2010年8月3日火曜日

From There to Here


不安を抱えながらも単身米国へ渡り、スポーツという分野で夢に向かって努力し続ける学生さん達を、ADMは応援しています。言葉や文化の壁に苦しみながらも、自らの目標達成に向け、歩みを止めない彼らの奮闘振りを、ADM Staff Blogを通して多くの方々へお届けしたいと考えています。また、現役でスポーツビジネス、アスレチック・トレーニングを専攻している学生さん達が、米国大学・大学院ならではの実践経験を重んじる授業内容や現地生活情報について、ADM Staff Blogから発信することで、これから留学を考えている日本の皆さんに、本当に役に立つリアルな情報を提供したいと考えています。

今後は、ADM Staffが綴るスポーツビジネス大国・米国での「リアルな現場話」と共に、全米中に散らばる熱い心と高い志を抱く学生ブロガーによる「リアルな米国大学情報」を発信して行きます。引き続き「スポーツマネジメント from USA」をご愛読の程、宜しく御願いします!(ADM Staff一同)






いつからだろう、右側車線に慣れ、授業では最前列の席に座り、空港で迷うことなく乗り継ぎできて、世界中の友達が作れ、英語でばか笑いできるようになったのは。 アメリカに来て既に丸4年。未だに見えない敵と戦い、見えない何かを追い続けてる毎日。 Athletic Trainerを目指し踏み入れた未開の地。今の自分が自分であって、この先の自分が自分であるために僕はアメリカという広大な大地で今日も背伸びで上を見る。 


遠い昔のような気もするが、4年前。僕はアメリカの地を踏んだ。日本で存分に好き勝手生き、外のことを何も知らない自信過剰な男は新たな人生を、新たな地で始めようとしていた。アメリカへ持ってきたもの、日本で高校時代に培った“自信とプライド”。それだけ。「これさえあれば、俺はやってける!」友の前で大口叩いて日本を発ったものの、“自信とプライド”。 門出にあたってこれほど不必要なものはこの世にない。


留学1年目、英語もままならず友達もできず、Athletic Trainerどころの話ではなかった。自信も勇気も全てを失った1年目。思い返せばつらい日々ではあった、がしかし、全てが今の自分に生きているのは確かだろう。そのどん底から這い上がる時に必要なもの。英語でも、お金でも、プライドでもなく、こころである。 倒れても立ち上がる負けないこころ、負けたくないこころ。それ1つさえあれば、全て乗り越えれる。英語も後からついてくる。差別にだって負けたりはしない。どん底を知って這い上がってくる者がなぜ強いかというと、一本筋の通ったこころを持ってるからだと、僕は信じている。

【リーダーシップ・カンフェレンス時撮影のフロリダの海に映える夕焼け】

2009年にアメリカ・プロサッカー(Major League Soccer)のKansas City WizardsにてAthletic Trainingのサマーインターンを経て、今年2010年の5月にCollegiate Sports Medicine FoundationのAthletic Trainingリーダーシップ・カンフェレンスにて全米で20人のリーダーの1人に選出され会議に出席し、ただ今アメフトことNFLのデトロイト・ライオンズにてサマーインターン中のアーカンソー州Henderson State Universityに通いAthletic Trainingを専攻している、K. Kawataこと川田圭介が綴る、やる気がある者へのエール。

【デトロイト・ライオンズ練習現場】

まだまだ未熟で失敗だらけの人間ですが、以後お見知りおきを。

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