2011年4月21日木曜日

スポーツと音楽

前回のブログ更新から少し時間が経ってしまいました。
前回のブログは私が組織&運営した募金活動に関することでした。最終的に募金活動を通して、4,026.80ドルもの義援金を集めることが出来ました。10日間の募金活動は、大成功の内に終えることが出来ました。


インターンも残す所、3週間となりました。今は、嬉しいような悲しいような気分です。
最近ミズーリでは、ストームやトルネード警報が頻発するなど、不気味な天気が続いています。昨日行われた野球の試合も8回途中でトルネード警報発令のため、コールドゲームとなってしまいました。


今回のブログでは、インターンの仕事の中で、私が責任を持って任されている業務を紹介したいと思います。


私は大学スポーツの試合中にDJとして音楽を流しています。
試合中、私の判断でどの曲を流すかが決まるのです。
私が使っているソフトウェアは「Sports Sound Proというものです。


現在、野球とソフトボールの試合でDJを任されています。
野球は試合開始3時間前、ソフトボールは試合開始2時間前から音楽を流し始めます。これは、それぞれのコーチの意見を取り入れて決めたことです。


私は、それぞれのスポーツに対してプレイリストを作っているのですが、野球にはロックなどの曲を中心に、ソフトボールは最新の曲を中心にして作っています。コーチや選手の要望に応えられるように、常にインターネットで良い曲がないかリサーチしています。また、3時間前から試合会場にいるため、自分の好きな曲も入れています。


曲をダウンロードして、歌詞をチェックし、不適切な言葉が入っているのであれば、これを編集しなければなりません。クレームが来ないように慎重に1曲ずつ完成させて行きます。


シーズンが始まる前には、全ての選手から打席に立つ前に流す曲のリクエストを受け付けます。シーズン途中で選手が他の曲をリクエストすることも少なくありません。時々、試合開始直前にリクエスト曲を変更したいと申し出る選手もいます。


イニングの間に流す曲は最近の曲から野球関連の曲まで幅広いジャンルを揃えています。もちろん7回裏には、アメリカでは御馴染みの「Take Me Out To The Ball Game」を流します。


他のオフィスにいる人達も時々試合前に流す曲をリクエストして来ます。全て私の判断で選曲することが出来るので、とても楽しい仕事です。


DJはただ曲を流すだけではなく、試合とファンを盛り上げるための曲を瞬時に選んで流すことが重要だと感じています。選手の動きや試合の流れを読むのもDJの大切な仕事の一つであると私は思っています。


プロスポーツ観戦に行くことが多々あるのですが、その時にはスタジアム内でどういった曲が流されているのか、こんな場面ではこの曲を流したほうがいいな、などと常に考えながら試合観戦している自分がいます。もし曲名が分からない時にはiPhoneの力を借ります。「Shazam」というアプリを使って曲名を調べる事が出来、調べた曲は必ず家に帰ってから確認するようにしています。


アメリカスポーツの現場で勉強する毎日です。残りのインターン生活を楽しみつつ、悔いの残らない時間を過ごしたいと思います。


日笠雄平
Southeast Missouri State University

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