2013年7月11日木曜日

環境にも社員にも優しい パタゴニア本社

Patagonia
先日、カリフォルニア州ベンチュラにあるパタゴニア(Patagonia)本社へ行ってきました!

パタゴニアは、サーフィン&アウトドアブランドで、環境に配慮した商品作りや活動をしてる事で知られています。そのため、パタゴニアはサーファーやアウトドア関係者から商品が注目されているだけではなく、世界中のビジネスパーソンからそのCSR(企業の社会責任)経営がとても注目されています。

駐車場には太陽光発電が設置されていて、電気自動車やその充電スタンドもありました。
その徹底した環境への取り組みは、パタゴニアの経営理念から生み出されています。それを書き記した物が会社に入ってすぐのところにありました。

会社の入り口
パタゴニアの経営理念
『Build the best product. Cause no unnecessary harm. Use business to inspire and implement solutions to the environmental crisis.』
(最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。環境危機に警鐘を鳴らし、ビジネスを手段として、その解決へ向けて実行する。)


パタゴニアはこの理念をとても大切にしていて、その理念を学ぼうと企業や学校が多く訪れるそうです。実際にお話を伺った社員の方も「この考え方を多くの人に知ってもらいたい」と何度もおっしゃっていました。

会社は地球のものであるという考えのもと、環境に配慮した商品を作り続けるだけではなく、売り上げの1%を環境保護活動に使っているそうです。

外で談笑するパタゴニアのスタッフたち
パタゴニア社長(右)も気さくな方でした
従業員を大切にしており、「楽しく仕事をする」という意識が社員にもあるそうで、良い波がきたらサーフィンに出かけられるように、フレックスタイム制が導入されています。

社内に充実した託児所やオーガニック料理中心の食堂があったり、スタッフたちが実際にアウトドアを行って、自社の商品に関われるように整備されている社風が見られました。


会社から車で数分のところにはサーファーズスポットがあり、日中は多くの人が訪れてマリンスポーツをおこなっています。

本社隣のサーフィン専門店

本社併設のショップ

社会に貢献する社風が社員にも浸透していて、パタゴニアの社員もそれを感じながら仕事をしているように見えました。
スポーツ産業が社会に貢献している一つの例として、とても学ぶことの多い訪問になりました。このように弊社ではスポーツ施設はもちろん、スポーツ関連企業への訪問・打合せも積極的に行っています。

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