2013年10月21日月曜日

お宝!スポーツカード 〜北米4大スポーツ〜


4大スポーツシリーズ 〜第3弾 〜

高額なスポーツカードを紹介

現在、アメリカをはじめ日本でもたくさんの種類が発売されているスポーツカード。その起源は1909年から1911年にかけてアメリカンタバコカンパニーが発売していたタバコのおまけとして同封されていたものである。当時のタバコのパッケージはとても薄く折れやすかったため、補強として厚紙が挿入されいて、その厚紙に野球選手を印刷したものが初めてのカードとされている。


スポーツカードで1番有名で歴史があるのは「ベースボール」!

1位 Honus Wagner 1909-11 T-206  【$2,800,000】

最高のショートストップのひとりである。

2位 Babe Ruth 1914 Baltimore News SGC 【$517,000】

「野球の神様」で国民的ヒーロー。

3位 Joe Doyle 1909-11 T206 【$329,000】

ライズボールをなげるニューヨーク・ハイランダーのピッチャー。



2番目に高額なカードが登場するのは「フットボール」

1位 Bronko Nagurski 1935 National Chicle 【$240,000】

1930年代に活躍した選手で、カードの価格がこの10年で3倍のなっている。

2位 Sid Luckman 1948 Leaf (yellow background ) 【$71,800】

1943年にMVPに輝いたクォーターバックで、1965年には殿堂入りしている。

3位 Charles Bednarik 1948 Leaf 【$38,600】

タックルが有名な選手。背景が黄色のバージョンが希少価値が高いものである。


3番目は「バスケットボール」

1位 George Mikan 1948 Bowman 【$218,500】

「ミスター・バスケットバール」の称号が与えられた偉大な選手で、当時としては身長208cmはとても大きな選手であった。

2位 Michael Jordan 1986 Fleer 【$82,000】

バスケット界のスーパースター。通算得点歴代3位の29,292点。

3位 Oscar Robertson 1961 Fleer 【$25,800】

1961-62シーズンを通してトリプル・ダブルを唯一達成した選手である。




最後に「アイスホッケー」

1位 Wayne Gretzky 1979 O-Pee-Chee 【$94,613】

「ザ・グレートワン」の異名を持ち、1シーズンに200得点を記録した唯一の選手。Edmonto Oilers のルーキーカードも【$94,000】の価値がある。

2位 Bobby Orr 1966 Topps 【$47,600】

ディフェンスの選手として唯一得点王のタイトルを獲得。31歳で引退し、当時最年少で殿堂入りを果たした。

3位 Gordie Howe 1951 Parkhurst 【$17,980】

「ミスターホッケー」として知られているプレーヤー。1940年代から80年代の5つの時代でNFLでプレーし6度MVPを獲得した。





なぜ歴代1位のホーナス・ワグナーのカードだけがこんなに高額になっているのか?

ワグナーが素晴らしい選手であることはもちろんだが、当時非喫煙者の彼がカードになっていることを嫌った為、販売の停止と回収を行い、現存するがカードの枚数が非常に少ないことがひとつの要因とされている。60枚程しか現在確認されておらず、その保存状態がいいものはとても稀であり、多くは色が落ちていたり、変形しているものがほとんどである。


昨年アメリカの民家から大量のカードが発見される(約2億円相当)ニュースがあった。更にこのカードの保存状態がよくオークションに出品されば高値がつくことが予想させていて、まさに夢のような話である。


Yuki Kaneda (金田 友樹)

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