アメリカプロバスケット界にデビュー!?—アップルスポーツカレッジ研修１日目—

　真冬の日本海側の空は鉛のように重くて低いそうですが、そこからバスと飛行機を乗り継ぎ、26時間かけてたどり着いた先は、青く澄み切った空が広がるロサンゼルス。

　長旅の疲れと時差ボケを引き連れつつも、１年生34名とご引率の先生お二方による新潟県はアップルスポーツカレッジの研修は空港到着後から早速スタート。まずはアメリカ・エンターテイメントビジネスの聖地ハリウッド周辺を散策。お決まりのチャイニーズシアターでランチを楽しみました。

　その後は高級ブランド店がひしめくビバリーヒルズのロディオドライブへ。ひとときの間、アメリカでも有数のセレブが暮らす街で優雅な気持ちに浸りました。

　宿泊先のホテルにチェックインし、本日最後の研修であるNBAディベロップメントリーグ(Dリーグ)に。まずはレイカース傘下ロサンゼルスDフェンダーズのセールス＆マーケティング担当ベニー氏によるビジネス講義を受講。場所は試合会場でもあり、レイカースの選手達が練習するトヨタスポーツセンター。内容はアメリカプロバスケットボール界におけるDリーグの位置付けや価値に始まり、クラブの売上UPに向けた具体的な取り組みに及びました。たくさんの質問も飛び出し、約１時間があっという間に終了。

　アリーナで夕飯をとった後は、いよいよお待ちかねの試合観戦に。DリーグといえどNBA経験者も多く存在するチーム同士の対決。レイカースGMの「御前試合」という事もあり、競技はまさに迫力満点(ちなみにレイカースのGMはDフェンダーズのホームゲームは全て観るそうですよ)。まさに目の前で繰り広げられる本気の戦いに、あっという間に魅了されました。


　そして、この日はゲームだけでなく、特別な体験もチームに用意してもらいました。まずはタイムアウト中のフリースローゲームに学生さん2名が登場！大歓声の中、半分以上のシュートを成功！さすがバスケット専攻科の学生さん!!


　2つ目は、ダンスタイムにこれまた２名の学生さんがチャレンジ！ネクタイを頭に巻いた「イッツ・ジャパニーズ・サラリーマン」ダンスが会場から爆笑をゲット!!女子学生の笑顔とエネルギー溢れるダンスも大人気!!アメリカ人からの拍手喝采を浴びました。

　3つ目は、シュート対決に２名の学生さんがチャレンジ！エンドラインからヨーイどんでスタートし、床に広げられたユニホーム、パンツ、シューズを順に身につけて行きます。そして最後は反対側のゴールに向かってレイアップ！なんと女子学生さんのシュートが見事ゴールネットを揺らしました。

　4つ目は、試合終了直後のボール贈呈にご引率の先生が参加。見事逆転で勝利を収めたチームの選手からコート中心で直接サイン入りのボールをプレゼントされました。

　最後5つ目は、選手サイン会＆トロフィー記念撮影会に全員が参加！今までコートで活躍していた選手達がアップルスポーツカレッジの皆さん全員にサイン。さらに、レイカースがスリーピート(NBA３連覇)を達成したときのラリー・オブライエン・トロフィーと記念撮影も。まさに夢のような特別な時間を過ごし、長いながい一日目が無事終了しました。

　アップルスポーツカレッジの皆さん、今夜はゆっくり休んで明日からのプログラムに備えて下さいね！