2013年2月19日火曜日

経過報告、その2


どうも。編集長と先輩のゴーサインを随分と見逃していました武田です。

今回は前回の続きで野球の代理人事務所での仕事が終わった後の事を書かせて頂けたらと思います。

いざ、自分がスポーツ業界から出てしまうと痛感する事が1つありました。それはやっぱりスポーツ業界って狭き門だという事でした。

ですので、また働き始めるには今後の事も考えてそろそろ日本に帰った方がいいのではないか?ニューヨークとシカゴでも念願のスポーツ関係で働けたしやる事はやった、もう引き際かもしれないと考えたりもしました。
一方でどこか気持ちの中で処理しきれない感情がありました。

それはテニスに対してです。アメリカに居てスポーツ業界で働く事を目標にして今までやってきましたが、テニス関連の事で自分は何もできていないなと。
このまま日本に帰って、自分はこれをやってきたという物はできたかもしれないけど、それはあくまでも自分の中のものであって誰もそんなモノ評価しないし、相手にもされない。自分もそういう事を求めているわけではないですが、ただ一つだけ求める事がありました。

人として筋を通せる人間になりたい。それによって日本に帰ってからも、そしてスポーツとは違う道を歩いていく上でも次のステップが変わってくると思いました。自分が日本に帰るとしても自分自身で納得できるようにしたいだけでした。

ですので、これを際に、私のアメリカ生活最後の挑戦はテニス業界で働くという究極の目標を設置しました。

その目標の為、全米各地、テニスに関わる会社に何十通も履歴書を送ったりしジョブハンティングを開始しました。


しかしながら気合いを入れ直して動いたにも関わらずフタを空けてみると結果は見事に惨敗。スポーツ業界、むしろテニス自体に枠が少ない現状で、やっぱり無理だったのです。

むしろ、無理だという事は始めからわかっていましたが、それを鵜呑みにして何もしないでいる事に自分自身が納得できずにただチャレンジしたかっただけという自己満足の部分もありました。

自分の今までのわがままさを反省したと共に、そろそろ日本に帰る事、そして日々の生活をして行く為にスポーツ業界以外で仕事を探さなくてはいけないなと考え始めました。

と、ここで話が終わっても良いと思うのですが、少しばかりこの話には続きがありました。

では、詳細はまた今度書かせて頂けたら幸いです。


武田雅史




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