3日ほど前にBusinessWeekにて「Power 100 2010」という2011年最も影響力のあるアスリートのトップ100が発表されました。本日はこのニュースについて取り上げたいと思います。
このランキングはCSE(http://www.groupcse.com/)の協力によって作成されたものです。ランキングはアスリートの競技での活躍を50%、競技外での活躍を50%反映して、総合的な側面から判断して順位が決められています。
以下のチャートは判断基準の内訳になります。
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*BusinessWeekより引用 |
次にありますチャートは2011年の影響力のあるアスリート100人になります。
1位~25位
26位~50位
51位~75位
76位~100位
*BusinessWeekのランキングを基にチャートを作成。
また、以下のチャートは年代別ランク入り選手数とスポーツ別ランク入り選手数になります。
年代別ランク入り選手数
スポーツ別ランク入り選手数
このランキングをまとめてみると、
• 100人のうち5人が女性アスリート
• 平均年齢は30.18歳
• New York Yankeesから最多の5人がリスト入り
• Power 100の2010年の平均年収は$15.9 million
• Top 10の平均年収は$26.7 million
大きな動きとしては、タイガー・ウッズがスキャンダルの影響から順位を昨年の1位から3位に落としていること、昨年のバンクーバーオリンピックで活躍したショーン・ホワイトやリンゼイ・ボンなどが大きく順位を上げていることでしょうか。また、MLB選手が26人ランクインしているものの、アルバート・プホルスの9位が最高で、30位以内には3人しかランクインしていないということで、競技と商業的な影響力を兼ね備えたメジャーリーガーが不足していると言えるでしょう。
このランキングの興味深いところは、順位と年収が必ずしも比例しているとは言えないことです。例えば、エイリアン・フォスターは今シーズンのNFLのリーディングラッシャーを獲得するという活躍が認められて22位にランキング入りを果たしています。逆にMLB最高年棒のアレックス・ロドリゲスは81位に甘んじています。ちなみに日本で最も影響力の強いアスリートであるイチローはランキング入りしておりません。
常に競技において力を発揮することはもちろんのこと、スポンサーやファンからの支持を得る事ができるような人間性という部分もこのランキングでは非常に重要でしょう。今年ランキングが下がってしまったタイガー・ウッズやレブロン・ジェームズが、来年のランキングでは持ち直すかどうか注目です。
石川 拓道
【参照】
BusinessWeek: Power 100 2010