・Adamsさん 右・Rayさん
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彼はSunsで名プレーヤーとして活躍しながら、小さい頃から関心のあったという建築をアリゾナ州立大学で学び、引退後にフロント入り。US Airways Centerのリニューアルの際に携わり、現在もUS Airways Centerの施設運営面で手腕を発揮しています。
元選手ならではの、ロッカールームでの様々な施設面での工夫をご紹介頂きました。今回は講義のみならず本プログラムのみの特別な機会として、Sunsのロッカールーム見学の機会もありました。
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選手の方々のロッカー、そのまま各自の持ち物が置かれています |
その中で実例を挙げて頂いた、シャワーの蛇口。身長の高い選手の多いバスケットボール界。彼らの身長に合わせて一般の高さより少し高くしています。ロッカールームの他にも、メディアの方々がプレスルームの中にいても試合の展開が読めるよう、残り時間が表示されるカウントダウン時計が設置されるなどの工夫が様々な場所にあります。
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ロッカールーム内のシャワーは全てこの高さに |
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プレスルームに設置された時計 |
丁度この日の翌日にPhoenix Sunsのロゴがリニューアルされるとのことで、ロッカールームにある現在のロゴもこの日で見納めとなる貴重なタイミングでした。
続いては地域貢献やPRについて。Sunsの財団は、NBAチームの中ではもっとも歴史のある財団だそうです。その活動の一つとして選手のユニフォームなどのメモラビリアをオークションにかけ、その収益を子ども達の支援に活用するという点が紹介されましたが、今回は実際に田臥勇太選手のSuns在籍時のジャージを提供してもらい、その場でじゃんけんにより1名の学生さんにプレゼントされました。
今回はオークションではなくプレゼントでしたが、このようなファン目線でのメモラビリアをゲットした時の喜びと、講義を通してのチャリティー面での仕組み、双方を知ることが出来ました。
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サイン入りです! |
そしてそのままWNBA Phoenix Mercuryの試合観戦…と思いきや、こちらも今回のプログラムでの特別な機会として「試合開始直前のコートで選手のサインボールプレゼント」「選手がコートに登場する際のハイタッチ」この二つのサプライズがありました。
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ダッシュで颯爽と登場 |
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試合開始直前、緊張感溢れるコートでのサプライズ |
NBAと比較するとまだまだ認知度の低いWNBAですが、試合会場はとてもエキサイティング!試合の合間のビジョンやバズーカでファンに向けて配布されるTシャツ、地元の学生やシニア層の方々が登場するチアとなどこれまで学んだスポンサーとの関係性や、地域貢献についての実例をコート間近の席から体感しました。
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「シニアチア」も登場 |
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