2013年11月16日・17日にカリフォルニア州フレズノでも
日本の野球の独立リーグBCリーグトライアウトが行われていました。
会場となったのはサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下3Aフレズノ・グリズリーズのホームスタジアム、チャクチャンシー・パークです。
(チャクチャンシー:ネイティブアメリカが経営するカジノ。ネーミングライツは2002年から15年で16億ドル)
訪問したのは17日の日曜日で試合形式でトライアウトが実施されていました。
BCリーグだけではなくワールドチャンピオンのレッドソックスのスカウトも球場に居ました。
トライアウト参加者はマイナーリーグでプレーしていた選手、大学を卒業したばかりの選手など様々です。受験している選手に共通していることは、”野球を続けたい”という気持ちだけです。
私はスタンドで観戦していた1人の男性と会話をしました。彼は受験している選手の兄でした。子どもの頃に地域の選抜に選ばれ日本でプレーした経験があるとのことでした。彼もチャンスがあれば受験して日本でプレーしてみたいと語っていました。
このように、子どもの頃の経験から日本に対していい印象を抱いているアメリカ人選手がいるのだと感じました。アメリカでトライアウトを実施することや選抜試合などアメリカと日本両国のつながりが生まれるのだと感じました。
スタンドには家族や恋人が試験を見守っていました。2013年1月に訪問したNFLのコンバイン(トライアウト)同様に家族ぐるみで挑戦するんだという雰囲気が伝わってきました。観客の数としては多くはなくても、身内の選手が登場すると大きな声援を送っていました。
今回受験した選手のなかから日本で活躍する選手が出てくることを願っています。
金田 友樹(Yuki Kaneda)
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